時点の格助詞「に」の使い方 ~なぜ「昨日に行きました」は非文なのか?~|日本語3.0

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時点の格助詞「に」の使い方 ~なぜ「昨日に行きました」は非文なのか?~

格助詞「に」の一つの用法として、時点の用法がある。

・1時に集まってください。
・26日に旅行しました。

一方で「に」が使えない状況も存在する。

・明日に買い物へ行きます。*
・去年に大会がありました。*

いずれも日本語学習者にありがちの非文である。
いずれも時点の用法なのになぜか?

「26日」「1時」というと次の日から見ても
同じ日時をさすが、「明日」「去年」などは発話時を相対的な基準として使う。

つまり、「明日」といっていた日は1日経てば「今日」になり、
格助詞「に」でしっかりと特定することができない。

したがって無助詞となる。
同様の名詞は以下のようなものがある。

明後日、先週、来週、去年、来月、先月、今、昔、今朝、夜

しかし、上記の名詞を使っても特定すれば格助詞が必要になる。
・26日の夜に会いましょう。
・先週の火曜日に買い物に行きました。

次のような「期間」は特定できないため無助詞となる。
・一日中、ゲームしていた。
・午前中ずっと寝ていた。



2017.10.02 | コメント(2)
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コメント

この記事へのコメント

先週の火曜日に買い物に行きました。
=>どうして先週は特定できませんけど、先週の火曜日は確定できますか。

from Thuy 2019.09.09 17:26

>Thuyさん
「先週の火曜日」だったら一つしかないから確定しているので「に」を使うことができます。

from 佐藤隼人 2019.09.12 16:43

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