文型導入(上級)「〜あげく〜」、「〜あまり〜」「〜末に」との違いなど|日本語3.0

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文型導入(上級)「〜あげく〜」、「〜あまり〜」「〜末に」との違いなど

「〜あげく」
文法書の定義:ある事柄がエスカレートしてマイナスの結果になる

<導入>
t「みなさんニュースを見ましたか?
 韓国の学生が86時間ゲームをしたそうです。
 そのあと彼はどうなりましたか?」
s「・・・」
t「亡くなりました。
 86時間ゲームをしたあげく亡くなりました」

t「sさんは今日遅刻しましたね。どうしましたか?」
s「寝坊しました」
t「寝坊したあげく遅刻しましたね」

<既習文型との違い>
「〜末に」との違い
・彼はたくさん食べたあげく支払いをせずに帰った。
・彼はたくさん食べた末にぐっすり寝ている。
・彼はたくさん食べるあまり病気になってしまった。

「A末にB」はAをした結果Bになるという意味で、後件はいい結果にも使える。
・勉強した末に大学に合格した。

「AあまりB」はAをし過ぎたことが原因でBという悪い結果になる
「AあげくB」の後件も悪い結果だが、AとBは関連性がなくてもいい。

<反省点>
学生が以下のような非文を作っていた。

@10時間働いたあげく疲れ気味だ。
A階段から落ちちゃったあげく怪我をした。

どちらも前件と後件は「Aが原因でBになる」という誤解からだと
思われる。
Tの導入「86時間ゲームをしたあげく死んでしまった」が原因である。

既習文型との違いは示したつもりだったが、
もう少し明確にしようと思う。

2017.10.22 | コメント(0)
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