日本語3.0

インフォメーション

日本語学校がYoutubeを始めるべき3つの理由


Youtubeブームが来ています。

と言ってももちろん、Youtubeは前から注目されていたのですが、その傾向が変わってきたということです。

つまりYoutubeというものが世間に浸透して専業としてのYoutuberという職業が確立したわけですが、最近は逆に様々な分野で活躍している人がYoutubeに参入してきたのです。


個人的に注目しているのはK1の朝倉未来選手です。

「素人の喧嘩自慢にスパーリングを申し込んでみた」「ボッタクリバーに潜入してみた」「ヤクザに絡まれたらどうなるか」など自身の腕っ節やスキルを生かした企画内容で投稿動画の多くが100万再生を超えているというYoutube界の新生です。

従来、格闘家という職業はチャンピョンになってなんども防衛するうちにスポンサーがついて稼げるようになるというビジネスだったので、頂点に立つごく一部の格闘家しか豊かになれませんでした。


しかし、現在は朝倉選手のように工夫を凝らしてコンテンツを発信することで十分な収入を得ることができるようになる時代です。


他にもオリラジのあっちゃんやカジサックことキングコングの梶原氏など芸能界からのYoutube参入が目立ちましたし、ビジネスの第一線で活躍している方も続々Youtubeに乗り出しています。

そんな活躍している方がYoutubeに可能性を見出しているということなのです。

これからの時代個人はもちろん、企業も自身のYoutubeチャンネルを解説し、発信していくことが求められるでしょう。


企業がYoutubeでの発信によって恩恵を被った例として、あるシステムエンジニアのYoutuberが自身の動画であるシステム開発の企業を紹介したところ、80名以上からの応募があり、8名の採用が決定したそうです。

たった一つの動画でです。


今までは人材を採用したければリクナビである一定期間求人広告を出さなければなりませんでした。リクナビで求人を募集しようと思えば数十万、掲載期間によっては100万円はします。


それがYoutubeなら採用費用は一切かからずかつ動画で稼ぎながら人材を採用できるのです。今まではリクルートが求人市場を牛耳ってきましたが、これからは求人市場においても大きなパラダイムチェンジが起きてくることが予想されます。


この状況を鑑みて僕は是非とも日本語学校もYoutubeに参入していくべきだと考えています。

理由は以下の3つです。

1、学校の宣伝&集客効果 2、教師の待遇改善につながる 3、良質な教師の採用

順に見ていきます。

<えごま油>
脳の栄養素であるDHAが豊富に含まれている油です。



1、学校の宣伝&集客効果
日本国内の多くの日本語学校はブローカー頼みで出稼ぎ留学生にきてもらっている状態です。今後は特殊技能ビザが創設されるため、出稼ぎ目的の留学生はそちらのビザ取得に動くと考えられますが、それでも多くの学校は留学生にバイトをさせて学費を徴収し、教師の給料を払っています。

そのため教師が違法労働者から給料をもらうという異常事態が続いてきました。

しかし、Youtubeで先生たちに授業をしてもらい拡散していけば学校を宣伝できます。

いい授業を上げていけばその学校や先生にファンがつき、来日して日本語を学びたいという学習者も出てくるかもしれません。


2、教師の待遇改善につながる
Youtubeで授業を上げていけば当然Youtubeでの広告収益も見込めます。

いい授業をする先生の動画には当然アクセスが集まりますので、再生回数に応じて給料を分配することも可能になるでしょう。


いい授業をすれば給料が上がる成果主義になるので、授業の質を向上させようとするインセンティブも働き、教師同士がお互いに切磋琢磨し合えるような活気ある職場に生まれ変わるかもしれません。


また、動画にするとあとでフィードバックできるので自分の授業や他の先生の授業の改善点も見つけやすく、全体的な授業の向上につながることも期待できます。

<SNSで外国語をマスターする>
もう先生も学校もいらない!?



3、教師の採用につながる
先ほどのシステム開発会社の例の通り、良質な動画コンテンツを発信していくことは低コスト、いやむしろ収益を上げながら人材を採用することにつながります。


今までは学校の近辺からしか教師を採用できませんでしたが、動画授業であれば日本中、いや世界中から日本語教師を採用することも可能になります。


優秀だったものの地方にいてなかなか活躍の場が与えられなかった日本語教師にもチャンスが巡ってくるため、その学校全体の授業の質向上にもつながるでしょう。


このように日本語学校が動画に参入するメリットは多くあります。


一般の教育界同様、日本語業界も時間も場所も選ばない動画授業主体にシフトしていくのは間違いありません。


にも関わらず、現在Youtube用に動画を上げている先生も学校も少ないのが現状です。


今のうちに行動を起こせば日本語教育市場でかなり優位に立てるでしょう。

それでは!

ほしい物リスト公開を始めました。

「ほしい物リスト」
http://amzn.asia/6D79MOV

リストに載っている本をプレゼントしていただいたら
書評にしてブログにアップします。



この記事を気に入っていただいたら
下のバナーをクリックして
ランキング応援よろしくお願いします。
 ↓  ↓

人気ブログランキング

2019.10.09 | コメント(0)

ソフトバンク法人税ゼロは悪くないっすねー  〜大企業減税は当然〜


いよいよ明日から消費税が10%に引き上げられます。

そういった情勢からか現代ビジネスのこんな記事がヤフーの見出しに上がっていました。

純利益1兆円のソフトバンク「法人税ゼロ」を許していいのか?
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67498

「増税になって庶民は苦しい思いをするのにソフトバンクは法人税を払っておらず、それを政府が黙認するのはけしからん」という内容です。

確かにソフトバンクを始め、アマゾン、グーグルなどの巨大企業は日本にほとんど法人税を払っていません。トヨタもリーマンショック以降赤字が続いていたころ法人税を払っていませんでした。

赤字企業には当然納税義務がありませんからね。
(ソフトバンクも赤字だったように思いますが、正確にはわかりません)

増税前にこんな記事がアクセスを集めるのは当然かもしれません。


巨大企業優遇は日本だけでなく世界的な問題になっていますが、これって本当に問題なのでしょうか。

今日はそれについて話したいと思います。

<ホスファチジルセリン>
シナプスが繋がりやすくなり、ひらめきや思考力、学習効果の高まりが体感できました。



結論から言うと大企業問題は全く問題なく、むしろ喜ばしいことです。理由は

1、大企業は雇用を支えている。
2、大企業は無料で様々なサービスを生み出している。
3、徴税すると官僚や政治家がお金を使えるようになる。

の3つです。詳しくみていきます。

1、大企業は雇用を支えている。

当たり前ですが大企業は多くの雇用を支えています。大企業優遇は確かに存在しますが、たくさんの雇用を抱えていて従業員やその家族を養っているからこそ大企業として認められ、優遇政策が受けられるのです。

逆に大企業優遇をやめて増税すればタダでも税率の高い日本です。グローバル企業からはすぐに旨味がないと判断され、日本から撤退を始めるでしょう。

そうすれば日本の雇用は大量に失われ、失業者が溢れかえるかもしれません。


2、大企業は無料で様々なサービスを生み出している。

どう言うことかと言うと大企業、特にグーグルやアマゾンなどのグローバル企業は無料、または格安で多くのサービスを提供しています。

そのおかげで私たちはYoutubeやAmazonで無料で動画や映画を見られるし、それどころかYoutubeには自分で動画を投稿してお金を稼ぐこともできるし、Amazonで自ら出品もできます。

それによってYoutuberやブロガーといった新たな職業が生まれ、多くの人が潤いました。


このようにグローバル企業は売り上げた利益で様々な有益なサービスを提供しており、その利益をユーザーにトリクルダウンさせています。


多くの人の主張通り、大企業増税を実現させるとこれと逆のことが起こり得ます。次の項目へうつりましょう。


3、徴税すると官僚や政治家がお金を使えるようになる。

大企業に増税すると徴税されたお金は当然、政治家や官僚が使うようになります。それで本当にいいのでしょうか?

政治家は基本支持基盤を固めるために使います。それによって無駄な公共事業によって道路や駅、かんぽの宿などの箱物ができました。

もちろん長期的な戦略も何もなく票田向けにおこなったものであり数年で採算が取れなくなったり破綻した施設も多くあります。


これらを鑑みると大企業減税がいかに理にかなっているか、大企業から徴税することがいかに馬鹿げているかがわかると思います。


あとよく聞く話としては大企業は従業員や庶民から搾取していると言うことも言われますが、これも間違いです。

年収800万円以下の人は払っている税金よりも受けている公共サービスの費用や社会保障の金額の方が大きいのです。つまり、低所得者層が逆に富裕層が払っている税金に養ってもらっているのです。


大企業、富裕層に減税するのがいかに合理的かがわかったと思いますので、嫉妬に狂って「富裕層は庶民から搾取している」と騒ぐと富裕層は本当に海外移住を始めるかもしれません。現に多くのプチ成功した起業家はみんな海外移住を始めています。

近い将来、日本に残るのは貧乏人とバカだけになってしまうでしょう。


むしろ富裕層や大企業に感謝していけば我々庶民はおこぼれをもらえるので、彼らに感謝していきましょう。


それでは!

ほしい物リスト公開を始めました。

「ほしい物リスト」
http://amzn.asia/6D79MOV

リストに載っている本をプレゼントしていただいたら
書評にしてブログにアップします。



この記事を気に入っていただいたら
下のバナーをクリックして
ランキング応援よろしくお願いします。
 ↓  ↓

人気ブログランキング

2019.09.30 | コメント(0)

なぜ日本語学校の卒業生は交換留学生よりも語学ができないのか 〜日本語漬けなのに上達しない理由〜


先日、大学教員らしき方が「日本語学校の卒業生は交換留学生よりも日本語能力が低い」とツイートなさっており、それに賛同の声が寄せられていました。

「交換留学生はよく日本語ができるが、日本語学校出身の学生たちは日本語ができず、レポートの課題が出せない」

実はこれは多くの大学教員が体感していることです。

僕も日本語学校の卒業した現大学生に話を聞くと「先生が話していることが全然わかりません」、そう吐露していました。


日本語学校卒業の学生たちは当然、交換留学生よりも日本語漬けになるので日本語が上達しそうなものですがなぜこのようなことが起きるのでしょうか?


今日はこのことについて考えていきます。

<えごま油>
脳の栄養素であるDHAが豊富に含まれている油です。



実はただ膨大な量のインプットをこなしても外国語習得には繋がらないと言うことが第二言語習得論上わかっています。

いわゆるクラッシェンのインプット仮説で、インプット仮説とは学習者の言語能力は現在のレベルよりわずかに高いレベルのインプット(理解可能なインプット)を理解することで自然な順序で習得していくと言う理論です。

現在のレベルをiとして理解可能なインプットをi+1としており、+0だと上達につながらず+2だとわからない言葉が多すぎて効率的な学習につながらないと主張しています。

大部分の理解可能なインプットの中でわずかに理解不可能な単語や文法を読んだり聞いたりすることで前後の文脈からその未習単語を類推することができ、効率的な学習ができると言うことです。

『日本語を教えるための第二言語習得』


そう考えると語学学校において一斉授業をしている日本語学校はこの理論には沿っていません。


なぜなら授業でわからない箇所があっても授業はどんどん先に進み、気づいたら理解不可能な単語や文法ばかり授業で流れることになるからです。

そうなると知っている単語や文法から未習語を類推することは全くできなくなるので多くの授業を受けても全く習得できずに学校を卒業していくのです。

出稼ぎ留学生に頼っている学生は特にストレスと疲労が溜まっている学生がほとんどですから、余計顕著にその傾向が現れるでしょう。


反対に海外からの交換留学生は日本語漬けではないものの、今や母国にいながらネットを介して多くの日本語のリソースに触れることができます。



自分の理解可能インプットに合わせて教材を選択できるし、自らのペースで学習を進められるので、インプットから語彙を習得しやすくなるのです。


近年、ネットのツールを通じて独学で勉強してネイティブ並みに日本語が上達している学習者は増えてきています。

ロシア出身のレナさんですが、彼女も日本語学校に通わず独学で日本語を勉強し、自国で行われた日本語スピーチ大会で優勝するほどになりました。

https://twitter.com/Elena_606

ジョージア出身のケタさんはyoutubeで落語を見て紙に書いて覚え、来日時に実際に高座に上がって落語「じゅげむ」を披露しました。

ケタさん
https://twitter.com/pinocchioo_o

以上が国内の日本語学校出身の留学生より交換留学生の方が総じて日本語が堪能な原因です。

これからの時代は熱意ある優秀な学習者は教室授業よりネットでコンテンツで学んだ方が効率がいいということに気づき、教室に来なくなるでしょう。


そうなると教室授業の役割としては適切なフォローアップをすることが重要になってきますが、今の日本語学校のように適当に「とにかく卒業させればいいや」というスタンスでは学校の価値はなくなってくるでしょう。


いつも言っていますが、これからの時代は国内の日本語学校に来る学習者は激減します。

それに伴って日本語教師の職場も激減するでしょうし、現にしています。

給料に不満を持つ教員も多いようですが、自分の役割の最低限も果たせなければ賃上げどころかリストラ対象になり得るでしょう。


学校にこだわらない先生はどんどんネットコンテンツを生産し、日本語学校で働いていきたい人はきちんと責務を果たしましょう。


それでは!

ほしい物リスト公開を始めました。

「ほしい物リスト」
http://amzn.asia/6D79MOV

リストに載っている本をプレゼントしていただいたら
書評にしてブログにアップします。



この記事を気に入っていただいたら
下のバナーをクリックして
ランキング応援よろしくお願いします。
 ↓  ↓

人気ブログランキング

2019.09.19 | コメント(0)
テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます
Copyright © 日本語3.0 All Rights Reserved.