文型導入(上級)「〜うにも〜ない」|日本語3.0

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文型導入(上級)「〜うにも〜ない」

導入意味を理解させる部分
〜をしたいけど理由があってできない。

(秋休み明けに)
t「秋休みは恋人に会いましたか?」
s「いいえ、会えません」
t「どうして?」
s「恋人は国にいます」
t「そうですか。会いたいですか?」
s「会いたいです」
t「恋人は国にいるので会いたいですが、会えません。
 会おうにも会えません

t「じゃあ、国へ帰ったら?」
s「はい、でも帰れません」
t「帰りたいですか?」
s「はい」
t「じゃあどうして帰れないの?」
s「アルバイトがありますから」
t「アルバイトがありますからね。帰りたいですが帰れません。
 帰ろうにも帰れません

t「sさん、じゃあアルバイト辞めたい?」
s「はい、でも生活できないので辞められません」
t「じゃあ、辞めようにも?」
s「辞めようにも辞められません


<運用>その文型をどんなところで使えばいいのか? 使うメリットは何か?

t「例えば店長や先輩が『アルバイトが終わって飲みに行きましょう』
 と言いました。でも、sさんは明日朝から学校なので、行けません。
 なんと言いますか?」
s「すみません、ちょっと無理です」
t「それもいいですね。でも、『無理です、行けません』はちょっと
 冷たいですね。『本当はとても行きたいです、でも行けません』と
 いうのがいいですよね?」
s「すみません。学校があるので、行こうにも行けません
t「はい、とてもいいですね。」

<授業後の反省点>

ハンドアウトで問題を解いてもらうと目立った非文はなかったので、
意味や使う状況は理解してもらっていたと思う。

ただ文型「〜たい」と「可能形」の二つの概念と変形を使うので、
日常生活でとっさに使うには難しいと思われる。

動詞グループごとに多めに口慣らしをすべきだった。

次からは以下のようなドリル練習を入れようと思う。

t「辞めたいです、辞められません」
s「辞めようにも辞められません」
t「行きたいですが、いけません」
s「行こうにもいけません」
t「ゲームしたいですが、できません」
s「ゲームしようにもできません」
など



<参考文献>


2017.10.19 | コメント(0)
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