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今月の 〜外国人ブロガー、中国の企業に顧問として就任など


いよいよ6月が終わり、今年の半分が過ぎようとしています。

ここで今月までの成果を発表し、これからの目標について再考、軌道修正しようと思います。


<外国人ブロガーチームのnoteを始めました>

先月から外国人のブロガーを育成するため元教え子の人にブログを書いてもらっていますが、 同じ内容のものをnoteでも連載するようにしました。

「外国人ブロガーの部屋」
https://note.com/hayato49

一つのアカウントをチームで運営するようにしてもらい、順番に書いてもらって僕が訂正、校閲し、チームとして毎日投稿投稿していこうと考えたのです。

発信していけば日本語の能力や思考力も上がるし、何より発信することで外国人の置かれている立場を日本人に理解してもらえるし、何より収入アップやビジネスチャンスにつながる可能性だってあります。

これから日本は少子高齢化社会で、少ない日本人で多くの高齢者を支えていかなければなりません。

そうするためには外国人の若い人の力が必要で一人でも多くの外国人起業家を排出することが僕の使命だと思っています。

<動画教材を完成させます>

前からUdemy という世界最大の動画教材プラットフォームで動画販売をするため、動画教材を製作しておりましたが、

つい先日中国の大連の物販会社から顧問になってほしいという打診を受けたので、中国でも販売していこうと考えています。

その会社の人によるとwechatというアプリで販売可能だそうなので。

教材が完成したらそれを元にYoutubeも始めようと考えています。


コロナの影響で収入源が一つ吹き飛びましたので、何とか立て直したいと思います。

悠々と急げ!

2020.06.27 | コメント(0)

読後「 世界のエリートが今一番入りたい大学 ミネルバ 」 後編 〜新しい教育の形とは〜


前回は校舎もテストもないミネルバ大学がどう言うものかを説明しました。

<『世界のエリートが今一番入りたい大学 ミネルバ』>


今回はすぐれた教育システムを持っているとはいえ大々的な宣伝もせずにどうして多くの優秀な学生や教授を集めたのかについて本書をもとにまとめました。

ミネルバ大学にはハーバードやスタンフォードなど一流大学からの編入学生や卒業生も多々おり、さらに幼くしてプログラミングの天才やデザインに精通した学生、子供の時からプログラミングを学習し、国際コンテストで入賞した学生など様々います。

卒業生の中にはスタンフォードやハーバードを卒業しても職に就くことが難しい世界トップクラスの教育カンファレンスやシンクタンクで働いている人もいます。

既存の大学のように有象無象を集めているのではなくきちんと努力を継続できる人材にターゲットを絞るため、そのような実績ある学生や将来成長しそうな学生を選んでいるのです。

このような優秀な若者が卒業後、実質広告塔となりさらに優秀な学生が世界から集まってくると言う好循環が起きているのです。



学生の一人は
「なぜ自分が合格できたかはわからないが、なぜクラスメイトが合格できたのかは説明できる」
と述べています。


学生たちは優秀でありながらそれぞれ特技を持ち合わせているので互いを尊重し合える存在だと在校生が述べています。

学生たちは一般的な一斉授業のテストで均一的に成績が全て決まるのではないため、競うという概念がないようです。


オンラインなので人間関係は希薄かといえばそうではなく、寮で共同生活を営んでいるため学業だけでなく課外プロジェクトや文化的な交流を通じて工夫もなされています。


慣れない異文化と習慣の中で過大なストレスに悩まされる学生のためにメンタルケアの専門家による個人面談も充実していると言うことです。


前述しましたがミネルバ大学の教授の候補募集の際には無名だったにも関わらず、応募が殺到したということです。

それも教授陣もスタンフォード大学など名門大学で輝かしい研究成果を挙げた教授や有名企業からの出身者も数多く在籍しています。

しかもミネルバ大学は「身分が保証されている人たちが運営方針を決めると市場ニーズに対応する努力を怠ってしまうようになる」と言う理由で終身雇用制度を廃止しています。

また、固定給もなくこなしたコマ数分だけの報酬がもらえるというもので名門大学の待遇に比べれば決して優遇されているわけではありません。

にも関わらず輝かしい実績を持つ優秀な教授陣はなぜ恵まれた地位を捨ててミネルバ大学の教授になったのでしょうか。

教授にも以下のような利点があるのです。

・ネットで完結するためキャンパスに通勤する必要がなく、場所を選ばずに授業に接続できる。
・自宅で授業ができるため共働き世帯や子育て世代にとって家族と過ごす時間が増やせる。
・教材開発に携わる教員にはストックオプションが与えられる。

これらのメリットは

ではこのようなメリットをどのようにしてプロモーションし、優秀な学生と教授を集めたのでしょうか。


<無名な大学が世界中から優秀な学生や教授を集めた方法>

ミネルバ大学は紙媒体での宣伝をほとんど行なっていません。

それでどうやって学生を集めたかといえばやはりSNSで、ミネルバ大学はYoutube、Facebook、Twitterはもちろん、ウェイボ、Wechatなど中国SNSのアカウントも運営しています。

Facebook ページのフォロワーにいたっては40万人以上に上ります。
(ちなみに東京大学と早稲田大学、慶應大学のFacebookページのフォロワー数はそれぞれ7万人、5、6万人、2万人。)

どういった内容を投稿しているかというと以下のような内容です。


・学生紹介

前述のようにミネルバ大学には豪華な施設がほぼないため、それらを誇るような宣伝をすることができません。

代わりに学生の在学中の活動や研究結果を投稿することにより、学生の質の高さ、ひいては大学の質の高さをPRしているのです。

学校、教育にとっていちばんの成果は卒業後学生がどのように活躍しているかです。

東大がなぜブランドが高いかといえば卒業後、政府高官や研究者となって世界中で活躍している人の履歴に「東大卒」という学歴がついているからです。

広告を打つよりその方がはるかに広告効果があります。


・外郭団体との協業

ミネルバ大学は社会に出た時に即戦力として活躍してもらうために外郭団体と様々な協業やイベントを行っており、そのイベントで宣伝することで周知活動を行なっています。

様々な会議で創設者や学生が現在の大学が掲げる問題点といったテーマで講演活動をし、その解決案としてミネルバ大学を取り上げているという形です。


<ミネルバ大学、成功の要因と所感>

「キャンパスを都市に実用的な知識を教え社会に役立つ人材を育てる」

そんなミネルバ大学の理念をもとにそれを実行するためにどのような教育がなされてきたのかについてまとめました。

もちろん、教育の成果は中長期的に見るものなので今の段階で判断するのは時期尚早という声もあるでしょう。

とはいえ名門大学やプログラミングの天才が集まる学校というのは優秀な学生や教授を集め、すでに世界で活躍している卒業生も多くいる点は教育者として看過できる存在ではありません。


アメリカに限らず、日本の大学も改革が進んでおらず、奨学金を抱えて中には奨学金破産をする学生も多くいます。


そう言った学生を減らすために社会で生き抜くスキルを教えるという方針は大切だと思います。

学問の楽しさを伝え継承していくのが大学の学問だという意見もありますが、お金がなければ研究だってできないのです。

アメリカの学問があらゆる分野でトップなのは豊富な資金力があるからです。

しかし、長く続いた組織は補助金など多くの既得権益に守られるため、変えようとするインセンティブが働きにくくなるのです。

終身雇用制度の廃止もまさにそうで、なかなか既存の大学ではできないことでしょう。

0から必要なものを足していったほうが効率的な組織ができるのです。

変えるためには外部からで、ミネルバ大学が成功を収めることでロールモデルを真似る大学も出てくる可能性は考えられます。

大改革をしなくてもそのフレームワークや教材を他の教育機関に販売することは可能でいくつかの教育機関からそのような打診を受けているとのことです。


僕も将来、外国人起業家を養成する学校を設立しようと日々行動しているわけですが、「社会との距離を縮める」、「そのために実践的なスキルを習得させる」など賛同できるものが多々ありました。


これからの教育を考える上で有意義な一冊だと思います。


2020.06.12 | コメント(0)

藤井聡太 誕生の秘密 〜独学が天才を生む理由〜


最近、アプリの将棋ウォーズを始めました。

特に近年話題になった藤井聡太さんの影響です。

デビューしてから負けなしの快進撃を続けて連勝記録を数十年ぶりに塗り替え、今度は棋聖戦にも挑戦するようです。

新人の棋士、しかも高校生が驚くべきことです。


ただ考えてみれば不思議ではないかなと思います。

なぜなら、今はあらゆる分野で天才が生まれる土壌ができているからです。


どういうことかというと将棋の例で言えば昔はどれだけ素質のある子どもでも才能の伸びに大幅な制限がありました。

なぜなら周囲に将棋の打ち方を知っている人がいて、しかもその人がある程度強くなければ自分も強くなりませんし、自分と相手の予定を合わせなければなりません。

適切な練習相手と対戦するために塾や棋士に弟子入りしなければならなかったのですが、当然近くにない場合だってあります。

都市部に下宿すれば解決するのですが、親を説得しなければなりませんし、引っ越したり下宿するためのコストが半端なくかかりました。

このように才能を育てるためには時間的、場所的に制限があったのです。


ところが近年、状況が一変しました。

要因はやはりスマホとネットの普及です。

スマホのアプリを使うことでいつでも自分のレベルにふさわしい相手と対局できることになりました。


時間と場所の制限を飛び越えたおかげで飛躍的なレベルアップができる土壌になったのです。

実際、藤井聡太さんもネット碁を指しまくって力をつけたということです。


こういった現象は将棋だけにとどまりません。

Youtubeのヨビノリで大学レベルの数学を勉強している小学生や同じくYoutubeで英語を勉強し、ネイティブ並みの英語を身につけて発信者になっている子どももいます。

いつでもどこでも好きなことにアクセスできる状況になったおかげで、短期間に飛躍的に才能を伸ばす子どもが増えてきているのです。


近い将来日本語の分野でも日本人並みの日本語を操る外国の方が出てくることもあり得るでしょう。

そのためには日本語のコンテンツをオンライン化していくことが不可欠でしょう。

2020.06.03 | コメント(0)
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