アフターコロナで生き残る日本語教師とは?|日本語3.0

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アフターコロナで生き残る日本語教師とは?


自粛期間中、Youtubeサーフィンや読書に勤しんでいます。

そこでたまたま総合格闘家の朝倉未来選手とK-1の那須川天心選手がインスタライブで話していました。

朝倉選手は総合の選手としてデビューし無敗を続けながらYoutubeでも登録者100万人を誇るインフルエンサーで、那須川選手はデビュー当時から神童と呼ばれたフェザー級王者です。

違う畑で活躍している二人が口を揃えて言っていた内容が興味深かったので今日はシェアします。

二人が述べていた統一見解はズバリこれです。

「これからの時代、格闘家もSNSをやって発信力をつけてお客さんを呼ぶ努力をしないとリスペクトもされないし、格闘技界は発展しない」


その言葉通り朝倉選手はYoutubeで様々な分野の人や格闘家とコラボしてバズらせ、収益化するとともに自らも知見を得ていますし、那須川選手はTVに頻繁に出演し、自身の試合のPRをし続けています。

格闘家というのも厳しい職業でチャンピョンになったとしても容易に稼げません。

それがわかっている両選手は自身にブランド価値をつけて発信し、会場にお客さんを呼べるように工夫しているのです。

特に朝倉選手のYoutubeチャンネルでは総合の選手だけでなくK-1やボクシングの選手や階級を問わない選手同士でスパーリングを行っており、異種格闘技戦のような様相を呈しています。

ボクシングのあの選手とK1のあの選手が戦ったらどちらが勝つんだろう?と一度は疑問を持った人がいると思いますが、それがまさに展開されています。

テレビではできなかったことがYoutubeでできるようになっており、朝倉選手は総合における集客エンジンとして格闘技界に貢献し続けることでしょう。

サッカー界ではポルトガル代表のクリスチャーのロナウドもインスタグラムで絶大なフォロワー数を獲得しており、そこで自社ブランドなどを宣伝しています。

その収益はクラブの給料の役3倍とも4倍とも言われています。


これを我々日本語業界に置き換えてみますと一部を除いて多くの熱心な教師は休日も返上で授業準備をしたり教授法を研究したりして授業力を高めようと勤しんでいます。

特にコロナによる自粛中に日本語学校や大学などの教育機関でICT化が進んでおり、日本語の先生方もオンラインでの授業の方法を試行錯誤している殊勝な先生方も多くいます。

これはとても重要なことなのですが、ある重大な視点が欠けています。


つまり、集客という部分です。

アフターコロナは風評被害や第二波のリスクもあるため日本語学校に限らず、店舗や施設には来づらくなるでしょう。

美味しい料理を作る研究をしても学習者が増えなければ何の意味もありません。

先生たちの中にはコロナが治れば学生も戻ってくると思っている人も多くいるのですが、その見通しは甘すぎます。

小中学校や日本語学校ではフェイスシールドとマスクをさせて授業を受けさせているみたいですが、義務教育ならまだしもそうまでして高い学費を払って日本語学校に来日して日本語を勉強しようとする学習者は増えないと考えるのが普通です。


ではどうやって集客すればいいかというとやはりSNSです。

カナダの村上先生はこちらの本で語学学習者は今後はSNSやネットツールを中心に学習を進めていくだろうとおっしゃっています。

『SNSで外国語をマスターする冒険家メソッド』 村上吉文


僕自身SNSで英語で発信することがありますが、誤文はフォロワーさんが訂正してくれますし、話し相手を探すことも可能で、この見通しは正しいと考えています。

学習者がSNSで勉強するようになったということは逆にいうと語学教師はSNSでフォロワー、つまり学習者予備軍を集める必要があるのです。

朝倉選手が自分のSNSで集客しているのと同じことです。

コロナで飛行機も飛んでない以上、国内で日本語学校に来てもらうことは難しいですが、オンライン授業に集客することは十分可能でしょう。

学校にしても集客力がある教師は喉から手が出るほど欲しいはずなので集客に成功すれば学校にギャラ交渉してもいいし、応じてくれなければ自分で個人授業をすることもできます。

SNSでの集客が当たり前になれば仲介業者に余計な手数料を取られなくて済むので学習者の負担も減ります。

まさに学校よし教師よし、学習者よしのwin-win-winです。

現在日本語学校の4割が10月度の入学生ゼロの状態です。

このまま集客を学校任せにしていると誰も来なくなり、日本語学校が倒産してしまえば教師も職員も居場所がなくなるでしょう。

コロナで大変な時期ですが自身の身の安全と業界の発展のため正しい努力をして勝ち抜いていきましょう。


では、悠々と急げ!

2020.05.25 | コメント(0)
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