僕が日本語教育の公教育化に反対する理由   〜公教育は依存的な人間を育成する〜|日本語3.0

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僕が日本語教育の公教育化に反対する理由   〜公教育は依存的な人間を育成する〜


クリスマスも終わり、今年も残すところあとわずかです。


僕は相変わらず家で読書と教材開発に心血を注いでいます。


そんな中、ツイートで過去のこんな記事を見かけました。




弊ブログでも何度か指摘していますが、今年改正入管法が成立し
日本も来年4月から単純労働者を受け入れる方針です。


一気に外国人を受け入れると日本語がわからない人が日本社会に溢れることになり
日本社会が分断し、差別や偏見が生まれ、排外主義につながりかねません。


そこで国ととして責任を持って法整備をしてもらい、
日本語教育を徹底して分断社会になるのを防ごうという趣旨のようです。


僕は社会が分断をするのを防ぐのは大賛成ですが公教育化には反対です。


理由を説明します。

『SNSで外国語をマスターする冒険家メソッド』 村上吉文


まず、公教育にするとカリキュラムも画一的になります。


もし単純労働者を受け入れたとしても、農業に就く人、漁業に就く人、
ライン工に就く人、飲食に就く人、様々いると思いますが、
職場で使う日本語はそれぞれまったく別のものになります。


多様な職場に着く学習者たちに画一的な教育を施すことは
学習者にとっても教師にとっても時間対効果が低いのです。


だからと言って分野別に教室を分けるとすると、
その分適した先生と適した教科書も揃えなければならず、予算が膨れ上がります。


そんな予算を今の日本政府が組める余裕はありませんし、
そもそも今のご時世、外国人のために日本語教育を実施することに
賛成する日本人がどれくらいいるのか甚だ疑問です。


何より公教育化すると教師が国に依存的な人間になり、
そんな教師に教わる学習者も依存的な人間になります。


日本の学生に将来の目標を聞くとかなり多くの人が
「公務員」と答えます。

「理由は安定しているから」だそうです。


これはやはり多くの教師や親が安定第一と考えているからでしょう。


公教育によって教師が依存的になり、学生に安定を説く、
そして学生も安定志向に傾きます。


ギリシャは国民の4分の1が公務員だったせいで、国が破綻しました。


破綻寸前の時に閣議で「財政がヤバいから公務員の給料をカットしよう」
という話も出たのですが、猛反発を喰らって廃案になりました。


当然です。国民の大多数が公務員な訳ですから、
通常日々の給料を削ってまで国を助けようとする人はいません。


その結果国が破綻したのです。


ギリシャの例からもわかる通り、
国民全体が公的なものに依存するようになると国が滅ぶため、
公務員は少なければ少ないほどいいのです。


じゃあ、どうすればいいかというと我々教師側が独立精神を持ち、
自分のメディアを持って自分で生計を立てる努力をすることです。


事実としてSNSによって生涯賃金が決まる時代です。

Youtubeのチャンネル登録者数、instagaramやtwitterのフォロワー数、
これらはいつでもお金に変えられます。


現在は教師が自らのコンテンツを作成、発信し、
フォロワーを増やしていくことで収入も増えていく時代なのです。


学習者にとっても時間と空間を拘束される教室授業よりも
携帯で空き時間に片手間で日本語を学習できた方がいいに決まっています。


このようにSNSを利用した日本語学習コンテンツ作成は
学習者にも教師にもメリットがある方法なのです。


僕もインスタやFacebookで日本語のコンテンツを発表していますが、
学生たちから「素晴らしいですね」「僕も何かやってみたいです」と
メッセージをいただきます。


教師が熱意を持って行動し、背中で語れば学生にも伝わるのです。


教育の意義が「自立する人間を育成する」ということであれば
まず教師が自立し、その成果を学生に語るべきです。


この記事を読んでいる日本語教師の皆さん、
最初から何かに頼ろうとする精神をやめて一歩踏み出してください。


それでは!


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2018.12.26 | コメント(0)
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