コロナショックでこのまま自粛を延長するとどうなるか 〜シルバー民主主義の加速〜|日本語3.0

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コロナショックでこのまま自粛を延長するとどうなるか 〜シルバー民主主義の加速〜


連日、コロナについての報道の加熱が止まりません。

そのせいで僕が住んでる都市の市街地は日中であるにも関わらずほとんど人がいません。


こんなことは今までなかったし、僕の知り合いの会社も倒産した人がすでにいます。
このまま5月6日以降も自粛していたらますます多くの企業が倒産していくでしょう。

さて、この深刻な波は日本語業界にも押し寄せてきています。

コロナショックで休校になり、先生たちの給料が払えなくなり、新入生も入って来る見込みがないため日本語教師の皆さんは慢性的な失業者が増えていくでしょう。


しかし、最も忘れてはならないのはやはり留学生たちです。


日本語ができる日本語教育関係者は日本語で情報発信ができますが、外国人はそれができず、助けを求めることができません。


というのも現在多くの学生がアルバイトをクビになるか、シフトが減らされており、日本語学校や大学、専門学校の学費が払えなくなっている状態だからです。


にも関わらず2年目の学費も払わなければならないのですが、彼らの多くは国で借金をして来日しているので国元からの仕送りが期待できません。

学費の支払いが滞り、学校を退学になったとしても帰国することもできない、となれば不法滞在者になってしまう人も増えるでしょう。

食うに困れば犯罪に走るかもしれないし、そういう人が増えれば社会不安に陥り、治安の悪化は免れません。

そうならないために我々日本語教育関係者が主体的に動くしかありません。

まずSNSで学生たちに今の日本の支援策について発信していくことが大事です。

10万円の給付金のことはもちろん、休業補償や金融公庫の無利子融資などを学生に教えてお店に提案すればクビになるリスクは和らげられます。

日本語の先生たちが大変な中なかなかここまで手を回すのは難しいのですが、それでも対策を打っておかないとあとあととんでもない禍根を残します。


Facebookではとんでもないデマ情報が母国語で飛び交っていますが、こういう時こそ日本語教育関係者がやさしい日本語で情報発信しなければならないのです。

また日本語学校は学費を一部返還すべきです。

休校していたり、リモートワークをしていたとしても最初のサービスの概要から変化し、サービスの質も劣化しているので返金対応は当然でしょう。

学生たちは自宅待機の上、シフトも減らされているので負担を強いるのは幾ら何でも酷ですし、無理に学費を徴収しようとすれば前述のように路頭に迷う学生が増える恐れがあります。


何より国は一刻も早く自粛要請を解くべきです。

コロナが収束するまで自粛と言ってもいつ収束するのかわからない中保証なしの自粛を続けて経済を止めれば多くの会社が倒産し、失業者が増えます。

バブル崩壊やリーマンショックのような金融危機の時には失業者が増えると自殺と犯罪が増えるというのは事実としてあります。

バブル崩壊の時やリーマンの時はまだアメリカ、中国が世界経済のけん引役でしたが今回の場合この二つの国が大ダメージを受けています。

日本も前2つの恐慌よりも国力は落ちているわけであり、失業者、自殺者犯罪者の増加は過去の比ではないでしょう。

もしかしたら紛争規模で死者が出るかもしれません。


もちろん、日本は高齢者も多いので自粛を解除すれば免疫力のない老人に感染し、死亡するリスクは高まるかもしれません。

そういった意味で日本社会は今究極の二択を迫られています。

すなわち自粛を続けて経済が破綻して労働力となり未来ある若者たちの自殺が増えるか、自粛を解除して経済を回し今まで家族を養い社会保障費や税金を納めてきた高齢者がコロナに感染して死んでいくかです。


日本はシルバー民主主義の国なので前者になりそうですがそうなるとより深刻です。

現役世代が命を絶っていなくなってしまうと日本はますます納税者がいなくなり、被納税者の高齢者ばかりになってしまいます。

そうなると日本の国力はガタ落ちです。


であれば多少高齢者にとって感染リスクはあっても現役世代に経済活動をさせて経済を回した方が未来につながります。


こういっては身も蓋も無いのですが高齢者というのは何にせよ死亡リスクが高いのです。


ガンで死ぬ人、階段から落ちて死ぬ人、交通事故で死ぬ人、お風呂で心筋梗塞や溺死する人はみんなコロナによる死者よりも多いのですがその多くが高齢者です。

まだ200数人しか死亡していないコロナのために未来ある大きな若者の命を犠牲にするなんて下の下作です。

加えて日本は欧米に比べてキスやハグなどの濃厚接触文化もなく靴を履いて家に入る文化もないので外のウイルスを家の中に撒き散らすリスクも低いのです。

またベトナム、インドネシア、フィリピン、タイなど温暖な地域では人口の割に極めてコロナ感染死亡者が少ないことを鑑みるとコロナもインフルと同様暖かい季節には感染しないと言うことの証左とも考えられます。


繰り返しますがこれから暖かくなり様々な面で感染リスクも下がる日本で数万人規模の命が奪われるかもしれない政策を打つなんてあまりにも馬鹿げています。


世論や空気感に煽られるのではなくしっかりと大局的な目で見て対応しましょう。


それでは!

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2020.04.16 | コメント(3)
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この記事へのコメント

私は福岡市内の某日本語教師養成講座で、働いている者です。

多くの方を背中を押して来たつもりですが、今に至っては逡巡と後悔の念を感じています。このコロナ禍は「単なる疫病との闘い」ではなく、今迄は当たり前だった既存の常識なり価値観なり状況が、容赦なく変わっていく、否、変わらざるを得ないと思っています。つまりコロナ前には戻れませんし、コロナ後の世界は全く新しい価値観で生きていかねばならないと思っています。私自身も疲れ果ててしまいました。徒労感が激しく燃え尽きてしまった感があります。

"Now this is not the end. It is not even the beginning of the end. But it is, perhaps, the end of the beginning."

御目に掛かった事があるかもしれません。ひょっとしたら背中を押したかもしれません。私自身としてはそろそろ野良に戻りたい、そう思いながらこのページに辿り着きました。

上記のチャーチルが遺せし言葉を反芻し、抗えない浮世の喧騒を眺めようと思っています。

通りすがりの者ですが、御健勝を心から祈ります。

from ムッシュ・ニルヴァーナ 2020.05.02 19:01

>ムッシュ・ニルヴァーナさん
コメントありがとうございます。

確かにコロナがパラダイムシフトを促進してるようにも見えますね。教育のオンライン化が進めば実力が可視化、顕在化して勝者総取りのようになるので、どの道多くの日本語教師は生き残れないでしょうね。

しかし、変化して付加価値をつけていく教師にとってはチャンスでしかないと思います。

お互いに頑張りましょう!

from 佐藤隼人 2020.05.04 16:54

熱いコメント、有難う御座います。

メガバンクや自動車メーカー・総合商社・航空会社・百貨店など、軒並み一転して急拡大から大ピンチになっています。日本語学校もそうですが、日本に住む留学生のピンチは御存じの通りです。日本が生き残る道はあると言えばあるのでしょう。しかし既存の社会問題は更に深刻化する中で、コロナ禍で高くなった国境の壁が、従来のグローバリズムへ回帰する為に再び低くなるとは、あまり思えないのです。勿論、コロナ前へ戻ろうとする動きはあるでしょうし、元の戻れると見通す人も居るでしょうが、私はそうは思いません。

意を決して職を辞す事にしました。「人を残して死ぬ人生が上だ」と後藤新平は言い残していますが、私もそれに近付けたような気がして、スッキリとした気持ちです。

正に今の世界情勢はスクラップ&ビルド、容赦なく破壊し尽された大地に、新しい物が生まれます。それが確実に今来ているような気が、私にはしています。

頑張って下さいね。私はもう十分頑張りましたので。笑

from ムッシュ・ニルヴァーナ 2020.05.08 00:39

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