1月も終わりに差し掛かり、日本語学校では
ほぼ最後の難関でありイベントである日本語能力試験の
結果が出ました。
能力試験がビザの査定に影響するので
歓喜に沸いた人、失意の底に沈んだ人、様々です。
結果よりも頑張って積み上げたことの方が
後になって大事になってきます。
泣いた人も笑った人もそれを心に留めて先に進んで欲しいものです。
さて、
今回の結果を受けて、いやもっと前から
気になっていたことがあるのでちょっと書き留めておこうと思いました。
それは真面目に授業を受けている学生がいい成果を上げられず
休みがちで授業に出ていない学生が合格している傾向がある
と言うことです。
それは僕の授業のやり方にも問題があると言うことであり、
そこは反省しなくてはなりません。
ただ、やっぱり仕方がない面もあるんじゃないかなぁーと
思います。
読者の皆さんもご経験があるのではないでしょうか?
自分は一生懸命学校に行って授業に出て
ノートをとっているのに休みが多く授業に出ない学生が
要領よくテストや受験で成功を収めている、
そんな経験をです。
僕は何度もあります。
僕はかなり真面目に授業に出ていた側でしたので
何度も悔しい思いをさせられました。
でも、これってある意味で当然で、
やっぱり授業に出ると自分に足りない部分や好きで伸び代のある
勉強ができません。
授業に出ると自分の理解を無視して教科書だけ
どんどん先に進みます。
違うことをしていたら怒る先生もいるので
自分が興味がない勉強やする必要がない教科書の内容を
ずっとやらなければなりません。
本当に学問を追求したいなら
自学を中心にしてわからないところを学校でそれぞれの先生に
質問する、
そのスタイルが理想です。
それなのになぜか今の学校制度や授業を金科玉条のように思って
みんなに押し付ける傾向に疑問を感じています。
仮にも教師業をやっている
僕がこんなことを言ってはいけないかもしれませんが
これ以上真面目にやっている人が損をするのを見るのは
嫌だなと思っています。
今はテクノロジーが発達し学校じゃなくても
人間の才能を伸ばすツールは多く存在します。
無理やり学校に通う、通わせることはむしろ
才能を潰してしまうことにもなりかねないのです。
親御さんや学校関係者は是非それを
心に留めておいていただければと思います。
それでは!
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