それぞれ生物と無生物と共起し、以下は「いる」の使用例です。
1、公園に子どもがいる。(所在)
2、来てない子供がいる。(存在)
3、田中さんには子どもがいる。(所有)
次に無生物と共起する「ある」です。
4、教科書は学校にある。(所在)
5、まだ終わってない宿題がある。(存在)
6、田中さんには勇気がある。(所有)
「所在」と「存在」がよく混同しやすいのですが、一瞬で見分ける方法は「どこに」と問いかけることです。
「どこに」の回答になっていれば「所在」で、そうでなければ「存在」です。
どこに子供がいますか?
→1、公園に子供がいる。
どこに子供がいますか?
→2、きてない子供がいる*
どこに教科書がありますか?
→4、教科書は学校にある。
どこに宿題がありますか?
→5、終わってない宿題がある*
「日本語と論理」