読後「最強国の条件」エイミー・チュア 〜●●こそが強国の条件〜|日本語3.0

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読後「最強国の条件」エイミー・チュア 〜●●こそが強国の条件〜


今日ご紹介するのはこちらの本「最強国の条件」です。



強国はいかにして強国たり得たか、
ローマ帝国、オランダ、大英帝国、そして現代のアメリカなど
様々なケーススタディを行い要因を探った本です。


そうして結論づけられたのが「ダイバーシティ(多様性)こそが強国の条件だ」
と言うことです。


制度の中で国籍や人材にかかわらず有能な人材を登用し、
活躍できる土壌があったからこそ古今の強国は強国になったのだと
著者はそう主張しています。


現代のアメリカなどはまさにその典型例で
様々な人種が入り混じり、学校も様々な入試制度を採用して様々な
人材を受け入れているからこそ今の発展があると言えるでしょう。

アメリカの起業家の30%は外国人で、2世や3世を合わせると
50%を超えると言われています。

マイクロソフトとグーグルの社長なんてインド人です。


春秋戦国時代に秦国が中華統一を成し遂げたのも
国にかかわらず様々な国籍の人材を登用したことも大きいでしょう。

実際、秦国には李斯(楚出身)や昌平君(楚出身)と言った
統一に大きく貢献した外国人が多くいます。


現在の日本はどうでしょうか?

外国人労働者の受け入れを表明すると
「日本人の権利が失われる」「日本が外国人に乗っ取られる」
そんな言説が溢れかえりました。

アメリカでもイスラム国家からの移民入国制限の処置や
ヨーロッパでも排外主義が台頭しています。


先ほどの秦国の例でも外国人の台頭に危機感を持った秦人が
「外国人の追放令」を出すように始皇帝に上奏しました。


外国人アレルギーはいつどこの国でも存在するようです。


しかし、これは国のためというよりも自国民だから自分たちの地位を守れ、
という保身の様相が強いでしょう。


国の発展よりも既得権益を優先させた国や組織の多くは衰退し、
滅んでいっています。


誤解しないでいただきたいのですが、多様性=外国人登用とは限りません。

多様性=多様な才能です。


もちろん、必要な人材はどんどん取り入れればいいのですが、
その前に国内にいる日本人に対する多様性を許容し、
それぞれが別々の能力をもっと発揮できるような環境、雰囲気作りをして
行くべきでしょう。


別に日本人の権利を意地でも守れという気はありませんが、
やはり日本人の方が日本への貢献度は高いわけだし、日本人が職にあぶれると
他の国のように外国人に矛先が向き、排外主義が台頭するかもしれないからです。


学校では均一的なペーパーテストでほぼ入学者が決定し、
学校では先生が壇上に立って教科書を朗読し、生徒はひたすらそれを写経します。


その人がどんな個性や能力を持っているのかは全く問われず
多様性を育む教育が整備されていません。


新卒一括採用が敷かれ、無難に平均的に実務をこなす人が採用され、出世し、
そこから外れた人はあたかも社会の落伍者かのように扱われます。


「先ずは隗より始めよ」

先ずは国内の日本人にテーラーメイドな教育へ投資を施し
自分と違う人のことを認め、自分と違う生き方や働き方を認める、

そういった試みが日本再興に繋がって行くのだと思います。

それでは!

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2018.08.30 | コメント(0)
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