「近頃の若いもんは・・・」と言うのは古代エジプトから言われていた!?|日本語3.0

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「近頃の若いもんは・・・」と言うのは古代エジプトから言われていた!?



「近頃の若いもんは・・・」

そんなセリフを大人たちから一度は言われたことはあるでしょう。

大人が若者を批判するときの常套句です。


今読んでいる渋沢栄一の『論語と算盤』にもそんなことが書いてあります。

「ちょうど明治維新前の青年と、現代の青年ではその境遇や教育が
全く違っているので、どちらが優ってどちらが劣っているといったことは
一口には言えないと思うのだ。

ところが一部の人たちは
『昔の青年は意気もあり、抱負もあって、今の青年よりはるかに立派だった。
 今の青年は軽薄で元気がない。』などと言っている」 (p189)



渋沢が生きていたのは明治時代の話ですが、
当時から若者は叩かれる対象だったようです。


一説によると古代エジプトの時代の壁画にも
「最近の若い奴は働かないし、根性がない」
そんな内容の愚痴が残っていたとか。


いつどの時代にも大人は若者の価値観を理解できず、
時に衝突するようです。


「近頃物騒な事件が多い」
「戦後教育、親の教育のせいだ」

と言う人もいますが、
じゃあ、昔の若者はそんなに素晴らしかったのでしょうか。


「戦前の少年犯罪」と言う本がありますが、
この本によると素晴らしいどころか昔の若者が
ロクでもなかったことがわかります。



9歳の男子が6歳の男子を猟銃で射殺する、
(殺した原因はなんとお餅の取り合い)
中学生が小学生女子を集団レイプ して殺害、
小学校3年生が同級生を火炙りして殺人未遂など
ものすごい事件が頻繁に起きています。


現在小学生が銃で人を殺せば世界中で報道されると思いますが、
驚くべきことに戦前ではほぼ毎日そんな事件が起きています。


当時は警察に届け出を出せば銃は携帯できたので、
割とどの家庭にもあったため銃で人を殺す事件が
頻繁に起きていたようです。


ちなみに八つ墓村の津山30人殺しも戦前です。


加えて戦前は覚せい剤が合法でした。


これは戦争に行く際に恐怖心を和らげるために
使われていたと言われていますが、
一般社会でもかなり多く出回っており愛用されていたようでした。


そのため覚せい剤の取引がらみの犯罪も多く、
ヤク漬けで狂人になった人が凄惨な事件を起こしたりと言う
事件もありました。


不思議なことに現在も戦前の社会を生きてきた人たちは多くご存命で
昔の方が凄惨な事件が起きていたことを知っているはずです。


それなのに
そんな人たちが「最近犯罪が増えている」と言っています。


全く理解できないのですが、
人間には昔を懐かしむ習性があるのかもしれません。


しかし、見てきたように昔の若者よりも
今の若者の方が進歩していることがわかります。



僕の幼少期も大人たちから

「大学に行かないと就職ができない」
「服装や髪をちゃんとしないと社会でやっていけない」
「人に合わせて集団行動しなければならない」

そう教えられてきましたが、最近は随分様相が変わっています。


「大学に行かないと就職ができない」
→ ネットで起業できるので就職する必要がない。

「服装や髪をちゃんとしないと社会でやっていけない」
→ 自宅でネット使って仕事できるので服装は自由

「人に合わせて集団行動しなければならない」
→ 一人で仕事できるので集団行動の必要がない。


漫画やゲームをしていると勉強しろと怒られましたが、
この二つは今や立派な日本の主要産業の一つです。


したがって今、私たち大人が重視している常識や理念は
未来では全く崩れ去っている恐れがあります。


「近頃の若いもんは・・・」


そんな根拠のないノスタルジックな固定観念だけで
彼らの可能性の芽をつむのはやめたいものです。


それでは!


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2018.04.27 | コメント(0)
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