「ナカイの窓」 でタレントが外国人の日本語を嘲笑!? 〜日本で働く外国人の大変さ〜|日本語3.0

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「ナカイの窓」 でタレントが外国人の日本語を嘲笑!? 〜日本で働く外国人の大変さ〜


日本語関連で今炎上している話題があります。

その内容が「ナカイの窓」と言う番組で出演者である中居正広氏、陣内智則氏、
ヒロミ氏がコンビニで働いている外国人の日本語を嘲笑したと批判を浴びています。

問題の映像はこちらの動画で、6:38 あたりからのものです。

「ナカイの窓」


とにかく言葉ではニュアンスや細かい感情などを伝えられないので
上の動画を見て判断して欲しいのですが主に以下の内容が批判されています。

番組では「コンビニの世直し」と言うテーマで、

中居正広氏は「釣り1000円」を「ズ●セン」と間違えたこと、
陣内氏は「500円です」を「500円でいいです」と間違えたこと、
ヒロミ氏は外国人がバイトリーダーで日本人を指導していること、

をそれぞれ取り上げていました。


これらの内容が
「日本で一生懸命働いている外国人の日本語をバカにしているのではないか」
「人の発音を笑う人がいるから日本人は外国語が下手なんだ」
と言って批判を浴びています。


僕は動画を見てそこまで陰湿な感じは受けませんでしたが、
日本語の難しさや日本で働くことの大変さを知っている
日本語業界の方々からするとこのタレントの発言はあまりに軽率でしょう。

<酵素ドリンク 〜摂取し出すといくら食べても翌日胃もたれしなくなりました>


確かに日本語と言う言語は少しの違いで全体のニュアンスが変わるため
時に滑稽に聞こえることがあります。

僕も日本語教師の現場経験がありますが、現場にいると滑稽な文に遭遇します。

以下は僕が見たおかしな例文です。

「今日は学校でキン●マをしました。楽しかった」
→「けん玉」の間違い

「私は●●です。ソウル出身どす
→舞妓さんの方ですか?

僕「ズボンは『はきます』、コートは『きます』、靴下やパンツは?」
留学生「かぶります!」

いずれも僕は思わず吹き出してしまいましたが、
当の学生たちはもちろん大真面目です。


一般の方からするとこう言った間違いは滑稽に見えるのは無理もありません。


しかし、陣内氏は「『てにおは』がわかってない外国人が多い」と
言っていますが日本語は「てにおは」で意味やニュアンスが変わってしまうほど
難しい言語で、日本人でも間違えることは多いほどです。


その上彼らはとてつもない重圧の中日本の生活を送っています。


彼らのうちの多くの人が母国で借金して来日し、元本と金利を払うために
日本で死ぬほどアルバイトしなければなりません。


でなければ金融機関に国元の不動産や財産が差し押さえられるのです。

中居氏は「研修生」と言ってテロップを出していますが、
研修生にはコンビニ勤務が認められていないため留学生の間違いでしょうが、
留学生なら学費も払わなければなりません。

「おとといから寝ていません」
「朝8時までアルバイトしていました(授業は9時開始)」

日本語学校はそんな学生ばかりです。


コンビニとはいえ品出しから接客、掃除、また昔と違って
宅配の手続きなどやるべきことが多くあります。


仕事だからできて当たり前でできなければ叱られるのは仕方がないことでしょう。


しかし、言語も習慣も気温も文化も何もかも違う環境でそれらすべてをこなし
日本語まで完璧にするのがどれだけ大変なことか。


僕はそんな経験をしたわけではありませんが、
自分がドイツやロシア、タイに言って知らない言語を学びながら
仕事をすることを想像するとその大変さは容易に察することができます。


フリーターと呼ばれる人が200万人を超えたと言われていますが
働かない日本人の代わりに彼らがその労働力を穴埋めしているからこそ
今の日本の産業が保たれているのです。


テレビ局とタレント側はその辺の想像力を欠いていました。


外国人の日本語を治すことが「世直し」と言うテーマですが、そもそも
コンビニ業界の奴隷体制こそが問題で「世直し」が必要なところです。


セブンイレブンが人が24時間労働を辞めた店舗に違約金1700万円を
請求したことに対して批判が上がりました。


なんでも夫婦で経営されていた店舗でしたが奥さんがなくなり、
人を募集してもこないので営業時間を短縮したそうですが、
これに対してセブンが上のような対策を取り契約解除も迫ったと言うことです。


<ホスファチジルセリン>
シナプスが繋がりやすくなり、ひらめきや思考力、学習効果の高まりが体感できました。




コンビニ業界がこのような体制をきちんと改革し、自動化や省人化の努力を
行っていれば外国人が穴埋めのために苦労する必要もないのです。


安易に外国人労働に頼るのではなくまずは日本人が今いる場所で
省人化、自動化、効率化できるところを見つけて改善する、

どうしても外国人が必要なところは彼らに頼り、
彼らが聞き取りやすいようにゆっくりと話してやる、
少しの間違いは多めに見る、
おかしく聞こえる間違いは訂正してやる、

日本人がこれらを心がけることが本当の「世直し」に繋がるはずです。


4月から本格的な移民社会を迎えます。


その現実を受け止め個人ができる限り努力していきましょう。

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2019.03.03 | コメント(0)
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