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天職の見つけ方 〜とりあえず1年本気でやって判断しよう〜


先日、OECD諸国が残業代を含めた民間部門の総収入について、
働き手1人の1時間あたりの金額を算出しました。

https://mansionkeiei.tokyo/news/?p=978

ここ20年、日本だけが賃金水準が下がっているということで
話題になりました。


しかも多くの人は嫌な仕事を、場合によっては
パワハラを受けながらも無理矢理続けているという人も多いでしょう。

「継続は力なり」と言いますが力にならず結果も伴っていない
ということがこのデータから見て取れます。


「そうは言っても続けるしかないんだ」

そう思う人も多いでしょう。

やっぱり職場を辞めるというのは相応の勇気のいることで
不安な気持ちも理解できます。


しかし、大事な人生をやりたくもない仕事で成果も出ないまま
ずっと続けるのは流石に困難で人生の無駄遣いです。


諦めないことは大事ですが、
諦めるべき分野やタイミングもあるのも事実です。


今日はそれについてお話しします。


結論からいうと

「1年間、これだと決めた道で本気で頑張ろう」

ということです。


期限を区切るというのがポイントで、
時間的な制約がないと人間、本気になって物事に取り組まないのです。

レポートなどでも締め切りがある方が
本気で仕上げようとするのと同じです。


もちろんこの期間に必ず成功できるほど甘くありませんが、
その道で成功しそうかどうかがわかるのです。


自分に向いているかどうかが判断するためには
1年くらい時間が必要だということです。


僕の話でいうと日本語教師として生活していこうと決めたものの

「日本語教師は食えない」

という定説が僕を悩ませました。


ところがいざ教壇に立ってみると楽しく、その気持ちが伝わったのか
1年目から学生の評価が高く、他のクラスから見学に来るほどでした。

確かに給料は少なかったのですが、仕事に呼ばれるような形で
次々代行を頼まれ、結局お金に困ることはありませんでした。


学生たちを見ていても来日一年目で、日本語や日本の生活に
向いているかどうかがはっきり分かれてきます。


繰り返しますが1年で大成功することはないかもしれませんが
なんらかの手応えは感じるはずなのです。

それにつれ自分自身もワクワクしたりと周りから評価されたり、
少しでも収入が上がったりと何かしらポジティブな反応があるはずです。

本気で一生懸命やっている人には応援がついてくるのです。

もし、この1年の間に本気でやってみても収益化のめども立たず
楽しくもなく周りからの評価も全くない、というのであれば
スッパリ諦めて次の道へ進みましょう。


人生は有限です。


頑張るべき時と損切りすべき時を見極め、
出来るだけ無駄なく生きましょう。


それでは! 悠々と急げ!


2019.05.20 | コメント(0)

読後 『学校と社会』 ジョン・デューイ @ 〜学校とは「小社会」であるべきだ〜


先日不登校Youtuberが話題になり賛美を巻き起こしましたが、
そもそも学校とはどうあるべきなのでしょうか。


その答えを100年前に出していたのが教育学者
ジョン・デューイ(1859~1952)がその著作「学校と社会」のなかで
学校とは本来どうあるべきかを明確に述べています。

<ジョン・デューイ「学校と社会」>


デューイはシカゴ大学で教鞭をとっていた際に
「人間の精神の発達について研究する実験室があってもいいはずだ」
と提案し独自のシステムとカリキュラムと共に学校を設立しました。


その学校での成果を表した著作が「学校と社会」でその中でデューイは

「学校とは子供達が自発的な社会生活を営む「小社会」でなければならない」

と主張しています。

どういうことかとデューイの真意を探る前に彼が
現代教育(ここでいう現代教育とは大教室で教師が壇上で
講義する教育のことを指す)の問題点として以下の点を挙げている点を
見ていきましょう。

<デューイがあげる現代教育の問題点>

@社会的精神がとりわけ欠けている諸条件の中で、
 社会的秩序の未来の成員を準備することにつとめている。

A伝統的な学校教室には子どもが作業する場所がほとんどない。

B教科を分けている。

これらの問題点をいかに順に詳しく見ていきます。

<ホスファチジルセリン>
シナプスが繋がりやすくなり、ひらめきや思考力、学習効果の高まりが体感できました。



@社会的精神がとりわけ欠けている諸条件の中で、
 社会的秩序の未来の成員を準備することにつとめている。


デューイは学校と社会の差異が大きすぎ現在の学校では
社会で役立つ知識や技能が身につかないと述べています。

デューイによる社会の定義はこちらです。

「社会とは共通の線に沿い、共通の精神において、また共通の目的に
関連して働きつつあるが故に結合されている一定数の人々ということである」

我々は同じ国や地域、地球に住み文明を進めたり、
社会をより良くするためという共通目的のために
生産、創造活動を行なっています。


ところが学校ではテストや宿題、課題などで友人と共同して
何かを成し遂げることは原則禁止で、個人の欠点や長所を
補い合って成し遂げるような共通の生産活動がありません。


補い合うことができないというのは非効率で個人にとっても
社会にとっても機会損失だと言えるでしょう。


また同年代の子どもとしか接触がなく社会を経験した大人と
触れ合う機会がありません。


これらの点がデューイがのべる社会と学校の乖離です。


A伝統的な学校教室には子どもが作業する場所がほとんどない。

近代教育は机と椅子を並べて子供たちをすわらせ
教師が話したことをただ暗記し、
模倣する受動的な教育にとどまっています。


子供の個性を軽視し、画一化されたカリキュラムによって
機械的に集団化させていることをデューイは指摘しています。


本来なら暗記したことをどう活かし、
新たなものを創造するのかが大切であるにも関わらず
そのための作業場、実験場、ツールがほとんどありません。


これでは子供たちが自ら思考して行動し、
能動的に動くことができなくなってしまいます。


B教科が別れている。

デューイは本書で以下のように述べています。


「一切の学科はこの共通の一大世界の中における諸処の関係から
 生ずるものである。子供がこの共通の世界に対する多様な、しかし
 具体的で能動的な関連の中で生活するならば、彼の学習する学科は
 自然に統合されるであろう。そうなれば諸学科の相関というような
 ことは、問題ではなくなるであろう」



忘れがちですが、教科というものは自然現象の中からそれぞれ一部を
切り取って概念化したものです。


例えば「日本史」「世界史」と分けられていましたが、
日本史を学んでいると近代に入るにつれ、
世界からの影響が色濃くなってきます。


幕末史を例に挙げて考えてみましょう。

幕末はそもそもなぜアメリカやイギリス、フランスが日本に圧力を
かけてくるようになったのか世界史の勢力争いの図を理解して
いなければ答えが出てきません。

それぞれ領土問題や資源争奪戦も絡んでいますから、
当然地理の知識も必要ですし、それぞれの国が発展した理由は
政治システムも関連していたでしょうから政治制度の知識も
必要になるかもしれません。


さらに幕末期には外国から高額なものが入ってきて
インフレ現象が起きていました。

そのため庶民が通商条約を結んだ幕府に不満を持つようになり、
攘夷運動に同調する動きがさらに広がっていき、
討幕派が勢いづいた要因になっていきます。

こういった経済事情も理解していなければ
時代が動いた背景を正しく理解することはできません。

このように日本史、世界史、地理、経済・通貨史は互いに密接に
関わっており本来切り離せないものです。


また江戸時代の貨幣は小判、米と特産品がそれぞれ代用されていたのですが、
これは仮想通貨などが今後通貨として台頭するようになるにあたり、
大変参考になるシステムだと言われています。


このように歴史という大きな枠で学ぶことで理解でき、
さらに現代にもアップデートできそうな事例が多くあるのですが、
「日本史」「世界史」「地理」などと無理矢理分けることによって
全体像がわからなくなってしまうのです。

結果、年号と出来事をただ暗記するだけの強化になってしまいます。

<SNSで外国語をマスターする>
もう先生も学校もいらない!?



<正しい学校のあり方とは?>

これら4つの問題点を踏まえた上で解決策としてデューイは冒頭で挙げた

「学校を社会のような共同体にしなければならない」

ということを述べているのです。


なぜなら、子どもはいずれ社会で自立し活躍しなければならず、
そのためには学校をできるだけ社会に近い環境に
近づけなければならないのです。


デューイがシカゴ大学で設立した学校は以下のような形です。

デューイ.001.jpeg

教室で座学という概念がなくフィールドワークが主な形で、
それでいて社会との距離が極めて近く
子供たちが能動的に学び活動できる空間になっています。


例えば校庭で野菜や果物を飼育しどのような環境で
どのような状況で何を与えればいい野菜が育つかを
図書館で調べ必要に応じて実験することも可能です。


新たな発見があれば大学で論文として発表できますし、
産業界で応用できるものも出てくるかもしれません。


また、学校で習得した知識を家庭での料理などでも使え、
体験の中で困ったことが起きれば学校ですぐに調査し、
実験して真偽を確かめることができます。


このように協働できる環境が整えたことにより子どもたちは
互いに長所や欠点を生かし、時に補い合うことができ
能動的に学んでいく様子が観察できたとのことです。


また学んだ知識や技能がすぐに活かせる環境にあれば
学習するモチベーションを持続できます。


人間の好奇心は無限で一つの分野について調べているうちに
自然や社会が教科などで別れていないことに気づき、
他の分野に裾野を広げて学んでいくことができます。


興味のとっかかりさえ与えれば人間はどこまででも
学んでいく生き物であり、逆に教科ごとに区切ると
学びを制限してしまいます。


教師や学校にできることはその学生がどのような分野に
興味があるのかを発見し、学習環境を整えることにあるのです。


まさに社会こそ先生で
これができれば教師の役割は8割がた終えたも同然です。


思えばデューイの学校はシリコンバレーや吉田松陰の松下村塾にも
似ています。


多大な成果を残し大人たちは学校は小社会であるべきだ
ということを理解したのでしょう


ここまでデューイの「学校と社会」について要約しました。


次回は現在の教育にどう活かしていくかについて所見を述べようと思います。

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2019.05.17 | コメント(0)

「令和の虎」に見る資金が集まりやすい起業家の4つの特徴


最近、Youtubeでずっと「令和の虎」を見ています。

「令和の虎」とは十数年前テレビ放送されていた
「マネーの虎」のリメイク版です。


若い世代では「マネーの虎」も馴染みがないかもしれませんが、
起業したい志願者が投資家の前で自分のビジネスプランを説明し、
希望投資金額を発表します。

投資家はそのビジネスプランを気に入れば投資し、
希望金額に達すれば志願者は資金を得ることができ、
一円でも希望金額を下回れば資金調達失敗という番組です。


僕も起業家目線でどんな志願者が資金を集めやすいのか
ずっと動画を見ていたのですが、気づいたことがあるので
今日はその学びをシェアします。


<ホスファチジルセリン>
摂取していると考えることが楽しくなりひらめきが多くなりました。



1、事業計画や資金の使い道について説明できるか

当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、
驚くほど多くの志願者ができていません。


無駄に高い金額を提示していたり、
少し詰められただけでしどろもどろになる志願者を見ると
投資家だって不安になるでしょう。


確かに多くのカメラがあって実績ある投資家が前に並んでいると
やはり緊張するし、そんな状況の中でさらに自分の考えを
全くの第三者にわかってもらうように説明するというのは
かなり困難が伴うのは理解できます。


しかし、自分の考えを言語化するというのは起業家にかかわらず
誰にとっても大事な作業です。


まして起業家で資金を集めようとしているのなら、
必須のスキルなのできちんと訓練することが必要でしょう。


2、相手のメリットを考えているか

これも考えてみれば当たり前なのですが、
「自分は〜したい」というばかりで自分を応援してくれる投資家さんへの
メリットを考えない志願者も多いと感じています。


逆にあなたが投資家の立場だったら自分が儲けることばかり考えて
あなたのことを全く考えてくれない起業家に融資したいと思うでしょうか。

就職の面接でも同じことで「私は御社で〜したいです」と自分の希望しか
主張しない就活生は多くいますが、そんな人は競争の激しい企業の場合
採用されません。


「私は御社のために〜したいです」
と相手のことを考えて発言し行動していくことが求められるのです。


起業家であれば自分の利益だけでなく自分を応援してくれる
投資家さんのメリットや「返済できるのか」
という不安要素を払拭してやることが何より大切です。


3、その事業に情熱があること

事業を始めるにあたって一番大事なのは諦めない情熱です。


新規事業というものは最初はまずうまくいかないものです。

そんな時お金だけが目当てだとすぐに諦めてしまいますが、
事業に愛情や情熱があると何度も挑戦しようと努力します。


そしてなんども試行錯誤し挑戦し続けることが成功につながるのです。

成功して投資家になった人はそのことがわかっているため
かなりこの要素を重視するのです。

現に1、2が全然できなくても志願者が頑張っているところを見て心を動かされ

「君、元気がいいからちょっとなら出してやるよ」

くらいのノリでポンと資金援助していた回もありました。


もちろん、口だけでアピールしてもすぐにバレるので
今まで自分がそれに対してどれほど愛情と時間を注いできたのか
具体的なエピソードを交えて語ることで説得力が増し、
援助してくれる人は必ずでてくるでしょう。


4、若く人柄がいい

3でも触れましたが投資家さんも人間なので、好き嫌いがあります。


したがってビジネスプランがしっかりしていて淀みなく答える人でも
人に不快な思いをさせる人にはお金が集まりません。


反対にあまり優秀そうじゃないけど「こいつ助けてやりたいな」と
思わせるような愛嬌があったり、
失敗して資金を溶かしても少しずつでも返済するような誠実さが
伝われば資金が集まる場合も多々あります。


その人が持っている人柄や魅力も立派な才能です。


もう一つの若さも立派な武器です。


投資家さんの懸念事項のうちの一つは
ちゃんと資金が返ってくるかどうかです。

失敗しても若ければ何度も挑戦することができるし、
最悪バイトして返すこともできます。


若さは財産なのです。


以上、「令和の虎」を見て投資を受けやすい起業家の特徴について
まとめました。


先日トヨタの会長による終身雇用オワコン宣言が有名になりましたが、
サラリー収入に頼るのは正直厳しいです。


一方で今は投資マネーは有り余っている状態で、
かつネット上で起業資金を集めやすくなってきています。


起業を目指す人はすぐに行動を移しましょう。


今日あげた4つの点を踏まえれば必ずあなたを助けて
くれる人は現れるはずです。


それでは! 悠々と急げ!

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2019.05.15 | コメント(0)
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