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先進国で一番勉強しない日本人  〜勉強しなければ社会の底辺に甘んじる理由〜


突然ですが、皆さんは勉強していますか?


ちょっと前の話ですがNewspicksでこんな記事が出ました。

「先進国一、勉強しない日本の会社員に明日はあるのか?」
https://newspicks.com/news/2647674/

25歳以降の高等学校への入学者の割合を調べたものです。

スクリーンショット 2018-12-07 17.25.36.png
スクリーンショット 2018-12-07 17.25.46.png


他の先進国に比べて大きく遅れをとっています。

まあ、「高等学校に入る=勉強する」ではないのですが、
日本人が勉強しないというデータは様々なデータが示しています。


「日本人の知的好奇心は20歳ですでに老いている」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/20-12.php


社会人と言われていますが、
大学生の段階から勉強しないというデータもあります。

https://toyokeizai.net/articles/-/13540

僕も大学の時、日本人の大学生の授業街の勉強時間は
20分かそこらというデータを大学の先生に見せられた記憶があります。

欧米圏から来た留学生が

「日本の大学は遊んでて単位がもらえるから楽勝だよ。
 だから日本に来たんだ」

と言っていてがっかりした記憶があります。


皆さんも日本人の不勉強ぶりは
どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。


僕は日本人の不勉強ぶりこそが
日本衰退を招いている主因だと考えております。


なぜなら今の時代に勉強しないということは即没落を意味するからです。


理由を説明します。


昔は不勉強でも高度経済成長が雇用を生み出していたため、
就職できました。


就職した後も年功序列で能力がなくても出世、昇給していました。


そうやってレールに乗るために何も考えずに学校に通い、
出席と単位を取って卒業すれば安定した人生が送れたのです。


しかし、今はそうじゃありません。

高度経済成長のおかげで国内のモノやサービスが飽和し、
企業間による価格競争が起きています。


その結果賃金が押し下げられるか、リストラ、もしくは
長時間労働で補う形になりました。


長時間労働の結果、日本人は勉強できなくなったのだと考えられます。


また、勉強したところで昇給に結びつかないという
動機付けの問題もあるかもしれませんし、

資本集約型の産業で大成功したため、人を人材ではなく
労働者として扱う機運が定着してしまったのかもしれません。


しかし、今はクリエイティブ資本型の時代です。


つまり勉強したことがすぐに結果に結びつくのです。


具体的には自分が学んだことをブログやSNSを通じて発信しフォロワーを増やす、
プログラミングを学びアプリ開発をしてリリースする、
動画編集技術を学んでYoutubeで発信する、

と言ったことが挙げられます。


勉強と言っても学校でやるような数学などでなくても結構です。


写真の勉強や編集を学んでinstagramやPIXTAで発信してもいいのです。

自分の好きな勉強をすることで収入を増やせるチャンスがあります。


特に今は変化が激しい時代なので意識的に学ばなければ
新しい便利なことが吸収できず、大きく遅れを取るでしょう。


勉強しないことがいかにもったいないか分かったと思います。

毎日学び、進化しましょう。

それでは!


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2018.12.05 | コメント(0)

読後 『日本語教師のためのCEFR』 奥村三菜子  〜21世紀のカリキュラムの在り方〜


前回記事まではCEFRの概要と成り立ちについてまとめた。

今回はCEFRに基づいた実際の授業例を紹介し、
最後に著者自らの授業案を述べる。


『日本語教師のためのCEFR』 奥村三菜子


『SNSで外国語をマスターする冒険家メソッド』 村上吉文



CEFRはガイドラインであるため具体的なカリキュラムや教授法が
定められているわけではない。


学習者は社会で行動する者であり自ら課題を設定し、
教師はその課題を解決するために並走する役に回る。


したがって学習者の数だけカリキュラムが存在し、
学習者も教師も常に考え続けなければならない。


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本書では『みんなの日本語』を使った授業例が紹介されている。

まず練習Cや会話を聞き、どのような場面で
どのような文型や語彙が使われているかを確認する。


これにより学習した内容がどの場面で使用されるのかが明確化し、
練習A、B、Cと順番に進むよりも学習者の動機付けにもつながると考えられる。



また、読解教材として法務省のHPを使い、ビザ申請手続の方法を
学ぶ方法が挙げられているが、
日本国内の留学生にとっては必要不可欠な作業であるため
実用的で有意義な試みと言えるだろう。


<CEFRを元にした著者の授業案>


現在主流となっている「みんなの日本語」は学習者の多くが
漢字圏であった時に制作された。


しかし、現在日本語学校に在籍する学習者は非漢字圏の学習者が
その多くを占めてきている。


その多くがアルバイトで稼ぐことを目的として来日した出稼ぎ留学生であり、
従来のような受験を目的としたカリキュラムで
対応できなくなっているのは明白である。


彼らは日本で仕事をして生活する上で様々な問題や課題を抱えている。


したがって学習者を「社会で行動する者」として捉えるCEFRの概念は
有効だと考えられる。


彼らの共通の課題は日本で生活することであり、
特に日本語もおぼつかない学習者はいい職に恵まれず単純労働要員となる。


景気の悪化により職を失えば語学ができない彼らが
再び職を得るのは日本人以上の困難が予想される。


既述の通りこういった諸問題はICT教育を施すことにより解決できる。


案としてブログやYoutubeまたはSNSを通して日本語で
情報発信することが考えられる。


自らの留学生活を日本語で発信し続けることでフォロワーや評価もつき、
一定数のフォロワーがつけばマネタイズも可能となる。


したがって従来のように教師に評価をしてもらうのではなく読者やフォロワー、
視聴者に評価してもらう形になるが、フォロワーや評価、PVやコメントの増加、
マネタイズは学習意欲向上が期待できる。


また、最近のSNSやICT機器には文法の自動訂正機能や予測変換機能は
非漢字圏の学習者や文法が不得手な学習者にとって有用である。


また、日本語が苦手な学習者はソフトウェア開発などを学べば
日本に居住しながら自国の仕事を受注することができ、
日本語が必要な作業は日本語ができる学習者に頼ることで解決する。


語学は学習者の母語や能力によって習得が左右されるため、
どうしても習得に差が出る。


そんな中、語学ができない学生をいかに日本社会の一員として認め
人間らしい生活を送らせることができるのかが課題となる。


好むと好まざるに関わらず日本も多文化共生社会に突入している。

実習生の問題は解決されないまま、
政府は5年間で30万人の外国人単純労働者受け入れを表明した。


今まで以上に問題が噴出することが予想される。


そんな中多様性と行動中心アプローチを尊重したCEFRは
有用な概念になってくるだろう。


今後のCEFR研究の成果に期待したい。

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2018.12.04 | コメント(0)

読後 『銃・病原菌・鉄』 ジャレド・ダイヤモンド  〜欧米が新世界を侵略できた理由〜


ジャレドダイヤモンド博士の『銃・病原菌・鉄』の書評の続きです。

『銃・病原菌・鉄』 ジャレド・ダイヤモンド


前回記事

読後 『銃・病原菌・鉄』 ジャレド・ダイヤモンド @ 
〜なぜ近代以降世界に覇を唱えたのが欧米なのか〜
http://hayato55.com/article/184424860.html?1538808859

読後 『銃・病原菌・鉄』 ジャレド・ダイヤモンド A 
〜人類は食料生産をいつどこで始めたのか〜
http://hayato55.com/article/184597214.html?1542009749

読後 『銃・病原菌・鉄』 ジャレド・ダイヤモンド B 
〜なぜメソポタミアで食糧生産が始まったのか〜
http://hayato55.com/article/184924708.html

読後 『銃・病原菌・鉄』 ジャレド・ダイヤモンド C 
〜なぜユーラシア大陸が先に発展したのか〜
http://hayato55.com/article/184937001.html


<欧米が新世界を侵略できた理由>

ヨーロッパ列強が圧倒的軍事力を用いて南北アメリカ大陸を侵略した。

一般的な歴史的事実としてそう教えられるが、正確にはそうではなく
ヨーロッパ人がやって来る前にユーラシア大陸から伝わった病原菌で
南北アメリカの先住民はほぼ絶滅していた。


例えば北米大陸には2000万人の先住民が生活していたが、
ヨーロッパからの伝染病によって95%が死滅したと推定されている。


1520年一人の奴隷がメキシコにもたらしたウイルス、天然痘の大流行により、
当時2000万人だったメキシコの人口は1618年には160万人に減少した。


ヨーロッパからの移住者はほぼ無人だった土地を支配したことになる。

感染症というものは集団生活を送る先住民の間で発生し、
多大な被害をもたらす。


ヨーロッパでも当然、感染症による死傷者は出たが、繰り返し
発生するうちに体内に免疫ができていった。


アメリカ大陸ではヨーロッパ人と接触する以前はユーラシア大陸発の
感染症に感染した経験がなかったためなすすべなく被害が広がっていった。


特に人口密度の高い先住民の間ではその被害は甚大だった。


しかし、奇妙なことにユーラシア大陸からの病原菌がアメリカ大陸に
破滅的な被害をもたらしたが、反対にアメリカ大陸発祥の病原菌が
ヨーロッパ人へ被害をもたらした例が確認されていない。


ヨーロッパ人と接触する前インカ帝国やメキシコでは
過密な人口密度を支えるほど高度な文明が発展していた。


過密な人口から病原菌が発症し、流行し、ヨーロッパ人に
感染しても不思議でないはずだがその例がほぼないのである。


それはなぜだろうか。

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その疑問は人間がかかる病原菌の発症元をたどれば解ける。


即ち人間に感染する病原菌は群居性を持つ動物が家畜化された際、
それらの動物が持っていた菌が変化し感染したものである。


前に触れたように家畜化された動物の全てが
ユーラシア大陸に住んでいたため、先に感染して免疫を作ることができた。


こうして軍事力というよりも免疫力によって差をつけた
ヨーロッパ人が新世界に対して圧倒的優位に立ち、
ほぼ無人化した新世界を征服していったのである。


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2018.12.03 | コメント(0)
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