ちょっと前の話ですが、衝撃的だったツイートがあったので、いつか紹介しようと思っていました。
中学受験生の1月塾代です。
— ナースささき (@minami_ovo_gj) December 4, 2020
ご査証ください。。。 pic.twitter.com/u6mhHGDF71
まあすごいですよね。1月だけで30万円。。。
このツイートに対してリプ欄には
「両親に感謝ですね」
「こんなんじゃ絶対に子ども産もうと思わないし、少子化止まらない」
「裕福な家庭しか行けず教育格差が広がる」
そんなコメントが溢れていました。
え、そこ?ww
「何でスタディサプリとかYoutubeで勉強しないの」っていうリプはほとんど見られませんでした。
スタディサプリだったら月額千円くらいで超一流講師の授業を何度も聞くことができますし、英語であれば自分の進捗具合にあったレベルで会話授業に参加できます。
なぜ一度しか聞けない、しかも学習効率の悪い集団授業に参加するために1ヶ月30万円の塾代が必要なのか、そしてそれにお金を払う親がいるのか理解不能です。
前から何度も言っていますが、現在質の高い教育にはお金を払わなくて良くなっています。
ヨビノリさんのYoutubeだけを見て高校レベルの物理の勉強をしている小学生の話が話題になりました。
数学検定1級に9歳で最年少合格した少年に会ってきた話
https://note.com/yobinori/n/nf00745ab61d9
武田塾は授業をせず、教室は先生に質問をしたり、学生に勉強法を紹介するなど学習管理をする場所にしています。
他の塾も家で宿題をやってきて塾で答え合わせをしながら質問をしたりして理解を深めるという反転授業のような形が主流になってきています。
一斉授業というのは完全に非効率で現在では完全否定されている形態です。
留学だってそうです。
以前、ホリエモンが「留学なんてしなくていい」と発言したら「留学で得られるものがある!」と脊髄反射する人が多くいました。
しかし、今の時代YoutubeやTEDで生の英語に何度も触れることができます。
そういうと今度は「留学して現地での生活から得られるものもある」という人もいるでしょう。
しかし、人脈を得たいのであればこれもSNSで十分です。
僕もSNSで知り合った人にヒンディー語などの通訳をしてもらって報酬を払ったりしています。
逆に海外に高い学費を払って行ってたまたま出会うクラスメイトや教授に期待するなんてどう考えてもリスクが高いと思います。
おまけに日本人留学生は高い学費払って海外に行っても日本人同士でつるんで結局英語を話せずに帰国する人も多くいます。
そんなふうにただ海外生活という経験を得たいのであれば観光ビザで十分で、わざわざ数百万も学費を払って留学するのはコスパがいいとはいえません。
治安の悪い国に留学して殺された人だっています。
どうしても海外の学校じゃないと履修できない授業があるとか強力な目的意識がなければやめた方がいいでしょう。(特に語学留学)
結論、教育にお金がかかる時代は終わったということです。
親はお金をかけるのではなく知恵を働かせれば子供に上質な教育を与えられる時代なのです。
親の知能やリテラシーは子供に遺伝すると言いますが、親が何も考えないでお金だけかけていれば子どもも何も考えない大人になってしまうかもしれません。
全国のお父さん、お母さん、子どもの教育に力を入れたければ金を使わず頭を使って自らを教育するところから始めましょう。
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