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『ZERO to ONE』 ピーター・ティール A 〜独占ビジネスの見つけ方〜


前回までの記事でこれからビジネスを始める人は
競争ではなく独占を目指すべきだということが
わかったと思います。


『ZERO to ONE』〜君はゼロから何を生み出せるか〜


ではそんな独占できるようなビジネスの種を見つけるためには
どうすればいいのでしょうか。


今回はそれについて述べます。


・独占のタネを見つけるためには

ティール氏は本書で以下のように述べています。

「本当に社会のためになるのは、これまでと「違う」ものだ。
 それが新たな市場の独占を可能にし、企業に利益をもたらす。
 最良のビジネスは見過ごされがちで、大抵は大勢の人が手放しで
 賞賛するようなものじゃない。
 誰も解決しようと思わないような問題こそ、一番取り組む価値がある」


このようにティール氏は「隠れた真実を探せ」と述べています。


よくビジネスするにしても「何をしたらいいかわからない」と
そういう人がいますが全くそんなことはありません。


ビジネスというのは問題解決をした結果報酬をもらうことであり、
問題の数だけビジネスの種があるのです。


もし本当にないのならこの世は完全無欠な世界であることに
なってしまいます。


もちろんそんなことはなく社会は問題で溢れかえっています。


ただ、問題が大きすぎて見て見ぬ振りをしている人が多いのです。


ティール氏の言う通り
誰も解決しようと思わないような問題こそ一番取り組む価値があるのです。


なぜなら「誰も取り組まない=独占市場」だからです。


あなたも今の職場や今まで見てきた社会問題で
見過ごしてきたものがあると思います。


僕と同じ日本語業界の方でしたら

・出稼ぎ留学生の問題、
・技能実習生の問題、
・ICT化の問題、

様々な問題がありますが、誰もみんな解決しようとせず
見て見ぬ振りをしています。


いや、問題だとすら思っていないかもしれません。


「見えない真実」はみんなが見て見ぬ振りをしている、あるいは
問題だとも思っていない問題の解決策をずっと探っていくことで
見つかるのです。


こうしてみると起業のチャンスはそこらじゅうに転がっている
ことがわかります。


複雑で大きく見える問題から逃げたくなる気持ちもわかりますが、
そんな大きな問題もつまるところ小さな問題の集合体です。


したがって自分に解決できそうな小さな問題を探し、
一つ一つに向き合って解決していけばいいのです。


お金にならないから嫌だと言う人もいるかもしれませんが、
お金のことは気にしなくてもいいのです。


きちんと問題に向き合って行動し、情報発信していく人には
必ず人もお金もついてきます。


これを読んでいるあなたも今まで見て見ぬ振りをしていた問題を
解決するために一歩踏み出してみましょう。

未来は自然に良くなるのではなく、一人一人の間断なき努力によって
良くなるのです。


あなたの一歩が社会にとって大きな一歩になります。


一つずつ行動に移していきましょう。


それでは!


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2019.04.22 | コメント(0)

『ZERO to ONE』 ピーター・ティール @ 〜競争ではなく独占せよ〜


今日は以前も紹介した世界的起業家ピーター・ティールの
『ZERO to ONE』です。

『ZERO to ONE』〜君はゼロから何を生み出せるか〜


ピーター・ティールといえばPaypalの創業者として知られ
Facebookにもいち早く目をつけて投資して莫大な利益を上げた
投資家としても知られる。


大統領選においてはウォール・ストリートが大挙して
ヒラリークリントン支持に回る中、トランプ大統領支持に回り
予想を的中させ驚かせた。


現在は人工国家建設に着手するという
飛躍した発想を常に実現にまでこぎつけてきた
世界をリードする起業家、投資家である。


そんな反逆児が書いた本だけに本書では従来の常識とはかけ離れた理論が
多く語られています。

それだけに刺激が強く受け入れられない人も多くいると思いますが、
しかしよくよく読んでみると理がかなっており
今成功している企業全てに当てはまるものばかりです。


これから起業する方にはぜひ一読してほしいと思い、
今回記事にしました。


・競争ではなく独占せよ

戦略書のバイブルである「孫子」に以下のような記述があります。

「およそ用兵の法は、国を全うするを上と為し、これを破るはこれに次ぐ。
 軍を全うするを上と為し、軍を破るはこれに次ぐ。

 〜中略〜

 是の故に百戦百勝は善の善なるものに非らざるなり。
 戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり。」



戦って勝つのは敵も味方も傷つけるので戦わずして勝つのが上策である、
と述べていますが、ティール氏も本書の中で

「絶対に競争するな。独占せよ」

ということを強く強調しています。


従来の経営手法は「ライバルに負けないように頑張る」ことが美徳であり
いかにライバルを打ち負かすかに終始し、競争に勝った企業理論こそが
美学だとされてきました。


なぜ競争がダメなのかというと一言でいうと誰も得をしないからです。


飲食店などを見れば一目瞭然で、限られた土地に
限られた顧客しかいない中で店が乱立しています。


しかも、どの店もオリジナリティがなければ顧客からすれば
「まあ、どこで食べてもいいや」
ということになります。


じゃあ、どうするかと言えば価格を下げるしかありません。


そうすれば他の店も価格を下げ出して価格競争が起こり、
それぞれの店の売り上げも給料も下がります。


このように競争すると誰も得をしない事態が生じるのです。


また競争の欠点としてコピー品が乱立し、
オリジナリティを追求する姿勢がなくなる点が挙げられます。


こうした競争主義は学校教育での成績評価などが原因になっている
とティール氏は述べています。


しかし今の日本、いや世界に必要なのは
「ZERO」から「1」を生み出す事業なのです。


つまりオリジナルの独占企業です。


独占企業というと悪い印象を持つ人が多くいますが、
競争よりもはるかに利点があります。


まずイノベーションが起こり、人々の生活が便利になります。


Googleができたことで辞書という概念が代わり、
誰でも分け隔てなく情報にアクセスできるようになりました。


そしてイノベーションが起こることにより新しいビジネスが生まれ
そこに参入することでトリクルダウンが起きます。


Googleであれば多くのブロガーがアドセンス広告を稼ぐようになったし、
Youtubeが世界中にリーチしたことで多くのYoutuberが生まれました。


このように0から1を生み出す独占企業は競争に比べて
とてつもない恩恵を社会にもたらすのです。

<ホスファチジルセリン>
シナプスが繋がりやすくなり、ひらめきや思考力、学習効果の高まりが体感できました。




・まずは小規模から始めよ。

では、そんな企業を作るためにはどうすればいいのでしょうか。


ティール氏は「まずは小さな市場から独占せよ」と述べています。


理由は簡単で小さい市場の方が支配しやすく、失敗しても
リスクが低いからです。


ティールが最初に手がけた決済サービスは全世界向けだったのですが
市場が大きすぎて誰からも発見されず失敗に終わりました。


そこでeBayに特化した決済にしたところ順調に伸び始め
結果世界を席巻する決済手段になりました。


Facebookも最初は大学内のコミュニティサイトのような形から始まり
Amazonは書籍の販売から始め、結果全世界へと規模が広がりました。


小規模から始めて独占が終わったら次の類似した市場に進出し
その過程でシステムのあり方を変えていくのがベストなのです。


・先行者より後続者が優位である。

ビジネスの世界ではよく「とりあえずやってみろ」「先手必勝」が
大原則であったが、ティールはこれをも否定しています。


もちろん、行動は大原則ですが「ダメな計画でもないよりはいい」
と述べています。


つまり、ビジネスでは終局を制した方が勝つからです。


どういうことかというと先手を打ってもその商品やサービスの質が低ければ
後から参入してきた質の高いプロダクトに市場を取られてしまうからです。


後続者は先行者の商品やサービスを研究できる立場にあるので
先行者よりもより良いプロダクトを算出できるので、
最終的には勝ちやすいのです。


現にAmazonもGoogleも先行者が既にいましたが、
他社よりも試行錯誤を行なった結果、最終的な勝者に立てたのです。


したがってすぐに手を出すよりもきちんと計画とプロダクトを練って
参入すべきなのです。

繰り返しますがライバルと戦うための計画とプロダクトではなく
ライバルと違った独創的な商品サービスで、かつ
ライバルがいない市場に参入するかが大事です。


ここまで読んでいただいた方は

「競争せずに独占すべき」
「小規模から始める」
「独占したければ先行者利益じゃなく後続者優位をとる」

ことがわかってもらえたかと思います。


では、どうすればこのようなビジネスの種を見つけることが
できるのでしょうか。


それについては次回の記事で述べようと思います。


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2019.04.21 | コメント(0)

日本語の構造を再考する


良質な日本語教育を行うためには学習者にとって日本語が
どのように見えているのだろうかと
日本語の構成を客観的に見つめ直すことが大切である。


今回は日本語の構造を見直し、学習者にどのように見えているのか
考察した。


<日本語>金田一春彦



「春が来た」という文はいくつの語に分けることができるか。
次の二つの見方ができる。

(1)「春/が/来た」(3語)
(2)「春が/来た」(2語)


(1)は「春」「が」と「来た」の3語から構成されている
と考える立場である。


具体的には「春」という名詞に「が」という格助詞、「来た」という
「来る」の過去形から構成されるということである。

換言すれば名詞は膠着的に表現され、動詞は屈折的に表現される、
という捉え方であり日本語文法で主流となる考え方である。

なお「膠着(こうちゃく)」の「膠」とは「ニカワ」であり、
主に魚の骨や皮から作られた昔の接着剤である。


日本語では格助詞がこの膠のような役割に見立てられ
「が」「を」「で」などはどの名詞に接続されても
それぞれの意味に変化は生じない。


一方、日本語の動詞は屈折語の様相を呈する。

屈折語とは語幹を軸として付属語が変化することによって意味が
変化する性質を表す語である。


例えば動詞「書く」であれば語幹が「kak」で活用語尾が
「e, kou, ita, ite, itara」と付随することによって意味が変わるのである。

このような活用語尾は一般に「助動詞」と言われている。


一方(2)は「春が」と「 来た」の2語で構成されているという立場である。


具体的には「来た」の役割の解釈は(1)と同じだが、
「春」という名詞に「が」という主体の役割を表す
活用変化語尾が付属したと考える、つまり名詞も
膠着語として捉える立場であると言える。


(2)のように名詞が活用変化を起こすという考えは
日本語文法において主流ではない。


日本語、または国文法においては名詞には膠着要素である格助詞が
接続され、動詞には屈折要素である助動詞が接続される。


つまり、日本語は膠着語と屈折語両方の要素を備えた言語である
という捉え方が主流である。

とはいえ実際、世界の言語の中には名詞が活用変化を起こす言語も存在し、
学習者の国籍によってはこの捉え方の方がわかりやすい場合もある。


このような捉え方があることに留意しておくことは学習者を
指導する上で有益だろう。

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2019.04.20 | コメント(0)
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