格助詞とは  〜その種類と役割〜|日本語3.0

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格助詞とは  〜その種類と役割〜


国文法と日本語文法の大きな違いの一つとして
国文法では主語と述語というものに重点を置くが
日本語文法では主語は重要ではなく述語と格関係が重視される。


そしてその述語との関係を明確化させる助詞を格助詞という。

以下の例を参照されたい。

ティジュカ  ジョアキン フェジョン シキンニョ 食べた。
          『日本人のための日本語文法入門』より

これらはポルトガル語の単語をカタカナにしたものだが
これだけでは何を表しているのかわからないだろう。


しかし、ここに格助詞をつけることで意味が明確化する。

ティジュカ ジョアキン フェジョン シキンニョ 食べた。

単語の意味がわからなくとも格助詞がつくことでティジュカは場所で
ジョアキンは人の名前で、フェジョンが食べ物でシキンニョは一緒に
食べた人の名前だということが推察できたのではないだろうか。


このように格助詞は述語との関係を明確化する役割を果たし、
どの名詞にもつけることができ、ヨーロッパ語族のように
名詞が変化する性質とは異なる。


日本語の格助詞は非常に明確で順番を入れ替えても意味が通じる。

ジョアキン シキンニョ ティジュカ フェジョン 食べた


格助詞にはガ、ヲ、二、デ、ト、カラ、マデ、ヨリ、への9種類があり、
それぞれ次のような役割がある。

DHAが豊富だと評判の「えごま油」



@ ガ格・・・主体、対象

「主体」とは述語が表している動作や変化、状態の元で主語と同義である。

ex)田中さん来る。 海きれいだ。

「対象」とは述語が表す動作や状態、変化が向かう先で、
目的語と呼ばれることもある。

ex)(私は)水飲みたい。 (私は)故郷懐かしい。


Aヲ格・・・対象、起点、通過点

「対象」は「ガ」格と同様、目的語を意味する。

ex)田中さんはコーヒー飲んだ。
ex)鈴木さんは彼女愛している。


「起点」とは動きや動作が始まるところで「〜から」と
言い換えられる場合がほとんどである。

ex)10時に家出ました。
ex)電車はA駅出発した。


「通過点」とは動作の主体が通過する場所である。

ex)電車がトンネル抜けた。
ex)いつも公園通ります。


B二格・・・場所、時、到達点、相手、目的、方向

「場所」とは主体が存在するところであるが、「いる」「ある」
「すむ」「泊まる」などがこれに該当する。

ex)机の上本がある。
ex)娘は今アメリカ住んでいる。


「時」は動きや変化が行われる時間を示す。

ex)私は昨日6時起きました。
ex)彼は28日旅行に行きます。


「到達点」とは動作主や変化主が到達する地点を表す。

ex)ペンキが服ついた。
ex)多くの観客がスタジアム集まった。


「相手」は動作や変化が及ぶ人物を指す。

ex)私は母話した。
ex)私は友達電話した。


「目的」は動作の目的を示し名詞と動詞の連用形に接続する。

ex)母が部屋に掃除来る。
ex)Aさんの家へ遊び行く。


「方向」は動作の向かう先を指し、「へ」で代用可能。

ex)子供が公園の方走っていく。
ex)来月、アメリカ行きます。

<ホスファチジルセリン>
摂取していると考えることが楽しくなりひらめきが多くなりました。




Cデ格・・・場所、手段・方法、原因・理由、主体

「場所」は動作が行われるところを指す。

ex)息子が図書館勉強している。
ex)福岡お祭りがあります。


「手段・方法」は動きを行うときの道具や材料も含まれる。

ex)車駅まで行きます。
ex)回答用紙には鉛筆記入してください。


「原因・理由」は動作の原因、理由を示す。

ex)病気学校を休みました。
ex)地震家が全部倒れました。


「主体」動作の主体を表し、「が」での言い換えが可能。

ex)私たち料理を作ります。
ex)税関荷物の検査があります。


Dト格・・・任意の相手、必須の相手、引用


「任意の相手」とは一緒に動作をする相手を指し、
「〜と一緒に」と置き換え可能な場合もある。

ex)先月、友達旅行しました。
ex)昨日、妻買い物しました。


「必須の相手」とは一人だけでは成立しない動きで、その動作の
向かう相手を指す。


ex)先月、友達喧嘩しました。
ex)去年、妻結婚しました。

「必須の相手」は「任意の相手」と違って「〜と一緒に」と
言い換えることはできない。


ex)先月、友達と一緒に喧嘩しました*
ex)去年、妻と一緒に結婚しました*


「引用」とは文において発話や意見の内容を紹介する際の用法である。

ex)彼女は買い物に行く言った。
ex)明日はくもる思う。

『日本人のための日本語文法』


『日本語』金田一春彦


Eへ格・・・方向

「方向」とは動作の向かう先を示し、二格と同義である。

ex)家の方向向かった。
ex)犯人はA町方面逃走した。


Fカラ格・・・起点、原料

「起点」とは動作や変化が始める時間や場所を表す。

ex)その店は10時から営業している。
ex)私はロシアからきました。

「原料」は品物や商品の原料を表す。

ex)醤油は大豆から作られます。
ex)この紙は再生紙から作られています。


Gヨリ格・・・起点、比較

「起点」は動作や変化が始まる時間や場所を表し、カラ格と
ほぼ同じ働きをする。

ex)早朝より雪が降っています。
ex)遠方より友人が来てくれました。


「比較」とは比べる対象を表す。

ex)私は冬より夏の方が好きです。
ex)日本は私の国より暑いです。


Hマデ格・・・到達点

動作や変化が到達する時間や場所を表す。

ex)ここから駅まで20分くらいです。
ex)今日は夜9時まで残業です。


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2019.06.08 | コメント(0)
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