日本語教師養成講座では何を教えるべきか 〜日本語教師が減っていく中で〜|日本語3.0

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日本語教師養成講座では何を教えるべきか 〜日本語教師が減っていく中で〜


日本語教師の現場に立って実績を積んでいくと
日本語教師養成講座の教師にならないかという誘いが来ます。


僕も何度か来ましたが、全て断っています。


なぜかというと僕には能力的にもモチベ的にもできないし、
何よりこれから日本語教師は需要がなくなっていくと考えているからです。


理由は大きく2つあると思いますので、
今日はそれについてお話しします。

<ホスファチジルセリン>
シナプスが繋がりやすくなり、ひらめきや思考力、学習効果の高まりが体感できました。



一つ目の理由は日本語学校の規定が厳格化され、出席率の基準や
報告義務などが課せられるようになったということです。

日本語学校の要件厳格化=出席率などの基準見直し−入管庁
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019042700284&g=soc


従来の日本語学校では留学生がアルバイト法定時間28時間を超えて
働くことなんて当たり前でしたが、この辺も厳格化するようです。


現に多くの留学生たちがアルバイト超過を理由に
ビザ取り消しになっています。


僕の前の勤務校もそうですが、主にベトナムやネパール、スリランカの
学生たちがビザの再申請が通らず、帰国を余儀無くされる学生が増えています。


今までは働き手不足分を留学生を使って補っていたのですが、
流石に法と現場が乖離しすぎて帳尻合わせをせざるを得なくなったのです。


これからは出稼ぎ留学生に頼っている学校はどんどん規制され、
駆逐されていくでしょう。

それはとてもいいことなのですが、当然そこで働いている教師はリストラされ
教師の需要は減っていくことでしょう。


これからの日本語学校は正しいマーケティングをしてちゃんと勉強目的で
来る学生を招致することが求められますが今の日本に
日本語だけを勉強するために来日する学習者がどれほどいるのか疑問です。


そうなってくると必然的に日本語学校の教師は必要なくなってくるでしょう。


日本語教師の需要がなくなるであろう2つ目の理由は
いつも言っていますがネットで無料で日本語が
勉強できるようになってきているからです。

詳しくはこちらの本にも書いてありますが、

<SNSで外国語をマスターする>
もう先生も学校もいらない!?



今までも「歌だけで日本語を覚えました」「アニメを見て覚えました」
という人は多くいました。


自分の興味、関心にしたがって学習を進めたほうが
当然習得が早いのです。


最近は日本語教師の方でインスタやYoutubeで日本語に関するコンテンツを
投稿している人が増えてきました。


面白く為になる内容は「いいね」され、着実にフォロワーや
チャンネル登録者数を増やしている先生もいます。


ネット上で勉強したほうがはるかに効率的で、楽しいのに
わざわざ日本語学校に通う人が増えていくようには思えません。


これが日本語教師の需要が減るであろう二つ目の理由です。


これらの事実を踏まえずに日本語教師を養成していっては
養成講座を卒業しても仕事に就けない先生が大量に出てしまいます。


せっかく費やした学費と時間が全て無駄になってしまえば
養成講座を開講している学校の沽券にかかわります。

では、これから養成講座で教える講師にはどのような知見やスキルが
求められるのでしょうか。


それはやはり日本語教師のスキルをどうやってネットのコンテンツに
変えていくかを語れる先生です。


日本語教師予備軍の先生が養成講座を受講中にネットで
配信するスキルを身につければ卒業後に失業するリスクも防げます。


もちろん、日本語教師経験がある程度あってSNSでも情報発信している
教師は極めて少ないのが実情です。


<えごま油>
脳の栄養素であるDHAが豊富に含まれている油です。



しかし、先生は何もSNSの専門家である必要はありません。

受講者さんの中にはSNSに精通した方もいらっしゃるでしょうし、
先生と受講者さんのやり取りからうまい発信のやり方が見つかるかもしれません。


新しいテクノロジーについて従来のように先生が壇上から一方的に
教えるのではなく受講者さんと双方向的に教え合い、共に成長していくのが
現代に置ける適切な教育の形であると僕は思っています。


グローバル化によって学習者の国籍も文化も多様化してきています。


多様化した学習者に対応するためには従来の一斉授業ではなく
多様なプラットフォームでの多様なコンテンツが必要になってくるのです。


Instagram,Facebook, Youtube、遊び感覚でいいので
興味が持てそうなものを触ってみて少しずつ情報発信してみてください。


先生方の小さな一歩が先生の未来だけではなく
日本語業界の未来を前進させることにもつながります。


それでは!


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2019.08.20 | コメント(2)
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この記事へのコメント

だいぶブログを書いてきましたね、、頑張ってください。
資格の有無にかかわらず、インターネットを通して、外国の生徒に日本語を教えることができますが、
例えば、
https://www.japatalk.com/recruit.php
http://www.ribencun.com/navteacher/
などいろいろありますが、

from 外国の生徒 2019.08.28 15:13

おお!初めての学習者さんからのコメントですね。

資格の有無も大事ですが、やはり日本語に興味を持つことが何より大事ですからそれができれば資格がなくてもいいと思っています。

from 佐藤隼人 2019.08.30 01:24

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