日本語3.0

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日本語教育推進法 をあてにするな 〜日本語教師が取るべき方策〜


21日に国内の日本語教育の充実を促す日本語教育推進法が成立しました。

内容は国や自治体には地域の日本語教育を企業には雇用している
外国人に対して日本語教育を充実させることを明記したものです。


法案が成立した背景には国内の外国人の増加にあり、
2018年末時点の在留外国人数は約273万人で過去最多を記録しました。


これにより国や自治体、企業には日本語教育の推進に関する施策を定め、
実行する責務があると規定されました。

学校での指導を充実させるための教員の配置、地域の日本語教室で
教える人材の育成や教材開発の支援などが必要だと追記されました。


日本語教育の重要性が明記されただけでも一歩前進だと思いますが、
これによって日本語教育が公教育化されて日本語教師の待遇もよくなる
と考えている人もいるようですが、どうなのでしょうか。


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具体的に予算をどう割いていくのか額も決まっていませんし、
留学生の就労28時間ルールのように有名無実化すると思います。


そもそも年金も払えないオワコン政府がわざわざ時間と予算を割いてまで
日本語教育を施すとは考えられません。


また高齢者の保守的な票田を抱えている自民党議員は抵抗を示すかもしれません。


もちろん、法律に明記されたことは素晴らしいことですが、
すぐに公教育化されて日本語教師の待遇も上がると期待するのは早計でしょう。


他にも理由があります。

これからの時代、コンテンツは無料化していきます。


一昔前は映画やCDなどはレンタルしなければならず、
買おうとすれば1000〜3000円はかかっていました。


しかし、現在映画はネットフリックスで月額制で見放題でき、
音楽はitunesなどで100円くらいで買えるようになりました。


もっというとYoutubeでタダで聴ける音楽や映画もあります。

本の内容も発売すると同時に要約されたサイトができます。


なぜ無料にするかというとGoogleの使用上無料で公開した方が
長期的に得するようになっているからです。


例えば画期的な英語学習のノウハウがあったとしてそれをサイトで
有料にしたサイトと無料にしたサイトがあったら読者はどちらのサイトを
閲覧するでしょうか。


間違いなく無料のサイトですよね。


そしてその無料のサイトは有料のサイトよりも当然
多くのアクセスを呼び込むことができます。


そうして広告費を稼げる上にフォロワーや長期的な
読者になってくれます。


「こんなすごいことを無料で教えてくれるこの人はいい人だ!」

そう思われて顧客の信頼を得たほうが長期的には得をするのです。

チャンネル登録者の多いyoutuberは企業案件を受けていますが、
これも同じ構図です。

顧客から少額を取るより企業からお金を取った方が
額も桁違いなんですよね。


ネットで成功している人たちはこのことがわかっています。

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シナプスが繋がりやすくなり、ひらめきや思考力、学習効果の高まりが体感できました。



これを日本語業界で置き換えるとやはりこれからの時代の授業は
動画授業が主体になっていきます。


動画であれば好きな時間に好きなだけ学ぶことができるので効率的なのです。


それぞれの多様な価値観を持った学習者が多様なリソースを使って
学習できる状況が整いつつあるにも関わらず、
非効率な公教育化することに意味はあるのでしょうか。


特に就労者の場合は大変な労働の後に授業に行くのは
とても過酷なことだと思うのですが、それだったら
スマホで片手間に日本語を勉強できた方がいいに決まっています。


では日本語教師はどうすればいいかというとインスタでもFacebookでも
youtubeでもなんでもいいのですが、それぞれが日本語を教えるコンテンツを
作りフォロワーやアクセスを増やしていけばいいのです。


集めていけば企業さんから案件のお話が来るでしょう。


教育とは本来学習者を自立させるために存在するのであれば
教師は国に頼らず自立する姿勢を示し、学習者に背中を見せるべきでしょう。


それが真の教育だと思いますし、僕もそう信じて毎日実践しています。


それでは! 悠々と急げ!


2019.06.23 | コメント(0)

就活で100%内定を取る方法 〜普段から〇〇することが内定への近道〜


つい先日、現在大学生の卒業した教え子からメッセージをいただきました。

「夏にインターンシップに参加したいと思うので
 エントリーシートの添削をしていただけませんか」

という内容でした。


僕は基本的にこれからの時代は個人が会社組織に頼らずに
生きていくべきであり、またそうなっている時代だと思います。


終身雇用も年金制度も崩壊した今、それが確固たる真実です。

「就活しなくていいから自分のやりたいことを見つけて起業しろ」

とそう言いたかったのですが今回相談してきてくれた教え子は
外国人留学生で、ビザの問題もあるのでいきなり日本で
起業というのは難しいのも事実です。


そこでそれらの事実を伝えつつ、とりあえず彼女が日本での居場所を
確保するためにエントリーシートの添削をすることにしました。


彼女のアピールポイントは
塾講師としてのアルバイト経験をもとに書かれていました。

「短期間で国籍・学力・性格が異なる生徒たちに対して
 最適な学習計画を提案してきました。
 一人一人の能力に応じて大規模講義や個別指導の展開だけではなく、
 TOEFLの基礎から対策まで独自の教材とビデオ授業を使って
 学生の日常学習を補助しています。
 成果として、昨年の生徒はTOEFLで平均40点のスコアアップを達成し、
 難関大学にチャレンジできた学生が多数おります。
 このような提案力を御社のインターンシップでも活かしたいと思います。


これが4年ほど前まで全く日本語が話せなかった留学生の文章です。

日本人の文章だと言われても遜色ないほどの出来だと思いますし、
本当に彼女の努力と知性には頭が下がります。


日本語力もさることながら自分が今具体的に行動していることや
その成果を現段階で具体的に言語化できる学生は現就活生の中では
極めて珍しい存在だと思います。


おそらく就活生の上位10%には入っていて
普通の会社なら就職はできると思いますが、
彼女が目指している企業は日本でもトップオブトップの企業です。


したがって全体の1%以内に入らなければなりません。


そのためには彼女の自己PRはあともう人押しが足りないのですが
皆さんは察しがつくでしょうか?

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その足りない点とは「御社のために」という視点です。


「自己PR」と書いてあるので多くの就活生は自分のいいところや
成果を強調することに注力します。


それはそれでいいのですが企業は自慢話だけを聞きたいわけではありません。

むしろ、ずっと自慢話を聞かされると嫌な気分になるかもしれません。


本当に知りたいのは学生が持っているスキルが自分の会社で
どう生かされるのかを知りたいのです。


したがって

「私はこれだけ成果を出しましたが、このスキルを御社のために生かします」

そう書くだけで「ああ、この人は私の会社のことを考えてくれているんだ」
そう思われ、だいぶ印象が変わってきます。


相手を喜ばせることはビジネスの基本で、
優良企業はこのことをよくわきまえています。

そして、この基本が学生時代からわかっている人はごくわずかで、
この基本が実行できれば優良企業からも好かれて採用されます。


就活は厳しいので多くの就活生は早く内定を取りたいがために
「われがわれが」という感情になってしまいがちですが、
それでも実践できる人材が強いのです。


これは就活だけでなく起業する時もそうです。

先日、「資金集めに成功する起業家の特徴」でもまとめましたが、
投資家さんへのメリットを考える起業家さんは資金集めに成功しています。


他にも相手の会社を喜ばせるために面接後にメールを送るのもいいでしょう。

手紙でもいいのですが、
手紙だと届くのに時間がかかるのでメールがいいと思います。


内容はコピペだとダメなので面接官と話した印象などでいいと思います。

「面接の方がとても印象が良くて緊張がすぐにほぐれました」とか

ここでもとにかく相手が喜びそうなことを書くのです。


このメール作戦もやる人がほとんどいない(僕が就活をやってる時はそうでした)
ので、かなり相手に好印象を残すと思います。


実際にこれをやってFラン大学から大手金融機関に内定をもらった人もいます。

その大学始まって以来ということで「就活の成功者」として登壇し、
スピーチしたそうです。


大学名などは関係なく人を喜ばせることが
いかに大事かがわかってもらえたと思います。


とはいえ、面接でもプレゼンテーションでも最初は緊張するもので、
本番で急にやろうと思ってもできないでしょう。


なので、普段から周りの人を喜ばせることを考えて実践すべきです。


普段から行動に移していれば、本番でもうまくいくはずです。


それでは! 悠々と急げ!

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2019.06.18 | コメント(0)

なぜ日本語教育では「文型」が重視されるのか


前回は格助詞とは述語のとの関係性を表すもので、
それぞれの種類について述べた。


格助詞とは  〜その種類と役割〜
http://hayato55.com/article/186110990.html

『日本人のための日本語文法』


『日本語』金田一春彦


今回は日本語教育でよく聞かれる「文型」とは何かということについてまとめた。

文型という言葉に触れる前にまずは文の「必須成分」と
「随意成分」という言葉について触れる。

以下の例を参照されたい。

ティジュカ ジョアキン フェジョン シキンニョ 食べた。


この中で文の必要な部分、つまり「必須成分」はどの要素だろうか。

「が格」をのぞいてみると以下のようになる。

ティジュカ フェジョン シキンニョ 食べた。

この文だと「え、誰が?」と当然の疑問が浮かぶため
「が格」は必須成分である。

また、「を格」をのぞいてみると以下のようになる。

ティジュカ ジョアキン シキンニョ 食べた。

これでもやはり「え、何を食べたの?」と読み手は疑問に思うだろう

対して「で」「と」はどうだろうか。

ジョアキン フェジョン シキンニョ 食べた。

ティジュカ ジョアキン フェジョン 食べた。

これらは違和感なく読むことができるだろう。

つまり、この文の場合「が」と「を」が必須成分で
「と」「で」が随意成分になる。

では「と」が常に随意成分になるかというとそうではなく。

・私は昨日ケンカしました。

と聞くと当然、「ケンカした相手は誰だ」ということになり、
この場合は「彼女と」など相手の存在を表す「と格」が必要成分となる。

・私は名古屋に移動しました。

という文であればどこから移動したのかが問われるため
「東京から」といった「から格」が必須成分になり得る。


これらの必須成分と述語の組み合わせを文型といい、
文型の主な組み合わせ以下の表になる。

日本語の必須成分.001.jpeg

一方で「ティジュカ で」「シキンニョと」の「で」「と」などの格助詞は
述語で決まるのではなく名詞との組み合わせで決まる。


母国語話者はこの格助詞と述語の組み合わせである文型が
すでに頭に入っているが、学習者にはこの文型を教えなければ
「AさんがBさんを結婚する」など誤文を産出する。

これは文型が入っていないからで、
したがって日本語教育では文型学習が重視されるのである。


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2019.06.16 | コメント(0)
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