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教育者、指導者必読の本 〜モンテッソーリ教育、灘中授業の実践方法〜

今日はいろいろ読んだ本の中で教育に関する本で絶対に読むべきだと考えた本についてご紹介したいと思います。

この記事を読んでくれている人の中には教師やコーチだけでなく部下を持つ上司や子育て中の親御さんなど様々な立場にあると思いますが、なかなか正解がなく、思い悩む日が多いと思います。

これから紹介する本はそんな迷えるあなたに何らかの指針を示してくれるでしょう。


1、組織、チーム運営に悩む人

ティール組織〜人を育てるのは人ではなくシステムである〜



ティール組織という現代組織論について述べた本で、従来型の組織の変遷をたどり、それぞれの特徴、メリットとデメリットについて述べてあります。

現代のように変化の激しい時代の中では意思決定に時間がかかるピラミッド型組織の限界について触れてあり、ティール組織という新しい組織形態を提案してあります。

ティール組織とは社員は雇われではなく一人一人に経営権、意思決定権、責任が付与されることで主体的に動くようになり、そうすることで会社も成長し、報酬も上がるというまさに夢のような組織です。

会社組織だけではなく教育現場での例も挙げてあります。

ティール組織を導入した学校はクラス制度や時間割というようなものも廃止され、教師と学生という役割すら明確ではありません。

何か秀でた物があればみんなが先生になり、学生同士が教え合うのが日常で教師はどうしても学生がつまずいた時にのみ手を差し伸べます。

つまり教師はティーチングではなくコーチングが主な仕事です。

システムが子供を、いや教師をも育てているのがティール組織です。

経営者にとってはもちろん上司にとっても教師にとっても学びの深い一冊です。


2、子育て、対人関係に悩む人への指南書

「嫌われる勇気」〜子供を褒めるな、叱るな〜



大ベストセラーになったアドラー心理学をもとにした思想を説いた本で人生に悩む青年がアドラー心理学研究者が悩みを打ち明けるという内容です。

この本を一言で要約するなら

「承認欲求こそが全ての不幸の源で一切捨ててしまい、見返りを求めずに周囲に奉仕すること」

であり、これを実践せずして幸せにはなれないと哲人は述べています。

自分がコントロールできるもの、つまり自分ができることのみに集中することと換言してもいいでしょう。

その考えを踏まえた上で「子供は叱ってもいけないし褒めてもいけない」など今までの常識を覆すような理論とその衝撃的な理由も述べられています。


青年が哲学者に相談するという対談形式のため一方的な押し付けにならないところもおすすめの理由です。
「子供の才能を伸ばす最高の方法モンテッソーリメソッド」〜藤井聡太、Google、Facebook創業者が受けていた教育〜



モンテッソーリとはフランスの教育学者の人が提唱した教育論で、子育ての目的を一言で言うと「子供の興味関心を見つけること」であり親がすべきことは「子供のやりたいことを邪魔せずに手助けをする」と言うことです。

藤井聡太棋聖やGoogleの創業者ラリーページ、Facebookのザッカーバーグなども幼い頃形は違えどこのモンテッソーリ教育を受けています。

確かに子供の頃に興味の対象に出会い、人生を捧げるきっかけができればその後の人生の充実度や成功確率も格段に違ってくるでしょう。

子供のやることなすこと全てに口出ししている親御さんをみますが、ご自身も家事や仕事があるのに大変じゃないでしょうか。

もちろんただ放任するのではなく子供を見守り、必要な時に手を差し伸べる、これが子供にとっても親御さんにとってもベストな教育方法なのです。



3、指導者、上司のための指南書

「アオアシ」〜選手を生かすも殺すも指導者次第〜
『アオアシ』


サッカー漫画で愛媛の田舎からプロサッカー選手になるため東京のユースチームに入団した主人公の話です。


従来のサッカー漫画と大きく趣を異にする(と言ってもサッカー漫画に詳しいわけじゃないんですが)点がいくつかあります。

例えばみんなが経験していて感情移入しやすい高校サッカーではなくユースチームを扱っている点や主人公がFWではなくDFである点が挙げられます。


そして個人的に最大の特徴だと思うのが、主人公を指導する監督、指導者の在り方にも焦点が当たっている点です。

この監督は元プロでスペインで活躍した伝説的な選手ですがその後若くして怪我で引退を余儀なくされ、その後指導者に転身、若干30代半ばであるものの監督としても頭角を表しているというまさに天才です。

この監督の指導法がとにかくユニークで面白く、かつ理にかなっているため選手たちがぐんぐん成長していくのです。


「指導者は直接教えてはいけない。自分で考えさせて答えに辿り着かせることに意義がある」
「練習にも質ってもんがある。長時間ダラダラしても意味がない」
「考えて考えて言語化しているといずれ考えなくても正しく動けるようになる」


など教育者、指導者なら刺さる教訓が多くあります。

他にも選手の特性を的確に見抜き、最も適切なタイミングでアドバイスしたり、1番実力を発揮できるポジションにコンバートしたりとまさに名指導者なのです。

おかげで選手たちから絶大な信頼を経ており、全国の少年たちは一度はこの監督の指導を受けたたいとこのユースチームの選抜試験を受けに来るのです。

この漫画を読み込めば指導者、教育者として後進にどう接すれば良いのか大いに学びがあるはずです。


「人を動かす」〜人を想いのままに動かす方法〜



1937年に出版された歴史的ロングセラーで多くの成功者が推薦している本ではっきり言って成功のための自己啓発本はこの本だけでいいと言い切ってもいいでしょう。

本書の内容を一言で言うと「具体的には人を褒める」これだけでいいのです。


なぜ褒めるのが大事なのかと言えば成功するためには自分が努力するのはもちろんですが、自分の時間は24時間と限られています。

ここでキーになるのが、いかにして他者の協力を得るかということです。


他人の時間を使うことで48時間、72時間と使える時間が増えていき成功確率がぐんと上がるからです。

他者の時間を使うためには人を褒めて「この人のために働こう」と思ってもらうことなんですね。

「褒めるなんて簡単じゃん」そう思った方は分かっていません。

褒めると言うのはとても難しいものです。

なぜなら相手の長所を的確に見抜き、然るべきタイミングでわかりやすく相手に伝えなければならないからです。

「褒めて長所を伸ばす」ことはビジネス界だけでなく教育界においても重要な要素になってくるので、本書は十分応用可能なので一読の価値はあるはずです。

読んで具体的な褒め方を学びましょう。



4、語学

「冒険家メソッド」〜先生も学校もいらない語学学習方法〜



語学に関する教育本で一押しなのがこの本で、特筆すべき点は「SNA」という真新しい概念が提唱されている点です。

SNA(ソーシャル・ネットワーク・アプローチ)のことで「これからの時代SNSを通じて勉強できるので、学校も教師も必要ない」という過激な物です。

実際、今の時代留学などしなくてもTwitterで英語で発信していればフォロワーさんが勝手に英語を訂正してくれたりします。


具体的なSNSやICTツールの使い方は本書に書いてあるので一度ご査証いただきたいのですが、これからの時代教師の役割としては学習環境を整えたり、学習者の個性や学習進捗度に合わせてネットツールを紹介することだと本書で述べられています。

学習者にとっても教師にとっても学びの多い本です。

日本語学校でも大学でも「学生の質が下がってきた」と嘆く先生は多いですが、SNSでの学び方を知らない、または自習できない行動できない学生がいくので質が下がるのは当然です。

これからもこの傾向は続いていくので時間を無駄にしないよう正しい方向で努力するために本書を一読するのがおすすめです。



5、先人の知恵に学ぶ
「学校と社会」デューイ 〜学校の在り方〜



学校システムの矛盾を喝破し、学校は本来どうあるべきかを解いた本です。

学校は社会に出る前の準備機関であるべきでそのためには社会の縮図であるべきである、と言うのがデューイの本書での主張です。

今まで上げてきたような学校の問題点を喝破し、現代的な教育論を100年以上前に論じていた人がいることに驚かされました。


「世に凄む日々」〜天才教育者吉田松陰の教育メソッド〜


明治維新の功労者は大きく薩摩と長州に分かれますが、長州
歴史小説で主人公は吉田松陰、松下村塾を創設して2年ほどの間にこれだけ多くの人材を生み出したまさに教育者の象徴とも言える人です。

物語を通して彼の教育手法について詳細を知ることができるし、どのような生い立ちでどのように思想を育んでいったのかを垣間見れます。


「奇跡の授業」〜脱線だらけの授業に込められた意図〜



『灘中 奇跡の授業』

灘高の国語教師、橋本武さんの授業について取り上げられています。

灘高といえば日本でも有数の新学校で中の下まで東大に合格する年もあるそうですが、橋下さんの国語の授業では「銀の匙」と言う小説を一年通して読むと言うユニークなものです。

なぜ一年もかかるかというと物語の途中で駄菓子が出てきたら駄菓子を持ってきてみんなで食べ、草仮名が出てきたらみんなで覚えてみたり、漢詩が出てきたら漢詩を暗記させたりなど文科省の方針を全く無視した、受験と全く関係のない教授法を取っています。


追体験させて入り込ませることでその物語や時代に興味を持ってもらうのが狙いで、彼のおかげで学生が古典、日本語に興味を持ち、結果灘高の国語の成績も全国トップを叩き出していたのは多くの人が知るところでしょう。


以上、おすすめの教育書について紹介してきました。

やはり成果を上げている教育の最大公約数をとってみると以下のことが言えそうです。

・教師は教えるのではなく環境を整えることに専念する
・教師は学習者にその分野について興味を持ってもらえる工夫をする
・親や教師、指導者は学生や子供に裁量権と自由を与えるが同時に責任も与える

ぜひ参考にしてみてください。

それでは!

2021.06.12 | コメント(0)

日本語教師がYoutube始めました。 〜どのSNSを使って自分を売り込むべきか〜

4月下旬からYoutubeを初めて1ヶ月経ちました。

チャンネルの内容といえばゼロ初級の日本語学習者に日本語を教える動画で、そのために少し前にInstagramで参加者を募集し、最終的に6人の学習者を選出しました。

この6人のゼロ初級学習者に日本語を教えていく過程をコンテンツにすることでストーリー性をつけてさらに視聴者にも日本語を勉強してもらおうという戦略です。


1ヶ月で10数本しかあげてないので判断するほどのデータも揃っていませんが、それでもチャンネル登録者数は700人以上集めることができました。
(戦略上チャンネル名を明かすことはできませんが)

ちょっとは学んだことがあるので今後Youtubeを始める日本語の先生の参考になるように書き記してみようと思います。


1、Youtubeは外部流入が難しい。

1ヶ月で700人のチャンネル登録者を集めることができたと言いましたが、これは初心者の中では多いように思えますがそうでもないのです。


僕はFacebook ページとInstagramでそれぞれフォロワーが3万5000人、1万4千人いますが、動画が上がるたびに告知してもチャンネル登録者が700人しかいないのです。


再生回数だって最初の動画は数百回いっていますが、直近のは数十回止まりです。


おそらく考えられることとしてはInstagramは写真や絵で、Youtubeは動画コンテンツなので相互性が低いのかもしれません。

SNSはそれぞれ相性があって例えばTwitterをやってる人はnoteを売って売り上げを上げたりしています。

Twitterとnoteはどちらもテキストプラットフォームなので相性がいいのでしょう。

Instagramで映えるほどのイケメンや綺麗な先生でなければインスタなど他のSNSを伸ばしてYoutubeをいう流れは無理そうです。


もう一つ考えられる理由としてはまだ投稿している動画数が少ないのでチャンネルのファンがつきにくくなっているとも考えられます。

1000品商品が並んでいる店と20品しか商品がない店のどちらにお客さんがつくかといえばやはり前者でしょう。

ついでに言うとFacebookページは全くリーチしなくなってしまっています。

Facebookが企業向けではなく個人にリーチするようにアルゴリズムを変えたからだと言われていますので、これからやる人はその点を踏まえていた方が良さそうです。


2、挑戦することの大切さ

次はポジティブで月並みな学びですが、何事も挑戦することに意義があるということです。

僕は今まで色々と挑戦してきて失敗してきました。

しかし、その過程であらゆるものを得てきました。

「男性は日本語教師で食べていくのは無理」

そう言われましたが日本語業界に飛び込みました。

その傍ら副業を初めて起業し、ビジネススキルを磨きました。

その間にもオンラインレッスンを早いうちから取り組んだことで画面共有や動画編集などの技術が身につきました。

インスタでどんな投稿が注目を集めるかを考え、投稿し続けた結果Youtubeでどんなサムネイルが注目を集めるかもすでになんとなく理解していたし、サムネ作成技術もすでに身についていました。

ペニシリンを発見したフレミング博士も容器皿に違う薬品を落としてしまったことで違う反応が起き、世紀の発見につながったと言われていますが、何事もトライアンドエラーが大事なのです。


コロナ禍で厳しく難しい状況で、これほど日本語業界(だけじゃないですが)が苦境に晒された時期はないと思います。

留学生が入ってこないこの状況が続けば日本語学校の半数以上が倒産するかもしれません。

職場に頼っていても絶対に明るい未来は待ってないので自ら行動を起こすしかありません。


何もしなければ沈んでいくだけだし、失敗したところで自分にはなんらかの学びやスキルが身につくので怖がらずに挑戦しましょう。

それでは!

2021.06.05 | コメント(0)

読後 「脳と体が若くなる断食力」 〜断食に挑戦しました〜

最近、健康が気になり、さまざまな健康法を試しています。

・禁酒9ヶ月目達成
・1日2食以下生活4ヶ月目
・瞑想1ヶ月目

と色々やっていますが、今挑戦しているのは断食です。

断食といえば僧侶やイスラム教徒などの宗教上の慣習だと思う方もいらっしゃるでしょうが、実は健康、長寿にとても効果があるということでとても注目されているのです。

これまではどんな食事が体にいいか、どの時間にどのくらい食べればいいのかという方法論が主流でした。

そして「食べないと元気にならないよ」そう言われて一日3食食べるように教育されてきたし、

しかし、その結果どうでしょうか。

メタボで糖尿病の成人が爆発的に増えました。

したがってどの食事を取るとかは関係なく、むしろ食べない時間をどう増やすかという言説が健康論で主流になってきているのです。

人間の消化能力は大差なく、体にいいものを食べたところで消化できなければ何の意味もないのです。

僕が参考にしたのはこの本です。面白すぎて半日で読み終わりました。

「脳と体が若くなる断食力」


断食というのはとてつもないメリットがあります。

理論はもちろん、実証されている例をあげられているので説得力に富む内容でぜひこの記事を読んでいるあなたにもぜひ挑戦してもらいたいのですが、いきなり無理をして取り入れてもうまくいく可能性は低いでしょう。


何か新しい習慣を取り入れるときは我慢するよりもそれを乗り越えたことによって得られるメリットをよく理解した方が成功率が上がるので、まずは断食についての理解を深めようと思います。


まず、断食のメリットについてです。

1、見た目が若返る。
2、病気にならない。
3、頭が冴える。
4、精神が安定する。
5、時間とお金の節約になる。

ちなみに「痩せる」とか当たり前のことは今回除外しています。

一つずつ見ていきましょう。


1、見た目が若返る。

なぜ断食すると若返るのでしょうか。

酵素には食べ物の消化を助ける消化酵素と細胞を活性化させる代謝酵素があり、食べ物を食べると当然消化酵素が働くことになります。

ここで1日3食しっかり食べていると内臓は食べ物を消化しきれずに食べ物が体内で腐っていき老廃物(主にタンパク質が腐ったもの)が溜まっていくことになります。

あなたが家の掃除をしているときに次から次にAmazonから次から次に荷物が送られてきたらどうなるでしょうか。

過労により働きは悪くなるし、部屋の中はいらないもので溢れやがて腐ってゴミになります。

それと同じように体内でもその老廃物が様々な病気の原因になっていくのです。


今まで消化するのに使われていた消化酵素の出番がなくなり、代謝酵素が古い細胞をどんどん除去してくれるため体の中が綺麗になります。

結果、肌や身体機能が若返るというわけです。

タモリ、水谷豊、福山雅治、Gacktなどは年齢の割にはとても若い見た目をしていますが、彼らはみんな1日一食だということが関係していると考えられます。


2、病気にならない。

今、コロナ騒ぎが巷を賑わしていますが、実は病気の原因の多くは癌など体内から発症するものなのです。

その原因は前述の通り食べすぎて消化しきれなくなった体内の食べ物が腐って病原菌になるからですが、断食をして代謝酵素が働くようになれば内臓の洗浄が行われます。


その時に病原菌の元である老廃物を一掃してくれるというわけです。

加えて腸という器官は体の中の清掃において最重要な役割を担い、断食を行うことで腸がきれいになれば体全体の免疫力が格段にアップし、体内の病原菌はもちろん体外からの病原菌も寄せ付けなくなるのです。


プロ野球選手が著者の山口さん主導の断食を行い、動体視力が若返ったことで打率も上がったとのことです。

動体視力を司る運動神経までもが清掃されたためだと本書で述べられています。

毎年2回は必ず風邪を引いていた僕ですが、一日2食か1食生活に切り替えたところ去年は1日も風邪をひきませんでした。

僕の実体験からも体調の改善が実感できるので健康になるのは間違いありません。


3、頭が冴える。

実は腸は第二の脳と言われているほど神経細胞が凝縮されている器官でかつ、脳とのつながりが非常に深いことがわかっています。

腸が不調をきたすと信号がすぐに脳に到達するため腸の不調が脳機能に即座に影響するのです。

逆に腸を綺麗に保ち、代謝が活発になることで脳がクリアになるということです。


脳は体内の糖分を栄養素として働くのですが、この糖が絶たれると脳が飢餓状態だと判断し、活発化するのです。

活発化する原因はケトン体で、ケトン体が脳の神経細胞に到達して活発に働くことで脳機能が飛躍的に向上することがわかっています。

アルツハイマー病の患者に断食を行ったところ記憶力が飛躍的に向上し、アルツハイマー病の症状が劇的に改善したということです。

アルツハイマーの人で改善したのですから、健康体の人にケトン体が分泌されるとさらに脳の働きが格段にアップすることがわかっています。

ある男子高校生が高三の春休みに大病に見舞われ、40度近くの高熱を発症し、医者からも「病気が治っても脳機能に後遺症が残ったり失明するかもしれません」と宣告を受けるほどの重病でした。

入院期間は2ヶ月に及びその間もちろんまともな食事はできませんでした。

しかし、退院後失明するどころか視力は2.0と改善したということです。

何より驚かれたのが脳機能で損傷するどころか、本を最初から最後まで記憶でき、旅行に行っても地図が7〜8ページ暗記でき、一度会った人の顔は2度と忘れないなど奇跡的な飛躍を遂げたのです。

ソクラテスやプラトンなど現代思想に多大なる影響を及ぼしたギリシャ哲学の論客たちも定期的に断食を行なっていたそうですが、断食を行うことで脳を活性化させて新境地を切り開いていたのだと考えられます。

ただし、このケトン体は体内に蓄えられている糖分がなくなることで分泌されるようになるので逆にいうと糖分がなくなるまで分泌されません。

完全に体内の糖分がなくなるのが4日以降であるため、本書では7日間の断食が推奨されています。


4、精神が安定する。

食を減らすことによって腸内洗浄に成功し、体調を崩すこともなくなれば精神も安定します。

長期の断食成功者たちの話を聞くと「体だけでなく心も生まれ変わった」と感想を漏らす受検者も多くいます。


5、時間とお金の節約になる。

本書ではあまり強調されていなかった点ですが、個人的に僕が体感した効果がこれです。

実際に食事を抜いてみればわかるのですが、我々が食事に費やしているお金と時間と労力はかなり多くを占めます。

自炊すると「何を作るかを考える、買い物に行く、食材を選ぶ、帰宅する、料理する、食器を片付けて洗う、棚に戻す」など膨大な金銭的、時間的コストがかかっているのです。

外食するにしても「お店に行って帰る」という時間を浪費してしまいます。

普段あまり意識しなかった点ですが、1日一食に費やす時間を1時間だとすれば1ヶ月で30時間、一年で360時間、つまり15日分無駄にしていることになります。

食品添加物など体に悪いものを一食に取り入れているのだとしたら、残りの限りある人生をそんなことで無駄にし続けるなんて狂気の沙汰です。


<いざ、実践!>

断食が体にいいことはわかってもらえたと思います。

我々の体は毎日食事をしなくても細胞自身に自浄作用が備わっており、適度に食事を抜くことで細胞は危機感を感じ、動いてくれるようになるのです。

薬などに頼らずに細胞たちに自分で働かせる習慣を身に付けさせることで体、脳機能が活発化し、健康に若返ることにつながります。

親がいつまでも仕送りしていると子供が才能を発揮できず自立できないのと同じで、ずっと食事を取り続けているとせっかくの優秀な細胞が能力を発揮できなくなるのです。


直ちに実行した方がいいのですが、いきなり7日間断食をしようとすると無理がたたって続かないと思います。

したがって本書では以下の手順を推奨しています。

1、少食コース
2、1日断食コース
3、週末断食コース(2〜3日)
4、1週間断食コース

まず1日3食摂取している人は直ちに1食をやめましょう。

最初は辛いかもしれませんが、1週間もしないうちに「意外と1食ぐらい抜いてもなんともないや」という感覚になるはずで、腸内環境が整う2週間が経過すれば「よく1日3食も食べてたもんだな」と思い始めると思います。

それから徐々に断食期間を増やしていきましょう。

1日断食コースからは専用ドリンクと水で過ごすことになります。

山田先生監修のファスティングドリンク「ファスティングプレミアム」


最初のうちは体がだるくなったり、場合によっては立ちくらみする人もいるかもしれませんが、それまでの食生活が乱れていたことの証明であり、体内の調整が進んでいる証拠であると述べられています。

なので、基本的に自分の細胞に任せておけばいいのですが、断食中はミネラルが最重要なのでミネラルが豊富な水の方がベターです。

1日断食ではまず重大な事故は起こり得ませんが、4日以降の断食を行なって間違った方法をとってしまうともしかしたら死の危険があるかもしれないので専用の施設で専門家の監修のもと行うのも一つの手です。

また断食の専門家によるドリンクに手ほどきが書いてあるのでそれを参照すれば安全に断食に挑戦できるでしょう。

これは全ての方法論に言えることですが、万人に聞く健康法は存在しません。

もし合わないなと思ったら長期にわたる断食はやめましょう。


僕は基本的に1日1食生活で週末に丸一日断食を行なっています。

1日断食を取り入れてまだ2週間ですが、何か変化があったらまた記事にしようと思います。


あなたもぜひできるところから実行に移してみてください。

それでは!

2021.05.20 | コメント(0)

読後「善悪の彼岸」 ニーチェ

ニーチェの「善悪の彼岸」、読んでみました。

「善悪の彼岸」


近代哲学に多大な影響を与えた「ツァラトゥストラ」の解説書と言われるものですが、解説書という割には難解そのものです。

ニーチェの著作はほとんどそうなのですが、自分の人生に出会って意義や目的を見出して覚悟を持って生きている人にしかわからないようになっています。

なので僕も全部わかるわけではありませんが、日々行動し、試行錯誤を積み重ねた上で読み直すごとに理解ができるようになっています。

自分の成長の度合いを測れる楽しい本です。

逆にいうとずっと何を言っているのかわからないというのであれば前から成長していないという自戒にもなる本です。


今回、目についた言葉を拾って自分なりに解説していきたいと思います。

「良い評判を得ようと自分を犠牲にしなかった者がいるだろうか」

アドラー心理学でも承認欲求の危険性について述べていましたが、ニーチェも人からの評価だけを求めて人生を生きることについて警鐘を鳴らしています。

「怪物と闘うものは闘いながら自分が怪物になってしまわないようにするがよい。長い間深淵を覗き込んでいると、深淵もまた君を覗き込むのだ」

ニーチェの中で有名な言葉ですが、ここでの「怪物」とは何らかの社会的イシューだと僕は考えています。

難問と向き合うのは楽しいですが、同時に人生を狂わされる場合もあります。

最近、京大の望月新一教授によって証明されたABC予想ですが、解かれるまでに35年の月日を要しています。

この問題を解くために数万人の数学者の人生が狂わされたでしょう。

難問を解いているようでいて難問があなたを深淵の奥へ引きづりこんでしまうかもしれませんので、あまり思い詰めるなよってことだと僕は解釈します。

「学ぶことで私たちは変わる。知識は全ての栄養物と同じ働きをするのだ。〜中略〜しかし、私たちのもっと深いところに教えることができないことがあるのもたしかなことだ。これは精神的な宿命という花崗岩であり、あらかじめ定められた選り抜きの問いに対して準備された、同じようにあらかじめ定められた答えと決意の花崗岩である」


我々は生まれながらになんらかの宿命、人生を捧げるべき対象というものを持って生まれてくるため、これは学校で教えられるものではありません。

人生こそ1番の先生で、自分が学びたい、毎日を充実させたいと思うのであれば自分の人生、宿命に出会うべきなのです。


「『駄目だ!駄目だ!いったいどうしたのだ?彼は後戻りしているではないか』ーそのとおりだ。しかし、君たちがそのことを嘆くなら、君たちは彼を理解していないのだ。彼はすべての偉大な跳躍をする者と同じように、飛ぶために後戻りしているのだ」

西郷隆盛は自身の主人である島津久光に嫌われ、島流しに遭いました。

島ではほとんど幽閉状態で出世コースは絶たれたように見えましたが、それでもめげずに韓非子などの著書に触れ、毎日読書に耽りました。

藩の勤皇派が一掃されたところでグレードアップした西郷が重役に戻ってきて日本史に残る活躍をしたのはあなたも知るところです。

西郷が捕まっていた頃、安政の大獄など勤皇派が一斉に弾圧された事件が多発しました。

もし、彼が島流しされていなければ勤皇派の頭領であった彼は間違いなく処刑されていたに違いなく、重役から転落したことが結果幸運だったことに気づくのです。

人生には失業、倒産、受験失敗など一瞬地位やレベルが下がるようなことが起こり得ます。

しかし、弓矢も後ろに引き絞る時間が長ければ長いほど遠くに矢を飛ばせるのと同じことで、跳躍する前には後戻りしなければならないこともあります。

不遇を嘆いて腐るのが1番良くないことです。

2021.05.14 | コメント(0)

Wifi が繋がらない場合は前のwifiが原因 〜昔のwifi表示の消し方〜

この間ルーターを買ったので設置したのですが、どうも繋がりが悪かったんですよね。

きちんと設置して携帯にもパソコンにもつながるように設定したのですが、なぜか回線が重く、プリンターにも繋がらずに印刷もできない。。。

ルーターを再起動したり、再設定したり、一度電源を切ってみたり、色々ネットに出回っている方法を試してみましたがダメでした。

色々ググってみたのですが、どうやら前のWifiが残っていたことが原因のようでした。

つまり、新しいWifiに繋ぐときに古いWifiがあると機械が混乱してしまうようです。

しかし、古いWifiは新しいWifiを設置した際に削除したはずだったのですが、なぜかずっと残っていたのでした。

デスクトップに現れるWifi表示を消しても消しても現れる場合、ルーターじゃなくてモデムの方を初期化すれば良いとのことでした。

結果、つながりも改善し、印刷もできるようになりました。

忘備録も兼ねて、またしかしたら同じことで困っている人もいるかもしれないと思い、今日は古いwifiの消し方について書き連ねました。

それでは!

2021.05.09 | コメント(0)
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