程度副詞(なかなか、ずいぶん等)の使用条件|日本語3.0

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程度副詞(なかなか、ずいぶん等)の使用条件

性質や状態を表す品詞と結びついてその程度を表す副詞を
「程度副詞」という。

・田中さんはとても頭がいい。
・今日はずいぶん働いた。
・彼女はかなり美人だ。

副詞なので基本的にはどの品詞にも結びつき修飾する。
ただし、接続する言葉によっては相性が悪い。

・なかなかうれしい*
・ずいぶん悲しい*

「うれしい」「悲しい」などの感情形容詞は程度副詞と
共起しづらい。

・なかなか寒い○
・ずいぶん高い○

「寒い」「高い」などは「℃」「m」など客観的な数値で表せるため、
程度副詞と共起可能である。

・なかなか面白い○
・なかなか楽しい○

「面白い」「楽しい」は感情形容詞だと思われるが、
なぜ正文に聞こえるのか。主題の「は」をつけて前件を作成してみる。

・サッカーはなかなか面白い○
・サッカーはなかなか楽しい○

この場合だと「面白い」「楽しい」は感情形容詞ではなく「評価」
の役割を担っている。

「評価」であれば数値化が可能(A.B.C.90点など)であるため、
程度副詞と併用可能である。

・私はなかなか面白い?
・私はなかなか楽しい?

主題を「私」に置き換えてみると、「面白い」「楽しい」はそれぞれ
感情形容詞になるため、共起できなくなるのである。



2017.09.24 | コメント(0)
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