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ビジネスYoutuberはオワコン化と教育Youtuberの台頭


どうもです。

最近ずっと日本語の動画教材製作に勤しむ傍ら、Youtubeサーフィンをしています。

動画教材をYoutubeで宣伝するために色々勉強しているのですが、気づいたことがあるのでシェアしておきます。


Youtube界の流れとしては最初にヒカキン氏やはじめしゃちょーなどの芸能、エンタメ系Youtuberが参入し、Youtuberというものが認知されだしました。

その後、音楽系、グルメ系、旅行系、と様々な分野の人がYoutubeに参戦し、Youtuberというよりも本業をやっている人が副業として本業に関わる情報発信を始め、最近は税理士、弁護士などいわゆる兼業Youtuberが増えました。

企業側はそんな彼らに企業案件を委託することで商品やサービスを宣伝していたのですが、Youtubeの市場を見込んでか最近は自社や個人で情報発信を始める人が増えました。

こうしてビジネスYoutuberの参入が増えたというのが最近の動きであると認識しています。


で、ですね。

今後はビジネスYoutuberは衰退して我々教育系Youtuberの時代が来るかなぁーと思ってます。


理由を説明します。

まずなぜビジネスYoutuberが衰退するのかといえば情報の賞味期限が短いからです。

どういうことかというとビジネスの世界は常に日進月歩、昨日の情報が時代遅れになることだってざらにあるのです。

動画で「〜というサービスがいいですよ」と言っても来年には廃れているか新しいものに取って代わられているかもしれません。

2年前まで仮想通貨アフィリエイトが流行っており、それについて動画で語っていたビジネス系Youtuberがいたとしても今年仮想通貨アフィリエイトは見る影もありません。

GoogleのSEOの話をしても数ヶ月前にGoogleの仕様が変わり、今まで上位をとっていたキーワードが変わりブロガー界ことは記憶に新しいと思います。

そのためビジネス系Youtuberは次から次へと動画を投稿しなければなりません。


それに比べて教育系Youtuberはエンタメ系やビジネス系に比べて賞味期限が長いと考えられます。

つまり、ビジネス系のネタと違い数年後、急に数学や英語、日本語を学びたいという人がいなくなっているということは考えづらく、どの時代でも一定程度需要があるということです。


その分、トレンドに乗りにくく、拡散はされにくいのですがロングテールなので数年後にすごい再生数を叩き出しているということだって考えられるのです。


しかもですね。

ご存知の通り日本は空前の少子高齢化社会に突入しており、一昨年40万人、去年は50万人の人が日本列島からいなくなっております。


つまり、日本で日本人向けに商売している人は顧客が毎年40〜50万人減っているということなのです。

しかし、日本語の先生の場合日本語というコンテンツを海外に売ることができるので人口減少の影響を受けにくいのです。

それどころか世界人口はしばらく増加するのでビックチャンスなのですが、なぜかあまり言及されません。


聞こえてくるのは

「日本語教師を国家資格化しろ」「日本語教師の待遇を良くしろ」

といった他力本願な主張ばかり。

日本に留学する人が減っており、コロナ不況で公金が様々な分野で投入されている今、その必要性を感じて政府が公金を投入してまで日本語教師の待遇をあげるとは思えません。


何度かこのブログで主張していますが、人や政府に期待せず自分で動きましょう。


政府や社会を変えるよりも自分を変えて行動する方が早いし合理的ですからね。

それでは!

2020.09.12 | コメント(0)

失敗でさえコンテンツになる時代に挑戦しないことが失敗になると言う話


どうもです。9月に入り、かなり涼しくなりました。

と言っても台風の影響からのもので、しかも今回の台風は観測史上最高風速のようです。

風速で窓ガラスが割れて散らばらないようにガムテを窓に貼る作業をしていたのですが、足りなくなったのでホームセンターに行った所すべて売り切れていました。

ガムテープが売り切れとは前代未聞ですが、他の食べ物などの買い占めも行われていました。

コロナ騒動の前といい全然進歩がないなと思ったのですが、もしかしたら凍った消費を揺り戻すためにあえてマスコミと一緒にキャンペーン代わりのセンセーショナル報道をしているのかなと思ってしまいました。

それは半分冗談ですが、夕方くらいから台風の接近の影響で気圧が下がり、ずっと気分が悪いので観測史上最高と言うのはあながち大げさではないと思います。

台風の接近で頭痛がすると言うのは初めての経験なので。


さて、今日の本題です。

先日Youtubeで朝倉未来チャンネルを見ていて気づいたことがあるので共有したいと思います。


朝倉さんと言えば総合格闘技を代表する選手でありながら、Youtube界も賑わしているほどのインフルエンサーですが、このチャンネルで現在3人の若者を総合格闘家に育てようと言うプロジェクトが進んでいます。

Youtubeで応募者を募集し、書類選考とスパーリングテストを経て3人を選出し、1年で総合格闘技の舞台ライジンにデビューさせると言うものです。


ライジンデビューの前段階としてライジンの前座に当たるDeepと言う大会で8月に3人がデビュー戦を飾ったのですが、3人のうちで一番強いと目されている近藤ヒロヤ選手だけが負けてしまうと言う波乱の結果に終わってしまいました。


試合も見たのですがどうやら相手がトップレベルで強い選手だったようで、打撃では優勢だったものの怪我などでマイナス点が加えられてしまったようです。

「人生をかけていたのに」

と試合後のインタビューで落胆の色を隠せない様子でした。


ところがですね。

試合中継は3人共同じ動画で流れたのですが、コメント欄の多くは勝った他の2名の選手に対してではなく負けたヒロヤ選手に対しての応援メッセージで埋め尽くされていました。

朝倉未来1年チャレンジの3人のプロデビュー戦
https://www.youtube.com/watch?v=xqLVcJ_r4iM

一人はTKOをとったにも関わらずです。


負けたとはいえデビュー戦で格上の相手に挑んで善戦したその姿が見ている人の心を打ち、ファンを獲得したのでしょう。

SNSのフォロワー数も他の2名より格段に増えていました。

フォロワーが増えたと言うのはプレッシャーにもなりますが、力にもなるはずです。


ヒロヤ選手にはこの悔しさを力に変えて次こそは勝利をもぎ取ってほしいものです。


で、ですね。この話から何が分かるかと言うと成功だけでなく失敗でもコンテンツになると言うことです。

新しいことを始めたいけど失敗したらどうしようと二の足を踏んでいる人は多くいるでしょう。

しかし、失敗からも物語ができファンができるのだとしたら挑戦する気になるのではないでしょうか。

特に日本人は敗者、特に強敵に挑んで負けた敗者を讃える傾向があります。

徳川家康より真田幸村、桂小五郎や西郷隆盛、大久保利通よりも新撰組が人気があるのもそんな国民性が関係しているのかもしれません。

何か新しいことに挑戦し、成功すれば儲けものだし失敗してもその失敗をSNSで晒せばファンがつくのです。

こう考えると挑戦しないことがいかに損か分かります。

何かに挑戦しようかどうか迷っているあなた、時間の無駄ですよ。^^

それでは!

2020.09.05 | コメント(0)

読後 「外国語学習の科学 〜第二言語習得論 とは何か〜」 ~子どもをバイリンガルに育てるためには〜


今回は書評で取り上げる本は「外国語学習の科学」です。



どんな学習者が外国語学習に成功できるか、どんな方法を使えば外国語習得に成功するのか第二言語習得理論をもとに考察されています。

科学的な内容が平易に解説されているのでこれから外国語学習に取り組む人やなかなか語学を習得できない人、語学教師で指導に悩んでいる人にとっては有意義な内容です。

幼少期における語学習得方法と成人期の語学習得方法、それぞれ分けて解説します。

というのも幼少期における語学習得と成人の語学習得は根本的に異なるのです。

その理由についても触れながら解説を試みていきましょう。


1、バイリンガルを育てるためには

まず外国語学習に最も大きく影響するのが年齢です。

子供は語学の天才でどの国のどの場所に生まれても正確にその国の言語を習得します。

しかし、ある一定年齢を超えるとネイティブ並みの外国語能力を身につけるのはほぼ不可能だと言われています。

臨界期と言われ、年齢を超えると語学の習得が困難になるという年齢で思春期が始まる年齢である12、3歳だと言われています。

なぜ年齢の影響がそんなに大きいのかといえば大人になることで脳の構造そのものが変わる説や、物事を分析的に捉えるようになるため子供のように自然に習得するのが難しくなるなど言われています。

その中で最も有力な説は母語干渉だと言われています。

つまり、母語を習得することで外国語を母語を介してのみ習得するようになるのです。

例えば日本人の例で言えばLとRの違いについてです。

日本人の赤ちゃんでも生後数ヶ月はLとRの違いを判別できますが、生後6ヶ月から一年になるとその能力は急激に失われます。

なぜそんなことがわかるのかと言うと実験結果があるのです。

ワシントン大学のパトリシア・クールらが行った実験がそれです。

まず、赤ちゃんに「ra,ra,ra,ra」と言う音を聞かせ途中で「la,la,la,la」と言う音に変えます。

それと同時におもちゃを出す、と言うことを繰り返すと赤ちゃんは音が変わるとおもちゃが出ると察し、音が変わるとおもちゃが実際に出てくる前におもちゃの方向を向くようになります。

これが1歳になる赤ちゃんだと「ra」から「la」に音が変わったと判断できずにおもちゃが出てくるまで気づかないのです。(本書p43)


不便に思えますが逆に母国語と無関係の音は全て雑音として処理し、効率よく母国語の音声を聞き取り習得するための優秀な脳機能とも言えます。

一方、幼少期に外国語が習得しやすいからと言って幼少期から外国語を聞かせていれば母語や脳に悪影響がないかと不安に思う人もいるでしょう。

外国語を学ぶと日本語がおろそかになると言う言説もありますが実際のところどうなのでしょう。


これについてもクールは実験検証を行っています。

生後9ヶ月のアメリカ人の赤ちゃんに1回25分を4週間(計5時間)中国語の本を読み聞かせたり中国語のおもちゃで遊んだりしました。

同じく生後9ヶ月の中国人の赤ちゃんに同じ時間、こちらは英語の本を読み聞かせ、英語のおもちゃで遊びました。

するとアメリカ人の赤ちゃんは中国ネイティブ並みの聴解能力を示し、反対に中国人の赤ちゃんはネイティブ並みの聴解能力を示したものの、いずれの赤ちゃんもその実験によって母語の聴解能力は一切落ちなかったと言うことです。(本書p46実験より)

普段はずっと母語漬けであれば1ヶ月5時間程度の外国語を聞いても母語には影響は出ないようです。

反対に1ヶ月5時間の聴解だけで外国語を識別できる赤ちゃんの能力は驚嘆すべきでしょう。

少ない時間で外国語を習得でき、母語に支障もきたさないのであれば幼少期のうちに外国語を聞かせていた方が良さそうです。

また、その際母語とできるだけ遠い言語を聞かせる方が音に対する認知能力は高くなると言うことです。

バイリンガル同士を集めて音認知力テストを行ったところ、英語とスペイン語のバイリンガルよりも英語と中国語、英語と韓国語のバイリンガルの方が認知力が高いと言う結果が出たのです。

先ほど母語習得により母語に関係のない音は雑音として処理するため多言語の習得が難しくなると述べましたが、裏を返せば様々な言語を聞かせれば様々な外国語の音を言語として処理する能力が高まるのです。

これは新たな外国語を学習するときに大変優位に働くと考えられます。

母国語と遠い外国語を聞くことで聞き取れる音の範囲が広がり、その結果さらに多くの外国語習得に成功する可能性があるのです。


僕自身も日本語学校で日本語を教えている時期がありましたが、トリリンガルのネパール人学習者の方が他のモノリンガル学習者よりも日本語の聞き取り能力や会話能力が明らかに高かったのは印象に残っています。

ネパールはネパールの中で多くの部族が存在し、それぞれの言語も存在します。

そのためネパール人は生まれながらにネパール語、自身の所属する部族の言葉、ヒンドゥー語、英語と多言語に接しており、このことが日本語の聴解能力にも生きるのだと考えられます。


考えてみればアジアにも中央にも幼少期から複数言語に触れ、4〜5ヶ国語ペラペラに話せる人も多くいるので「幼少期に外国語を聞かせると母語に悪影響が出る」という言説は杞憂に過ぎないでしょう。


ここまでは臨界期を迎える前の外国語学習について話しましたが、おそらく皆さんの関心事は成人してからはどのように学習を進めればいいのかということでしょう。

それについては次回触れようと思います。


2020.08.27 | コメント(0)

サッカー漫画 「 アオアシ 」 〜なぜ言語化する人は成長するのか〜


前回「アオアシ」と言うサッカー漫画を紹介し、理想の教育者、指導者像として紹介しました。

「アオアシ 1」


今回は選手の視点に立ってこう言う選手であれば短期間に劇的に成長するよ、と言う条件について語ろうと思います。

こちらのシーンは主人公葦人がユースの入団テストで面接を受けているシーンです。
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面接の前に紅白戦があったのですが、葦人は自分で決めたゴールについて質問し、なぜゴールを決められたのかを説明させています。

この漫画の主人公、葦人が所属するユースチーム、エスペリオンはとにかく選手たちに「言語化」を徹底させています。

体を使うスポーツになぜ言語化が必要なのか不思議と思われる方も多いでしょう。

しかし、体は頭によって動かされるので頭を鍛えるのが身体能力向上には必須なのです。

もちろん、言語化と言う作業はサッカー選手はもちろん他の全ての分野に通じる最重要項目で、これをやるのとやらないのとではその後の成長度合いが圧倒的に違ってきます。

あなたが何らかのプレイヤーであればこれらを実践すれば爆速で成長できるし、指導者であれば部下や学生に言語化をしてもらうことで成長させることができるのは間違い無いでしょう。

言語化の効果は以下の4つです。

@失敗した原因が明確化する。
A成功が再現化可能になる。
B言語化を徹底することで意識せずにできるようになる。
C具体的に言語化することで具体的なアドバイスがもらえる。


@失敗した原因が明確化する。

一番イメージしやすい言語化の一番の効用は言語化によって失敗や成功した原因の理解が深まるからです。

失敗の原因をなんとなくわかっていても「説明しろ」と言われたら案外言葉に詰まるものです。

言語化できないと言うことは真に理解できていないと言うことなのです。

なぜ失敗したのかしっかりと言語化できてこそ失敗した原因を理解したことになり、同じ失敗を繰り返さなくなるのです。


A成功したプレーの再現性が高くなる。

失敗した原因を考えることが大事だということは理解している人は多いと思いますが、葦人が所属するチームでは成功した時も言語化を行わなければなりません。

人間うまく言った時は「やった!やった!」と浮かれてしまうものなので 成功した原因まで言語化する習慣のある人はほとんどいないでしょう。

したがって偶然ファインプレーができたとしてもなぜできたのかを言語化し、理解を深めなければ再現性が高まらず毎回偶然のファインプレーに頼ってしまうのです。

このことについてイチロー選手がその重要性について次のように語っています。

「僕は天才ではない。天才はヒットを打てた理由を説明できないが僕はなぜヒットを打てたのか説明できる」

イチロー選手は成功した理由の言語化も大事にしているからこそあれだけヒットが量産できるというわけです。

名選手名監督にならずと言う理由は天才は自分のプレーを言語化できないため人に教えらないからでしょう。

逆に一生懸命考えてプロになった人はプロでは天才になれずともセカンドキャリアで名監督として活躍できる可能性が広がっているのです。

サッカーといってもプレーできるのは若い時だけ、人生長いので長期的な視点に立てばプロでは花開かずとも考える習慣とつけた方がいつかは花開く可能性が高いのです。


B言語化することで定着し、正しい判断が瞬発的にできるようになる。

葦人をはじめとした一年生ユースメンバーは目覚しく成長し、たった数ヶ月でBチームからプロに近いAチームへ昇格を果たします。

しかし、Aチームはプロも輩出しているほどのハイレベルなパス回し、ボールさばきが要求され、一年生たちは全く歯が立ちません。

Aチームで苦戦する葦人はじめ一年生はAチームの強さの秘密についてこう思います。
「Aは言語化の次元が違うんや!考えてやってたらこれに追いつくわけがねぇ!」
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なぜこうもプレー判断が早いのかと言うと言語化を習慣化しているからです。

みなさんもヨーロッパや南米のサッカー選手の技術やアイデアに驚かされたことがあるでしょう。

彼らは試合後そのようなファインプレーについて聞かれると名選手はみんな

「あの時は周りがこんな状態で早いパスが来たので反転してシュートした」

と明確に言語化できます。

もちろん、サッカーの世界はコンマ何秒の世界なのでその一瞬の間にそれだけのことを考えることなんて不可能です。


じゃあ、なぜ名選手は一瞬でそんな判断をして動けるかというと何度も練習して言語化し、体に染み込ませているからです。

手足は頭によって動かされるので頭を鍛えることが何より大切です。

頭を鍛えないアスリートはたまに出るファインプレー頼りになり、プロの世界で負けていってしまうのです。

そして頭を使うということは言語化するということなのです。

「考えて、考えて、考えて。そうするとないろんなことが考えなくてもできるようになる」
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C具体的に言語化することで具体的なアドバイスがもらえる。

Aチームで苦戦し続ける一年生に福田監督はこのようにアドバイスします。

「とりあえず、もうちょっと人を頼ったほうがいい。自分の中で解決しようとしすぎ!真面目すぎてな。信頼できる意見を求めて人に聞け」
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これまで言語化、つまり考えることが大事だという話をしてきました。

しかし、いくら考えても解決しないこともあるでしょう。

そんな時は人の知恵を借りるのがベストです。

特に先輩なら自分が同じような経験をしているかもしれないし、客観的ないいアドバイスが聞けるかもしれません。


でもですね。

「もっと上手くなりたいですが、どうすればいいですか?」

そんな抽象的な質問をしても聞かれた側はどう返事すればいいかわかりません。

いくら名コーチでも選手一人一人がその時どんなことに悩んでいるかなんて把握できていません。

したがって、適切な答えを引き出すためには適切な質問をしなければなりません。

ここで役に立つのも言語化能力です。

自分のどんなところを伸ばせばいいのかしっかりと言語化し、自分に必要なアドバイスを引き出しましょう。


「アオアシ 14」


さて言語化という作業がいかに大事かが伝わったかと思います。


体を動かすスポーツ選手でもこれだけ高い思考力が求められるのです。

頭脳労働をやっている人はブログやTwitterなどで少しずつでも言語化すればこれまで述べたような効用があるはずです。

しかも今はネットで世界中と繋がれる時代なので発信によっていい人と出会うことができ、チャンスをモノにできるでしょう。


自分の失敗や成功の結果を考えて、言語化、発信。

ぜひやってみてください。

それでは!


2020.08.21 | コメント(0)

オンライン化したせいで教師が大変? はあ?


8月にも関わらずコロナ騒動が続いています。

教育機関もそのあおりを受け、オンライン化、ICT化に舵を切っているところも多いようです。

しかし、なかなかうまくいっていない学校も多いようで、メンタルを病む教員も増えていると言う報道やツイートもよく目にします。

日本語学校も例外ではなく、特に新人の先生はただでも授業準備の時間がかかる上にオンライン化にも対応しなければならないので四苦八苦している先生も多いようです。


しかしですね。

そもそもICT化、オンライン化は効率化のために行うのでオンライン化して教員や学生の負担が増えたと言うのは大変おかしな話なのです。

もちろん、最初操作に慣れるのは大変ですが、慣れれば自動化できて教員の負担が減るものなので、苦しい状況がずっと続くと言うのは根本的に使い方を誤っている恐れがあるので早急に見直したほうがいいでしょう。


案の定、「オンライン化で疲弊している」と吐露しているTwitterアカウントやブログをたどってみるとその多くがzoomで大講義をやっていたりとオンライン化の意義を履き違えている人がほとんどでした。

通常授業をそのままオンラインにしたところで非効率になるのは当然です。

教員は苦労していると言いますが、一番の被害者は高い学費を払って対価に見合ったサービスを受けられない学生の方です。

すでに大学の新入生の1割が退学を検討していると言う報道もあるくらいです。

コロナになって皮肉にも日本の企業や教育機関が内包する脆弱性が明らかになりました。

脆弱性とはすなわちICT化、オンライン化を怠ってきた点で、現に会社でも必要に応じてリモート化している会社はコロナ 禍においても全く困っていません。

今困っていると言う教育関係者は素直に反省しなければなりません。


ではどのように改善すればいいのでしょうか。

まず多人数集めて行う講義は必要ありません。

うまい教師の授業を動画にしてテロップなどをつけ、その動画を視聴すればいいのです。

場合によってはpowerpointやkeynoteでスライドを作ってもいいでしょう。

そうすれば普通の大学の講義より断然見やすくなるはずですですし、学生は何度も動画を見ることができるし、見にくい、聞こえにくいと言った苦情もなくなるはずです。


教師だって授業準備に時間をかけたり、同じ内容を何度も喋る必要も無くなります。


日本語学校もそうです。

日本語教師はオンライン移行と関係なく授業準備が大変だと言われてますが、それは教科書の問題でも教授法の問題でもなく労働集約型から脱却できていないのが原因です。


今まで日本語学校は新人の先生が四苦八苦して授業準備をして、クオリティの低い授業をして、過労や低賃金に悩まされてすぐ辞めてしまい、また次の新人の先生が入ってきてと言う壮大な無駄が行われていました。


しかし、大学と同じで導入や説明のような部分はうまい先生の動画を他の授業で使いまわせば十分で、新人の先生は動画の改善点やついてこれない学生のコーチングなどに時間を割けばいいのです。

一から授業を作るよりすでにあるものを改善していったほうが学校の教育水準は上がるし、先生たちもずいぶん楽になるはずです。

学生も新人の先生の変な授業を受けずに済むし、動画なのでわからないところは何度も見直せるので落ちこぼれも防げます。


繰り返しますがオンライン化によって教師も学生も疲弊していると言うのは明らかに間違ったオンライン化教育が行われている証拠です。


オンライン授業をコロナで教室授業ができない期間の一時的な対策ではなく、完全オンラインへの移行期間だと捉えましょう。

コロナと共存せざるを得ない状況の中なおさら必要となる対策のはずです。

それでは!

2020.08.11 | コメント(0)
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