保育士、介護士、日本語教師はなぜ給料が上がらないのか? 〜堀江貴文氏の発言から考察〜|日本語3.0

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保育士、介護士、日本語教師はなぜ給料が上がらないのか? 〜堀江貴文氏の発言から考察〜

先月の話ですが、実業家の堀江貴文氏の発言が物議を醸しました。

その内容がこれです。

「なんで保育士の給料は低いと思う?」
http://horiemon.com/news/2017/10/12/64627/

堀江氏が
朝日新聞デジタルの記事「なんで保育士の給料は低いと思う?」
という内容に対して「誰でもできるからです」と発言して
炎上したのです。


「誰でもできるならお前がやってみろ」
「保育士やってる人の大変さも知らないで偉そうにいうな」

そんな批判ツイートが相次いでいました。


炎上後、堀江氏は以下のように説明し直しました。

「誰でも(やろうとしたらたいていの人は)
できる(大変かもしれない)仕事だから稀少性が低く
(コンビニバイトなどと同様に)
給料が上がらない構造になっている」



つまり、堀江氏は労力として大変か否かは収入に関係なく、
稀少性&スキルの低さが低収入に直結していると主張しています。


この保育士の低収入の問題は日本語教師の収入の問題にも
当てはまると思いますので、このことについて
考えてみたいと思います。



確かにコンビニや工場のラインの仕事は長時間立つのは
大変ですが、研修期間を経ればある一定の人たちは
できるようになります。


それに対して
ウサインボルトやイチロー選手の技術は誰にでもできる
わけではなく、だからこそ世界から注目されて需要が高まり、
みんなが見れば広告収入が集まり、高収入に結びつきます。


スキルと収入はある程度関係あるように見えます。


じゃあ、
コンビニの仕事のように保育士は専門性が低いのでしょうか?
専門性が低いから低収入なのでしょうか?


僕は保育士の仕事を知らないのであまり適当なことは言えませんが、
園児を楽しませるようなイベントを考えたり、
お遊戯会のコスプレを作ったり、またピアノ演奏も
しなければならないので、結構専門性は高いような気はします。


これは日本語教師もそうです。

日本語教師は膨大な文法や語彙の知識が必要で、
さらに日本語がわからない学習者達に
論理的に明確に教える技術も必要です。


経験した人ならわかると思いますが、
日本語教師を誰でもできるという人は
おそらくいないかと思います。


このように専門性が高くても
低収入な仕事というのが世の中に存在します。


それに対して専門性が低くても
高収入の仕事はたくさんあります。


例えば
僕がやっていたネットショッピングです。


僕は以前カメラレンズやブランドバッグをネットで購入し
そして海外のECサイトにアップロードして売っていましたが、
本業の日本語教師よりも稼いでいました。

でもやってることといえば
ただ儲かりそうな商品を購入して写真を撮り、
海外のサイトにアップロードするだけです。

たまに英語を使いましたが、中学英語で十分対応でき、
専門性は必要ありませんでした。

もちろん、稼げるようになるまでは
めちゃくちゃ労力も時間もかかり、
かつ無収入だった月もあります。

しかし、慣れてしまえば少しの作業で
多くの商品を出品できるようになっていました。


また、インスタグラマーなども写真をアップロードして
フォロワーを集めて広告収入につなげている人もいますが、
写真をアップロードすることに特別な専門性が
あるかというと疑問です。


このように専門性と収入は必ずしも一致しないのです。


ここを見誤ると
「もっと専門性を磨けば収入が上がる!
よしもっともっと専門性を高めよう!」

そうおもって努力しても一向に低収入で、
延々に報われない人生を送ってしまう恐れがあります。


じゃあ、保育士や日本語教師が
低収入である本当の理由は何でしょうか?


実は収入はレバレッジに関係があるのです。



レバレッジとは「テコの原理」のことで、
少ない労力で多くの物を動かすことです。


例えばサッカー日本代表の本田圭佑選手は
最初名古屋グランパスでデビューし、その後イタリアのACミラン、
メキシコのパチューカと移籍して行きましたが、
その間収入は上がっています。


なぜかというとJリーグとイタリアサッカーでは
視聴者の数が全然違うからです。


本田選手がサッカーに費やしている時間も
労力も変わらないのですが、
観客数が違うためチケットや広告収入が段違いに
上がり、その結果選手の収入も上がります。


インスタグラマーもそうでしょう。

フォロワーさんが増えれば同じ労力で
見る人の数だけ増えていく
それに比例して広告収入も上がっていくのです。

これがレバレッジの本質で、
ネットを使うとレバレッジが効くようになります。


そう考えると現在の保育士や日本語教師はレバレッジが
効きません。


保育士は園児に対する数が決まっています。

幼い子ほど手がかかるでしょうから、
園児が増えれば保育士も必要になり、
保育士も増やなければなりません。


パイが増えても競争者も増えるので
ある一定額以上給料が上がらないのです。


日本語教師もそうです。

一つの教室で多人数の学生に授業しようとすれば
一人当たりの発話量が減ってしまい、
学生の上達度に支障をきたします。

そうして
一つの教室の学習者数を20人以下に抑えようとすると
また先生が必要です。

専門性が高くても給料が上がらない仕事は
概ねこのようなビジネス構造の上に存在しています。


大学教授や学校の先生も教壇に立っているという
意味では同じですが、大教室で授業ができるし、
政府の補助金も支給されます。

なので給料は高いわけです。


解決策は?


しかし、補助金をこれ以上増やすとなると
政治家に働きかけ税金をあげなければなりません。


それには選挙区内で一定数以上の業界関係者が
存在し、政治家に影響を及ぼすだけの票数があり、
しかもそんな選挙区が日本中にある一定数存在して
いなければなりません。


不可能に近いほどのハードルがあります。


おまけに補助金が支給されたとしても
経営者が従業員に還元するかどうかはわかりません。


入園料や日本語学校の学費をあげるのも難しいでしょう。
なぜなら
母親はそもそもお金がないので働くために
幼稚園に子供を預けるので、その母親から
入園料を上乗せするのも無理そうです。


日本語学校も同様です。

近年、日本語学校の学習者は途上国から増えてきています。

なので、学費の増額は彼らの生活を圧迫し、
さらにアルバイトをさせてまた授業が成立しない
そんな事態も考えられます。


じゃあ、解決策は何かと言うと
自分の仕事をネットと融合させ、レバレッジを
効かせて稼ぐ
ということです。


日本語教師であれば
授業体験記をブログで発信する、
授業風景をyoutubeにアップロードする、
学生と過ごした中で感じた異文化をkindleの
セルフパブリッシングで出版する。

またスカイプで集団授業をするということも
考えられます。
一人二千円取って4人集めれば
40分の授業で八千円の儲けになります。

これは日本語学校での稼ぎよりもはるかに高いです。


保育士に関していえばここまで書いておいて何ですが、
保育士はこれからの時代
必要なくなっていくと思っています。


理由は以前こちらの記事で述べましたが、
ネットでレバレッジを効かせてできる仕事が
増えるため、子供を保育士に預けなくても
済むようになるからです。

「幼稚園落ちた日本死ね」について 〜デモは意味ない〜
http://tamonfalcon.sblo.jp/article/174589499.html?1509778961

保育士という仕事に情熱を感じなければ
他の仕事に就くことをオススメします。


どうしても子供好きで保育士を続けたい人は
子育て日記をブログで綴り、子育て中のお母さんの
助けになるようなことを書いたり、
可愛いお子さんの写真をインスタに投稿して
フォロワーを増やしたり、
pixta、snapmartなどで売って稼ぐしかないでしょう。
(もちろんお母さんの許可をとって)



もちろんネットでレバレッジを効かせて
稼ぐことだって楽じゃありません。



しかし、さっき説明した通り
政府の補助金や増税を期待できません。


自分で動いた方が早いのは明らかです。


世の中が変わるのは時間がかかりますが、
自分のことなら今日からでも変えられます。


レバレッジを効かせてできそうなことをして
できればSNSで発信する、
その作業をとりあえず3ヶ月続けてください。


自力本願で必死になって続けていると
必ず見ていくれている人がいてあなたを助けてくれます。


これは僕の経験からも自信を持って言えることなので
ぜひ試してみてください。


それでは!

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2017.11.04 | コメント(0)
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