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若手日本語教師はキングコング西野に学べ  〜競わず自分だけのフィールドを見つけよ〜


独立して自由な時間ができたのでYoutubeの視聴時間が増え、先日キングコング梶原ことカジサックの動画を見ていました。

【登録者90万人記念】キングコング西野さんが部屋に来てくれました
https://www.youtube.com/watch?v=svsAhn7PdHU

この動画は相方の西野氏をゲスト出演していた時の動画です。

西野氏は現在、芸人はほぼ引退し、絵本作家として絵本を執筆したり、画家としてニューヨークで個展を開いたりとマルチな活動で活躍の幅を増やし、今や大成功を収めています。

この動画ではなぜ彼が大成功を収めたのかその秘密が語られています。


この内容が日本語業界や一般社会の人にも有益な内容だったので今日はシェアしたいと思います。

西野氏の今の活躍の原点は20代で当時「はねるのトびら」という民放番組でも視聴率ナンバーワンをとっていた番組でレギュラーを務めていた時のことだそうです。

その時に急に「ひな壇はでない」と発言し、これが炎上したそうです。

「ひな壇でないって芸人失格」「もう芸人やめろ」など激しい非難にさらされたということです。


しかし、実はこの発言は西野氏なりの策略に則ったものであり、事実この判断が吉と出て大成功につながり、今の彼の活躍があるのです。

どういう考えだったかというとそれまでのテレビは地デジ移行に伴い、薄型大画面、家族みんなで見るスタイルが主流でした。


大画面なので番組の登場人物が多くても見やすく、賑やかな感じが伝わっていたので「ひな壇芸人」というのは時流に適った芸風でした。

<ホスファチジルセリン>
シナプスが繋がりやすくなり、ひらめきや思考力、学習効果の高まりが体感できました。



しかし、同時に当時はスマホが登場したばかりの時でもありました。

西野氏はこれに注目し、スマホでテレビを見るようになれば登場人物が多いと小さな画面では見にくくなり一人一人にスポットが当たることは難しくなり、ひな壇芸人の居場所がなくなっていくとそう考えたそうです。


そしてもう一つ、当時「はねるのトびら」など高視聴率番組をいくつも持っていたにも関わらず、自分たちがスターになったという感覚が全くなかったそうです。


それもそのはずで西野氏を始めとした当時の若手メンバーはビートたけしや明石家さんま、ダウンタウンなどが創った道をそのまま踏襲しているだけであることに気づいたのです。


このままその道を進んでも最初にテレビでお笑いを確立した人たちの二番煎じで、高い志を持つ西野氏は自分で新たな場所を作らなければ新しいものは生まれないし、先輩たちを超えることはできないと判断したそうです。


現に今のテレビはいまだにビッグスリーやダウンタウン、ナインティナインなどのテレビで笑いを確立した大御所、または老害が幅を利かせており、新たなスターはほとんど出てきていません。


そればかりか若手芸人はほとんど出番がありません。


また、そもそもテレビの視聴率自体も下がってきており、将来テレビで仕事がそこそこもらえるようになったところでその頃にはテレビが完全にオワコン化しているかもしれません。


それらの事実に気づいて西野氏は絵本作家や個展を始め、数年後に全く違う畑で大成功したのです。


そして彼に遅れること数年、相方のカジサックこと梶原氏も西野氏の意図を理解し、Youtubeというフィールドを見つけて毎日更新を続け、公約通りのチャンネル登録100万人登録を達成しました。


西野氏は著書の中で次のような言葉を記しています。

「他人と競った時点で負け。自分だけの競技を作れ」

<革命のファンファーレ>




キングコングの二人の行動は多くの日本語教師が参考にすべき点が多いと思います。

なぜなら、今の若手の日本語教師の状況はテレビの若手芸人に酷似していると思うのです。

・国内の日本語学校がこれから縮小し、日本語教育の市場が縮小している。
・教室授業からスマホによるネットコンテンツへの移行が始まっている。
・ベテランの猛者や老害の先生たちが幅を利かせている。


僕も養成学校時代、すごい日本語教師の先生に出会いました。

テレビの取材も受けたことがあるほどの先生で毎時間わかりやすいことはもちろん、授業の切り口や発想が斬新で興味をひく内容ばかりで、その先生の授業がある日は通学時間中から心躍るほどでした。


しかし、同時にその人の収入や暮らしぶりを知った時は少なからずショックを受けました。

10年以上、毎日試行錯誤を重ねてスキルと知識を向上させてたったそれだけの報酬しか得られないのかと。


その時僕はその先生と同じ土俵で戦っている限り、絶対に勝てないし、勝ったところで大した報いは得られない、ならば日本語教師以外の何かのスキルを習得しなければならないと危機感を強めました。


特に若い日本語教師の先生に伝えたいのですが、今のまま教室授業のためだけの知識や技術を身につけていってもその先には明るい未来はないということです。


ベテランの先生に追いつこうと努力してもそんなすごいスキルを持ったベテラン先生に限って毎日勉強してスキル向上に努めています。

その先生たちを追い越すのに何年かかるのでしょうか?

追い越したところでそれに見合った報酬が得られるでしょうか?


僕が養成学校で出会った先生を見れば容易に想像できるはずですし、このまま特殊ビザが創設されて出稼ぎ留学生に頼っていた学校が減り、教室授業の場が減って行けば当然ベテランの先生が優遇され、今の状況と環境で頑張るのはますます困難になるでしょう。


こんな記事を時間を割いて読んでくれているあなたはとても向上心がある方だと思いますが、その向上心と時間とリソースを別のところに割いて欲しいのです。

ぜひ教室以外の自分に適した戦場を見つけることに時間を割いて有意義な頑張り方をして欲しいのです。


以下は西野氏の言葉です。

「過去の常識にしがみつくな。その船はもう沈む。逃げろ。」


今や日本語業界、いや日本社会は沈みゆくタイタニックです。

繰り返しますが、今の環境でいくら頑張っても報われることは困難なので、沈みゆく船に頼るより自力で泳ぐ体力を身につけましょう。


最初は怖くても小さくてもいいので一歩踏み出してください。

自力本願で頑張る人にのみ助けが来て新しい未来が開けていきますからね。

それでは!


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2019.09.16 | コメント(0)

これからの日本語教育の話をしよう 〜日本語教師大失業時代をどう生きるか?〜


今日もTwitterやブログでいつも議題に挙がっている

日本語教師の待遇問題です。

なんども言っていますが、日本語教師の給料は上がりません。

いえ、それどころか日本語教師の雇用はこれから激減するでしょう。


残酷な現実で受け入れられない人もいると思いますが、
事実に基づいて説明していきます。

<ホスファチジルセリン>
シナプスが繋がりやすくなり、ひらめきや思考力、学習効果の高まりが体感できました。




要因は以下の3つです。

1. 特殊ビザ創設
2. グローバル化による格差是正
3. ネットによるコンテンツが台頭


一つずつ見ていきましょう。

1. 特定ビザ創設

日本語教育関係者はご存知だと思いますが、昨年の改正入管法によって
日本でも正式に外国人単純労働者が受け入れられることが決定しました。

これによって多くの日本語学校や企業を支えていた出稼ぎ留学生が
制限されることになり、現に国内の留学生のビザもオーバーワークが原因で
次々にビザが取り消されています。

それに伴って先生のコマや先生自体が大幅に削減されています。


出稼ぎ留学生に支えられていた日本語学校とその先生たちは
コマ数と人員削減を迫られることでしょう。


2. グローバル化による格差是正

1の理由があっても単純労働ビザ創設が決まったわけで世界から
日本を目指してくる外国人労働者がいるので安心だと思う人もいるかもしれません。

確かに日本と途上国の賃金格差があった時代は日本に出稼ぎに来て稼いだ金を
1万円でも祖国に送金すれば数ヶ月後にまともな家が建てられていました。


しかし、近年グローバル化によって日本と世界の賃金格差が縮小し、
日本に来る旨味が減ってきています。


うちの学生にはベトナム人の学生が多いですが、
ベトナムのハノイに至っては日本人と変わらない給料をもらっている人も多くいます。


タイの日本料理店なんて日本の価格より割高なところも多くあります。


今後グローバル経済格差が縮小するにつれ日本に来る労働者は
減っていくのは自明でしょう。


3. ネットによるコンテンツが台頭

これもいつも言っていますが、今の時代わざわざ来日せずとも
ネットで自分で勉強することができます。


今までも「歌だけで全て日本語を覚えました」なんて人もいたぐらいですから
今後ネットコンテンツが充実していけばネットだけで
日本語を学習していく人はもっと増えていくでしょう。


これらが日本語教師がいらなくなっていく要因です。


日本語教師は高度な知識と技術を要するので時給を上げるべきで
そうじゃなければ辞めるべきだと言っている人がいますが、
日本語教師の椅子がなくなれば働く場所があるだけマシという事態になり
ワープア教師が増殖するでしょう。


じゃあどうすればいいかというと自分のノウハウをYoutubeや
Facebook ページ、Instagramなどの媒体を使って発信し、フォロワーを
集めるということです。


またはzoomやスカイプを使ってネットで日本語を教えてみましょう。

日本語学校の50分の授業あたりに学生が払うおおよその単価は
2000~3000円ですが、教師の給料は1500円から2000円ほどでしょう。


zoom授業で学校を介さず50分の授業で一人2,000円ずつ取れば
2人授業なら4,000円、3人授業なら6,000円になります。


すでに素人の先生がYoutubeやインスタでコンテンツを発信して、
ある人はすでに莫大な収益を得ています。


それに対してプロの先生らしき人たちが
「授業になっていない」
「質の低いコンテンツが増えるのは学習者にとってよくない」
「だから、辞めるべきだ」
そう非難しています。

こういう人たちに聞きたいのですが、プロの授業の方が質が高い
というのであればなぜ自分が質の高いコンテンツを発信しないのでしょうか?


良質なコンテンツが拡散されれば質の低いコンテンツは駆逐され
自分の収入アップにもつながるはずです。


自分が主体的に行動していないのに一生懸命行動している人のことを
責めるのは論外だし、素人よりお金が取れないプロって一体何なのでしょうか。


それに学習者からすれば正規の日本語教授法などより
楽しいか、興味が持てるか、役に立ちそうかという点の方が大事なので、
それを満たしてPVやフォロワーを獲得した方が勝ちという世の中なのです。
(善悪は別にして)

<SNSで外国語をマスターする>
もう先生も学校もいらない!?



すでに学習者が教材や先生を選ぶ時代に突入しているし、
従来の教授法やプロという既得権益にしがみついている教師は必要とされなくなるでしょう。


公教育化で国に予算を出してもらおうと思っている人もいますが
こちらのタイプの人も同様で人の動きに期待している時点でナンセンスです。


常に主体を自分に持ってきて自分で考えて行動していく、
教師に限らずそういう人だけが生き残っていきます。


未知なるものに挑む最初の一歩はなかなか大変ですが、
それさえできればあとは自然に道はできていきますからね。

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2019.09.10 | コメント(0)

読後 『インベスターZ』 〜進路の決め方〜


日本人全体に足りてないものといえば金融リテラシーがあると思いますが、
僕は小学校の頃から金融教育を施していくべきだと考えています。


最近、世間を騒がせた不登校Youtuberもそうですが、中学生ブロガーや
中学生投資家も出てきています。


少子高齢化の最大の問題点といえば生産人口が減って
経済成長が低下することですが、こうやって子供達が金融知識を身につけて
大人の何十倍も稼ぐようになれば問題は解決していくと思います。


と言っても金融知識を教えられる先生や親は少ないと思うので
とっつきやすいマンガやアニメなどがいいと考えています。


そしてその教材に最適だと思うのが『インベスターZ』です。

<インベスターZ 1>


今、LINE漫画で無料で読めるのですが、この登場人物、財前は頭脳明晰で
日本一の名門中学に首席で合格するほどの秀才。


その学校の秘密のしきたりで首席の学生は投資部に入部させられ、
投資部の運用利益によって学費がタダに抑えられているという設定です。


その年の首席の財前もしきたりどおり投資部という部活に入るのですが、
投資の分野でも才能が開花し、一年生でありながら先輩を凌ぐ成果を出します。


その財前が入部した際の投資部のキャプテンが神代という名のこれまた
学校創設以来の秀才で成績は当然常にトップ。

どの科目でも模試でも過去最高点をたたき出し、
かつ投資部員としても常に最高運用益を出していたのです。


受験シーズンに差し掛かり世界中どこの大学も確実に合格すると
言われている彼が一体どこの大学に入るのか全生徒の間で
学校中の話題になり、賭けの対象になるほどでした。


そんな中、受験のため投資部キャプテンを引退した神代が
久しぶりに部室に来て財前と会話する中で謎だった自身の進路を明らかにします。


彼の進路選択の理由はきっと多くの人の参考になると思いますので
直接漫画から引用します。

fullsizeoutput_49a.jpeg

fullsizeoutput_49d.jpeg

fullsizeoutput_49c.jpeg

fullsizeoutput_4a0.jpeg
<インベスターZ 21>




神代君は18歳でありながら国が抱える問題を自分ごととして捉え、
その問題に立ち向かって解決するために進路を決めてその後のプランを立て
実際に行動に移していたのです。


多くの人は自分の将来が不安なあまり少しでも箔がつきそうな学校や資格
会社なら待遇のいいところを見て選んでしまいがちです。


しかし、得てしてそんな人たちの待遇は大してよくなりません。

なぜなら、目標が低いため得られるものも少ないからです。


「生活の分だけ稼げればいいや」という気持ちで働いている人と自分だけでなく
周りの人や世の中のために働いている人、どちらがより大きな成果をあげるか
想像に難くないでしょう。

中には
「頭がいい人だからそんな選択ができるんだ。普通の人は自分の生活で手一杯なんだ」
とそう思う人もいるでしょう。


しかし、僕はそうじゃないと思います。


社会問題解決のために毎日必死で努力してレベルアップしていくから
結果として他の人よりも能力が高くなっており天才と呼ばれるに至っているのです。


人間、お金や物をタダでもらうよりも自分の能力を活かして人を助けて
喜んでもらった時に充足感を覚えるのです。


いきなり社会のためにとか大それたことじゃなくてもいいのです。


職場や身の回り、大切な人が困っていることを解決することは何かを考え
尽力すれば待遇なんて後からついてきます。


あなたが昨日よりも1cmでも成長して問題を解決していくことが
社会を1mmよくすることにつながります。


周りの人のためになることを頑張りましょう。それでは!

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2019.09.02 | コメント(0)
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