ビザが取り消されたネパール人学生のその後 〜教育の意義は学生の好きを見つけること〜|日本語3.0

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ビザが取り消されたネパール人学生のその後 〜教育の意義は学生の好きを見つけること〜


これは結構前の記事ですが、ビザが取り消されたネパール人学生についての記事です。

「実録 日本語学校の留学生の実態@」 〜不当な理由でビザが拒絶され借金だけ残ったネパール人留学生〜http://hayato55.com/article/181683119.html

彼について色々と進捗があったので彼のその後についてお知らせしたいと思います。

<ホスファチジルセリン>
シナプスが繋がりやすくなり、ひらめきや思考力、学習効果の高まりが体感できました。



結論から言うと現在彼は帰国後、働きながら副業で音楽配信をしてミュージシャンとしても生計を立てているそうです。


もともと音楽に興味があった彼は日本語学校を卒業後、福岡の音響の専門学校に入学しました。
(余談ですが、彼はレペゼン地球のメンバーふぉい君と福岡で友達になっており、今でもLINEは残っているとのことです)

楽しく充実した音楽生活もつかの間ビザ更新時に更新を拒否され、強制帰国を言い渡されたタイミングでお父さんも病気になったそうです。

貯金も底をつきかけ、大好きな音楽への道も閉ざされかけ、将来への不安に押しつぶされそうになっていました。


僕は今の時代自分の興味関心に忠実であれば必ず道は開けると信じています。

そんな僕の言葉を心から信じていてくれたし、その教えを僕自身信じたいという思いもありました。


教育者とは多様な道を認め、学生にとって最適な道を導くのが務めであると考えている僕は何としても応援してあげたいと思いました。

そこで音楽の道を外れかけていた彼に音楽活動を続けるという条件付きでギターをプレゼントし、少額ですが彼に出資しました。

そして、先日きたメッセージがこれです。

スクリーンショット 2019-12-05 21.30.26.png

今では毎日楽しく学べ、充実した人生を送れており、自分が過去経験した不幸は音楽の道を目指すために起きた幸運だったと言ってくれています。

絶望の淵に立たされ不安に押しつぶされそうになっていた彼がよくぞここまで成長してくれたと嬉しく誇らしく思っております。

ネパール語とヒンドゥー語、英語とそして日本語を習得した彼がどんな音楽を作っていくのかとても興味があります。


日本語学校をはじめ、日本の教育機関では画一的な進路指導が行われています。


多くの先生は「大学に行ったほうがいいよ」とそう教えているそうですが、その言葉がどれだけ学生を不安に貶めているか、どれだけ学生の可能性を狭めているのかを考えてほしいものです。


アジアからの学生は大学の学費を払うのは困難であり、進学できたとしても授業の難解さと学費の高さに戸惑い、失踪する学生もいるくらいです。

人はそれぞれ歩める道が違うので、それぞれにあった進路指導、学習が必要なのです。


と言っても教師が学生一人ひとりの個性を考えてそれぞれの進路をあれこれ調べてやる必要はありません。

今回のネパール人学生のように興味のきっかけを与えてやるだけで十分です。


このネパール人学生Jpopにも興味を持ったきっかけは僕が授業で「世界に一つだけの花」を紹介して歌詞の穴埋め問題を実施したことだったそうです。


それから彼はネットでずっと日本のJpopを聴きあさり、独学で日本語能力を伸ばしました。

進路選択が迫っていた時期、みんなが無思考でみんなが行くからという理由で近隣の大学や専門学校に進学する中、自分で音響の専門学校についてネットで調べて願書を書き、実際に面接を受けて無事に合格、進学ました。


好きを追求すれば学生は勝手に成長し、やがて本当の意味で自立するのです。

興味の対象を伸ばすためには授業で様々なことを実践し、どの試みの時にどの学生が目を輝かせるのかを観察しなければなりません。


またこの学生を見ていて思うのがやっぱり人生に悪いことは起きないということです。

善良な人間がなぜ悪いことが起きるかというとその道を行ってはいけないという見えざるもの(神様と換言可)の啓示なのです。


人はそれぞれ歩める道が違うわけですから、自分の興味関心に外れた道を行こうとすれば必ず不幸が起きるんですね。


恐れずに自分の興味関心に従っていけば道は開ける、そのようなことをこの学生は教えてくれたのではないかと思います。


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2019.11.30 | コメント(0)
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