世界から見た日本語の特徴|日本語3.0

インフォメーション

世界から見た日本語の特徴


日本語はどのような点が普遍的であり、どのような点が特徴的なのか、
世界の言語と比較することで客観的に眺めた。

<参考文献>



<使用人口と有用性>

時々、外国の方から「日本の公用語は日本語以外何があるか」という
質問を受ける。


日本人からすると「日本語に決まっているじゃないか」という感覚だが、
実は一つの国で一つの言語だけが公用語として定められている国は珍しい。


例えばベルギーではレストランに入る際、
「この店ではフランス語が通じるのかドイツ語が通じるのか」
気にしながら来店する。


インドネシアではインドネシア語とマレー語が公用語だが、
ジャワ語話者の人口も多いためジャワ語も公用語として認めるべきだという
主張もある。


ちなみに「公用語」と「母国語」「標準語」の違いは
子どもが生まれて最初に身につける言語が母語で、
公共の場やもので使用されるようになり認められた言語が公用語である。


公用語として認められるようになると義務教育の教科書や通貨にもその言葉が
使用されるようになる。

標準語はその国の言語で理想、模範とされている言語であり
日本の場合、東京の言葉が標準とされており、日本語の教科書も
東京の言葉が基準に作られている。


なぜ日本では他の言語が公用語として採用されないかというと
日本列島に住むほとんどの人が日本語しか話さないため、
他の言語を公用語として定める必要性がないからである。


こちらは世界の言語人口の順位である。

1. 中国語 8億8,500万人
2. 英語  4億人
3. スペイン語  3億3,200万人
4. ヒンディー語  2億3,600万人
5. アラビア語  2億人
6. ポルトガル語  1億7,500万人
7. ロシア語  1億7,000万人
8. ベンガル語  1億6,800万人
9. 日本語  1億2,500万人
10.  ドイツ語  1億人

文部科学省HPより
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/015/siryo/attach/1400975.htm


英語はイギリス、アメリカをはじめ世界各国で使われており、
南米のほとんどはスペイン語圏であり大きな言語圏を形成している。


ドイツ語はベルギーやオーストリアでも公用語として定められており、
フランス語もヨーロッパまたはアフリカのいくつかの国で
公用語に採用されている。


ヒンディー語はインドではもちろん、ネパールやパキスタンでも通じる。

ロシア語はグルジアやポーランド、バルト三国などでも通用する。


こうしてみると主要国に限るとその言語話者のほとんどが
国内に存在すると言う国は中国語、韓国語、日本語など限られてくる。


このように日本語は日本国内にそのほとんどの話者が住んでおり、
国内でほぼ使用できるが一歩海外に出るとほぼ通じない言語なのである。


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<日本語の特徴>

・丁寧体と普通体

日本語の特徴としてあげられるのが丁寧体と普通体が存在し、さらに
尊敬語、謙譲語、丁寧語が存在する。


これは世界的に珍しく日本人でも使いなれるのに時間を費やすほどで
そのため外国人にとって最難関習得項目である。


形容詞と動詞の連体形と終止形が同じであるという点も
世界の他の言語には珍しい。


そのため学習者が会話文や聴解のCDを聞く時に文の終わりなのか
名詞修飾なのか混乱をきたす。


ただし「ます形」であれば文末は「です」「ます」で終わるため
外国人にとってもわかりやすい。


・男性言葉と女性言葉

以下は小説『坊主の花かんざし』の会話文からの引用である。

「あなた、あなたならどうする?」
「どうするって何がだね?」
「もしも、あなたの坊やが殺されたとしたら、やっぱり世間体を
 真っ先に考える?」
「バカなことをいうもんじゃないよ」
「そんな心配したことないの?」
「何の心配だ?」
「あたしが嫉妬に狂ってカーッとなるかもしれないって思ったことないの?」

日本語の文であればどちらが女性でどちらが男性なのか容易に判断できるが、
英文であればしばらく会話が続くとどちらが男性か女性かわからなくなる。


このように会話文を聞いて男性言葉か女性言葉かの判断がすぐに
つくのも日本語の特徴である。

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・語種の多さ

岩崎悦太郎の「現代日本語」によるとフランス語や英語は
1,000語覚えると日常会話が83.5%理解できるようになり、5000語覚えると
96%理解できるようになると言う。


しかし、日本語では1,000語覚えても日常会話が60%しか理解できず、
96%理解しようとすると2万2,000語覚えなければならないと言う。


理由としてあげられるのが日本語は語種が多く、ひらがな、カタカナ、
漢字の3種類が存在することである。


特に読むときなどは学習者は同じ音でもこの3種の文字を覚えていなければ
脳内で意味に変換できない。


漢字の組み合わせに関しても文字だけでなく音や意味を組み合わせることが
可能で比較的自由に言葉が生み出せる。

例えば「娘」と言う言葉一つとってみても
「町娘、看板娘、一人娘、箱入り娘」
などがある。


また、日本語には接頭語が存在し「大嵐、大男、大雨、大雪」など
多くの言葉を量産できることも特徴の一つである。


・日本語が世界に与えた影響と与えられた影響

日本語はその特異性から習得が難しく国内を出るとほぼ使用人口が少ない
ことはすでに述べた。

日本語が世界に影響を与えた例といえばかつて植民地支配を敷いた
朝鮮半島と台湾くらいだろう。


その影響からか台湾人や韓国人の年配の方の中には
今でも日本語が話せると言う方も存在する。


反対に日本は外国語から多大な影響を受けた。


古代からは漢字からひらがなとカタカナを作り出し、
近代以降は多くの西洋語をカタカナや漢字へ訳すことに成功した。


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2019.03.23 | コメント(0)
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