表現、言論の自由とマイノリティの尊厳を同時に守るために  〜誕生日に炎上した話〜|日本語3.0

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表現、言論の自由とマイノリティの尊厳を同時に守るために  〜誕生日に炎上した話〜


昨日は僕の誕生日でしたが、
発言がきっかけで日本語教育界隈が炎上してしまいました。


色々と勉強になりご迷惑もかけたのでそれだけで終わっちゃいけないと思い
今回学びとして得たことを書き綴っておこうと思います。




自分としてはどちらかというと自虐ネタのつもりでしたが、
これがLGBTの方や他の先生方から批判を浴びることになりました。



(ツイッターなのであえて名前も伏せず出させていただきました)

今考えると最初のツイートは「みんなどんどん言ってください」
と煽っているようで軽率で反省しています。

そして性的マイノリティが教室内に存在してどう感じるかを
考えておらずウケだけを重視していたのも認めます。


しかし、まず大前提として僕はマイノリティに関わらず、他人を
意図的に傷つけるようなことは絶対にダメだと思いますし、
(某政治家の「LGBTは生産性云々」など)
人をディスるときはユーモアや笑いになることが大前提だ
と考えています。


開き直り、無神経に聞こえるかもしれませんが逆に言うと
自由な笑いや表現、発言をする上ではそれによって
傷つく人がいてもしょうがないというスタンスです。


もちろん、
母子家庭の人やLGBT、障害を抱えている学生、少数派宗教に属する学生、
背が高い人、低い人、太っている人、

様々な人がいるので配慮するのは大事なことでしょう。

コメディーではなく学校ならなおさらです。


しかし、授業にしても全てのマイノリティに配慮した発言をするのは
不可能だし、配慮しすぎると何も言えなくなってしまい
息苦しい教室、社会になってしまうのも事実です。

さらにいきすぎると

「〜に関することは言っちゃいけない」

と言葉狩りになって表現の幅が狭まることもあります。

現に特定マイノリティの人たちが「〜の表現は差別だ」と
主張し抗議することで昔の文学作品や映画の中の言葉が
「差別用語」と断じられ、禁じられています。


言葉に気をつけすぎることで逆に言葉がなくなっていき、
昔の表現がどんどん書き換えられた結果、
重みも何もないまるで違った作品になっています。


先ほどの女性のリプが過剰反応に見え、
言葉狩りにつながるように思えたのです。


それで多少の(とあえて言います)表現には寛容になるべきだ
と思い以下のように発言しました。










信じるか信じないかは別として言葉狩りにつながると危険だ
という思いでリプを返したのですが、
これらのツイートに対して先ほどの方は以下のようなリプを送付してきました。




他にも
「意図的じゃなければ傷つけてもいいというわけではない」
「少数の人も大事にすべきだ」

とそんな批判が寄せられました。


誓って言いますが僕はLGBTの方や
まして「女性=ヒステリック」「レズビアン=卑屈」
「学生=勉強不足」といった偏見はかけらも持っていません。


これはあまりにひどく過剰反応していると思いました。


しかし、今になってみると確かに最初の僕のリプも
かなり攻撃的な表現になっていたと思います。


性的マイノリティの方は留学生たち同様普段から日本社会で肩身が狭い、
辛い思いをしていたので僕の何気ないツイートについ敏感に反応
しまったのかもしれないと思い直しました。


また「性的嗜好」と「性的指向」の違いなどLGBTについて
不勉強で単純に元日本語教師として反省しています。


表現、言論の自由はもちろん大事ですが自分の勉強不足や
無知による傷つけもよくないなと思い直し、少しでも理解を
勉強していくことで改善しようと思いました。


そして、何より学びだったのは

「全員に適した授業や発言ができるわけがない」

と言うのは教室授業前提の考えだと気づいたことです。

思えば日本語学校をやめたのはあまりにも画一的で
多様な学習者に対応出来ておらず、学習者の時間も教師の時間も
無駄にしていると認識したからでした。


それらを考えた結果、動画コンテンツを作ればそれぞれの
学習者にあったペースで学習を進めるのが最適だと考えました。

そう思って学校を辞め、今は毎日Facebook ページとinstagramで
コンテンツ作りをしています。

Facebook ページ
https://www.facebook.com/Nihongo-30-1097693627056513/

Instagram
https://www.instagram.com/nihongo_3.0/


今のコンテンツ制作がひと段落ついたら、
母子家庭で育った学習者専用のコンテンツや
LGBTの方専用のコンテンツについても考えてみようと思います。


そうすれば表現、言論の自由を大事にしつつ、マイノリティにも
配慮した日本語教育ができるのではないかと気づきました。


今回の件で日本語教育の新たな可能性、
自分が貢献できる場所を見出しました。


何より今まで教室や実世界で声を上げられずにいた
マイノリティの方々がネットで発信できるようになった
おかげで今回の気づきを得られました。


今回の学びをコンテンツ作成に生かしていくことで
多様性ある社会構築に貢献していき、
不快な思いをさせてしまった人たちに報いていきたいと思います。


2019.04.29 | コメント(0)
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