在学中の無料インターンのすすめ 〜指導者は口ではなく背中で語る〜|日本語3.0

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在学中の無料インターンのすすめ 〜指導者は口ではなく背中で語る〜


日本語学校の学生は進路が決まってくる学生も
ちらほら出てきました。


と同時に新しい学校の学費の納入のため
アルバイトに追われて行くことでしょう。


無責任な言い方ですが、
寒いので体に気をつけて頑張ってほしいものです。


ところで最近、Facebookで自分の国から持ってきた
商品情報をシェアする学生が出てきました。


僕がいつも授業の時にいつも
「これからは会社はなくなる、自分でビジネスを始めてください」
とそう言っている影響かどうかわかりませんが
そんな学生が出てきてるのは嬉しい限りです。


一方で相変わらず
「大学に行ったら就職に有利。高卒と給料が全然違う」
そう教えている先生や親もいるようです。


そりゃ大卒しかとらない会社も存在するし、
高卒とは給料が違うかもしれません。


でも、高卒と大卒両方を募集している会社は給料が安い高卒を
とる会社も多いのです。

年によっては高卒の就職率の方が高い年もあるくらいです。

給料が違うと言っても就職できなかったら
大学に行った意味がありません。



そもそも、4、5年後に今の形で会社があるかどうかも
怪しいものです。


理由はやはりAIによる効率化で、
多くの会社は自然淘汰されていくでしょう。


会社が潰れないとしても効率化の名の下
社員は切られるはずです。

現に
みずほ銀行は全社員6万人のうち2万人の人員削減を発表しました。


何も考えないで大学に行って時間と数百万の学費だけ取られる、
それだけは避けてほしいものです。


そうはいっても
「いきなりビジネスはハードルが高い」
「好きなことをしろと言っても何から始めたらいいのかわからない」
「そもそも何が好きなのかわからない」

そんな学生も多いです。


そんな学生に言っているのは

「面白そうな会社にインターンに行け」

と言うことです。


Yahoo はグーグルなどに入社するのは至難のワザですが

「無給週1回でもいいので働かせてください」

とそういえば雇ってくれるかもしれません。

人手不足のところは今多いですからね。


そこで頑張れば将来は採用ということになるかもしれませんし、
ならないとしてもITスキルが身につきます。


それを元に他の会社に就職できるかもしれませんし、
自ら起業できるかもしれません。


留学生ならITスキルも仕事で使う日本語も両方身につけられます。

こんなにいい勉強環境はありません。


外国人留学生を現在のような低賃金ではなく人材に育てる、
そのためには親や教師が考え方を変えて
できたら自分で何かを始めるべきです。


学生に「勉強しなさい」と言っても
自分が勉強しないのなら説得力がありません。


真の指導者は口ではなくて背中で語る、
そうあるべきだと思います。

それでは!



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2017.12.23 | コメント(0)
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